医学部に入学したけれど進級するのが難しいと悩んでいる人は年々、増加しています。医学の進歩や大学によっても事情があり、医学部を取り巻く環境も数年の間に目まぐるしく変化しています。家族に医学部卒の方がいたとしても、自分達の時代と大きく異なる現状に、家族もベストなアドバイスが出来ているのか不安になることも少なくはありません。せっかく入学した医学部で頑張るにはどうしたらいいのでしょうか。
医学部に入学するということはとても難しく、本人だけでなく家族も相当な努力を積み重ねていたはずです。難しい医学部にやっと入学して家族は少しホッとしますが、本人にとってはようやくスタートラインに立ったということになります。医学部の留年率は年々増加しており、特に一年生の留年率が増えています。医学部は、他の学部に比べて全ての科目が必修科目となっているので、一つでも単位を落としてしまったら留年という難しさがあるのです。医学の進歩もめざましく、覚え直さなくてはならないものもあり、慣れない大学生活に加え提出しなければならないレポートや出席しなければならない授業等で疲弊してしまうこともあります。家族にとっては、大変だけど医学部にも入れた、努力できる子だしきっと乗り越えられるから大丈夫と思いがちですが、昔よりもっと厳しい、そんな難しい環境を乗り越えていくのに自己流で大丈夫でしょうか。
特に私立の大学の医学部では年々、進級試験や卒業試験が難しくなっている傾向にあり卒業試験は大学によっても異なっています。理由は様々ありますが、ひとつには国家試験の合格率をあげるために進級試験や卒業試験を難しいものとして、国家試験に合格する可能性を上げたいと考えている大学があるということです。ご家族の中には、自分達だってやって来たのだから出来ないわけがない、といった考え方を持つ方もいるようですが、それだけ医学は日々めまぐるしく進歩しているのです。進学するためには多くの努力と勉強量が必要なのは当たり前のことだとは思いますが、その努力と勉強方法は今の自分、そして在籍している医学部にも見合ったやり方なのでしょうか。医学部には難しい内容の学習量がとても多いので、無理したやり方で効果がでないのであれば、段々と意欲も無くなっていくという悪循環に陥ってしまい、負のスパイラルになってしまうことも少なくはありません。
難易度の高い医学部で進級していくためには、経験者や専門家のアドバイスを受けるのが近道な事もあります。「今、自分の立てている学習計画は本当に合っているのか」、「このままの戦略で大丈夫なのだろうか?」といったものから、「意欲が無くなってしまった時にはどうしたらいいか?」という悩みまで、当社の「医学生道場」ならきめ細やかな個別指導を便利に受けられます。年齢の近い先輩医師が指導してくれるので、医学部ならではの難しい問題や、ちょっとしたつまずき等も気軽に質問することが可能です。臨床現場と関連付けて教えてもらうことができ、具体的に学べます。医学生道場は、塾のように通える4つの校舎のほかに、地方で通えない方のための通信教育もあるので安心です。勉強だけでなく、「夜型になっているので生活習慣を改善したい」といった内容にも具体的にアドバイス!せっかく入学したけれどついていけないかな、と思う本人も、何とかしてあげたいという家族も、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
昔よりもっと難しくなった医学部の進級は、様々な人の力を借りて乗りきっていくのがベストなのではないでしょうか。せっかく努力して医学部に入学したのですからきちんと進級、卒業、国家試験の合格と歩んでもらいたいですよね。ここで多くの人の力を借りても、将来医師となって多くの人に力を与えられるようになってもらえたら嬉しいです。