USMLEとは?
USMLEとは、United States Medical Licensing Examination の略でFSMB(Federation of State Medical Boards:医事審議会連合)とNBME(National Board of Medical Examiners:国立医療試験審議会)による米国で医師免許取得の際に行われる試験のことをいいます。日本人が米国で医師として働く際に必要な免許となります。
USMLEでは大きく分けて3つのSTEPで構成されています。
STEP1では、基礎医学分野から約310問の出題となっています。出題科目は解剖学、生理学、生化学、薬理学、病理学、行動科学です。
STEP2では、臨床医学分野からの出題となっています。STEP2では、①臨床知識と②臨床技能の2つによって構成されています。臨床知識の出題科目は、内科学、外科学、小児科学、精神医学、産婦人科学、公衆衛生、家庭医学、救急医学等です。臨床技能では、基本的臨床技能に関する実技試験となっており、12種類のスタンダードな症例に対し、模擬患者役から、問診、診察、診断等を行っていきます。
STEP3では。総合的な医療知識と実践に関する試験となっています。
米国の医学部に在籍・卒業していなくても、World Directory of Medical Schoolsに掲載されている医学部の在学生、卒業生であり、受験要件を満たしていれば誰でも受験する事ができます。
USMLEは日本の試験対策とは全く異なるので、きちんとした対策が求められます。
医学生道場のUSMLEを取得した医師講師と共にUSMLEの対策をしていきましょう。
USMLEの特徴として各試験で米国の医学生合格率は9割と非常に高いのですが、外国人受験者の合格率は5~6割程度となっています。なので、外国人受験者にとっては普通の医学部の試験に比べ、ハードルの高い試験となっています。以上の事も考慮にいれてどのコースの授業を受講するか考えてみてください。
参考リンク:http://pf.prometric-jp.com/testlist/usmle/jp/