医学生の皆様こんにちは。医学生道場です。
さて、前期の期末試験の季節ですね。時の流れは速いものです。
これまで15回の講義の内容の総復習ーー進捗はいかがでしょうか。
私が大学1年生の時は、1週間前からテストを意識し始めるものの、勉強時間は1日1時間にも満たないものでした。
そしてテスト前日に焦りながら足掻いてみるものの結局不合格、という王道の劣等生ムーブをかましていました。
これではあかんということで、2年生からは2週間前から意識することにしました。
しかし、意識したところで勉強しなければ意味はなく、そもそも十数個の専門科目に対して2週間では足りない、ということに私は気づいていなかったんですね。
そうして私は、2年生前期本試験終了時のGPAが0.8、という過去最悪の成績を叩き出すのでした。
(その後、救済措置をクリアできたためになんとか単位は取れ、成績確定時のGPAは1.3程度になりました。)
このように、意識するだけでなく勉強という行動に繋げなければ何の意味もありません。たとえ何か月前から不安がっていようとも、勉強しなければ不安になるだけ損というわけです。
じゃあ勉強しようかと思っても、なかなかそんな気分になりませんよね。
そこで今回は、勉強のやる気を出さずに勉強する方法を2つほど紹介します。
この記事を参考にし、自分自身に最適化して使ってみてください。
ではいきます。
いきなりやる気が必要そうなのが来たなー、と思ったそこのあなた。
ちょっと待ってください。私は「自習スペースに籠る」と言いましたが、「勉強する」とは言っていません。
もちろん勉強することが理想ですが、とりあえず最初は中に入って周りの迷惑にならないように勉強っぽいことをしていてください。
授業でもらったプリントを眺めるのが一番手っ取り早い取り組みでしょうか。
まあ、教授がこんなこと言ってたかなー、くらいのことを断片的に思い出しながら眺めれば十分です。
時間は数十分~1時間くらいですかね。そして、これを何回も続けます。
別に負荷をかける必要はありません。プリントを眺めるのも嫌なら、教授の授業を自習室で思い出してみるだけでも十分です。
そんなことをしている内に、ふとあなたは気づくわけです。
「あれ、この時間で宿題やレポートやった方が得なんじゃね。」
はいここ注目です。この気づき。自分からの気づき。自分から自分への提案。これが勉強を続ける原動力になります。
そうなれば、後は「過去問解いた方がいいんじゃね」、「授業プリントを説明できるまでに理解したらテスト勉強になるよな」、といった気づきが降りてくるのを待つだけです。
このように、自発的に改善策を提案させるような状況を作り、やる気を誘導することがこの作戦の肝になります。
授業終わりに勉強すればいい、なんてことは誰でも分かるわけです。家だと気が散るから外の自習スペースを使おう、なんてことも普通の勉強法です。
しかし、最初からアドバイス通りに勉強しようとすると、やる気がもちません。頭では有用性を理解していますが、結果が伴っていないため心から納得できていないからです。
そこで、敢えて段階を踏み、頭の理解を心の納得まで持っていく、この方法をおすすめします。
ただし、この方法は気づきが降ってくるまで待つ必要があるため、即効性には乏しいです。
今からすぐ試せる方法として、2つ目の方法を挙げます。
やる気が出ない時の勉強方法その2です。
読んで字のごとく、覚えなければならない単語を紙に書いて書いて書きまくります。
勉強のやる気はないけれど焦りがひどい、なんて時におすすめです。書くだけならいつでもできますし、それで勉強のやる気が出たならばしめたものです。
今の自分に最も必要な勉強に手を広げてみましょう。
また、この方法は使う場所や時間を選びません。授業中にもできます。
例えば私は、授業中眠くて眠くて仕方ないときに、単語を延々書いていました。どうせ眠くて授業内容は頭に入っていないので、何をしてもマシだろうと判断してのことです。
しかしながら、このとき書いて覚えたはずの単語は、テスト直前に確認したところ全く覚えていませんでした。さらに、授業の重要な説明を聞き逃す可能性もあります。
そのため、授業中には眠気覚まし程度に使うのがよいでしょう。
さて、ここまで勉強のやる気が出ないときに勉強する方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
心から納得して勉強の習慣づけをする、脳みそを使わずにできる勉強をする、といった内容でした。ぜひ、自身の性格や好みに合わせ、最適化してみてください。
しかし、これらの勉強方法は全て一人で自習する際の勉強方法です。したがって、
「他人に褒められたら勉強する気が起きるんだけどなぁ」
という方は、最適化することが難しいかもしれません。
また、これらの方法で勉強することはできるようになったとしても、数か月単位でどのように勉強を進めるか、という勉強計画は自分で管理しなければなりません。
残念ながらこれに関しては、期末試験から逆算して必要そうな勉強をしてね、としか言えません。
そのため、計画的な勉強のやり方まで知りたかった方は、肩透かしを喰らってしまったかもしれません。
しかしご安心ください。もう一つ対策をご提案させていただきます。
人に褒められたい、勉強計画の管理まで教えてほしい、そんな方には「医学生道場」をおすすめします。
前もって決められた日時に指導が実施されるため、やる気の有無によらずに学習が可能です。
現役医師によるマンツーマンの個別指導で、その人に合わせた定期試験対策が可能です。臨床のプロから教わる医学は、あなたの知的好奇心を刺激し、やる気を引き出すこと請け合いでしょう。
もちろん、勉強を順調に進めれば褒められることもあるでしょうし、月に数回の指導を受けることで、勉強のペースが掴みやすくなります。
それだけでなく、勉強計画も講師と相談しながら立てられますので、長期的な勉強の管理もできます。
特に現在は、期末試験直前期ですので、週に複数回の指導を希望できます。
期末試験の勉強が全く進んでいない人だけでなく、最後に追い込みをかけたい方は、ぜひ下記リンクのQRコードから公式LINEを友だち登録し、情報収集してみてください。
https://liff-gateway.lineml.jp/landing?follow=%40472iuhxl&lp=1KhJJK&liff_id=1656677898-wjNyxNy7
やることがあるのにやる気が出ず、放置してしまうこと、ありますよね。
やる気を出して物事に取り組むことも一つの方法ですが、やる気を出さずに物事をこなすこともまた、有用な方法です。
視点を変えて、やるべきことと向き合ってみてください。
医学生道場