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こんにちは! 医学生道場です。
10月も終盤に入り、すっかり秋ですね。秋を通り越して冬の気候に近いほど気温が低い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
10月と言えば、定期試験やCBT、OSCE等の試験がひとまず終わった方や、これからそれらの試験を控えている方などが入り混じる、医学生にとって大忙しの時期ですね。また、期末試験が間近に迫ってくる時期でもあります。
医学生道場は、10月は繁忙期に入り、日々医学生の皆さんが勉強に励んでいるのを見つつ、応援の気持ちを送る毎日です。(笑)
本日は、そんな応援の気持ちをすこしでも医学生の方たちに還元できるように、勉強で忙しい皆さんへ勉強のコツを伝授していきたいと思います。
学年問わず読んでいただける内容になっていますが、特にまだ自分なりの勉強法を確立していない1,2年生の方に参考になればうれしいです🎵
まずは、毎日の講義や、部活やサークル活動に追われている忙しい医学生が、勉強時間をどのように確保すればいいのかを伝授いたします!
受験生時代に電車での通学中に勉強していたという方も多いと思いますので、実践している人は多いかもしれません。
といっても、大学受験用の勉強と、医学部での勉強は全くと言っていいほど別物です。英単語を覚えるように医学の勉強はできませんよね。
そこで、私がおすすめしたいのが、レジュメを読む! それだけです!
医学部の試験では過去問とレジュメが重要ということは過去の記事でも再三お伝えしてきましたが、レジュメは先生が重要と考える部分がまとまっている大事な資料であり、レジュメの内容をしっかり頭に叩き込むことが試験突破の秘訣です。
その大事なレジュメを、通学時間という毎日のルーティンの中で読むことで、記憶に自然と定着していくのではないでしょうか。
他にも、過去問を解いていく中で重要な単語を自分でノートにまとめ、それを読む、という手段もあります。まとめノートについては後ほどご紹介しますね。
医学部の時間割は授業が詰まっています。しかし、いくら詰まっているとはいえ、空きコマや実習の空き時間がある日もあると思います。そういった時間を有効活用しましょう。
通学時間と同様に短い時間のため、過去問の解答作成など時間のかかるものではなく、直前に受けた授業の復習や、まとめノートの作成、空きコマがある際は映像教材の受講など、+αの勉強を行うことが時間を有効に使うコツです。
また、大学での空き時間ということで、勉強に行き詰った際同級生や先生にすぐ質問をしに行くことができます。大学内での利点を活用しながら勉強していきましょう。
このような短い時間での勉強も、トータルとしてみていくとかなりの時間になっていきます。上手く時間を使って勉強に生かしていきましょう。
医学部での勉強は、暗記科目が多いです。医学生の皆さんはとっくの昔に知っている事実でしょうが、とにかく! 暗記が多いです。
これは、医学部の試験に限った話でなく、医師となった後にも、臨床の場で暗記はついて回ります。
そのため、暗記のコツを今から身に付けておくことが重要です。
試験合格のために必要な暗記法は、教科書や参考書を丸暗記するのではなく、過去問に出題される問題を中心に勉強していくことです。
過去問は、解答を作成することに集中しがちですが、重要なのはその先です。過去問を何度も繰り返し演習していくことで、記憶にも定着していきます。
また、過去問を使って暗記していく際は、問題の解答だけでなく、問題文や正解以外の選択肢についての知識を同時に調べてノートやタブレットにまとめてみましょう。
自分でまとめノートを作ることで記憶への定着率も上がりますし、周辺知識を同時に覚えていくことで、試験の合格率は格段に上がります!
何度も繰り返し勉強していくことで記憶に定着していきますが、とはいえどうしても暗記が難しいような言葉がいくつも出てくるのが医学の勉強ですよね。
そこで、使うと便利なのが語呂合わせです! 語呂合わせの単語が多数掲載されているサイトをご紹介します。
上記のサイトをはじめ、医学生に役立つサイトやアプリを紹介している記事もございますので、ぜひそちらもご覧ください!
記憶の定着には、目で見るだけではなく耳で聞いて、手で書いて…という、視覚以外の感覚を使うことが重要です。
例えば、上記でご紹介した語呂合わせは、ただ見るだけでなく、勉強用のノートやレジュメに書き込んでみたり、付箋に書き込んで部屋に貼り、その後声に出して読んでみると、格段に記憶への定着度が上がります!
勉強していてなんだか眠くなってきた…。というときも、声を出したり歩きながら覚えてみたりすることで目が冴えますし、しっかり覚えることもできます! 勉強中の気分転換にももってこいの方法ですね🎵
以上、医学生に向けた暗記のコツをご紹介しましたが、反対にNGな暗記方法をご紹介していきます。当てはまる人がいたら、今日から気を付けて改善していきましょう。
①まとめノートを作って満足する
まとめノートとは、過去問やレジュメの中から試験に出そうな単語をまとめていくノート を指します。まとめノートは、効率よく暗記するためのものです!
そのため、ノートにまとめた後は何度も読み返さないと意味がありません。1日1回は見返し、記憶の定着を目指しましょう。
②いろんな教材に手を出す
いろんな種類の参考書や、自分でまとめたノート…。試験合格のために、あれやこれやと手を出したくなってしまいますよね。
しかし、それらを全て完璧にこなすのは至難の業。教材をあれこれ使うよりも、過去問とレジュメを完璧にするほうが効率的であり、試験合格の近道 です。
③徹夜する
睡眠時間を削って暗記に充てる、というのは最も効率が悪いです。その場で一生懸命覚えたことも、すぐに記憶から消えてしまいます。
睡眠をしっかりとって、先程ご紹介したようにスキマ時間を見つけて勉強することで、効率よく試験合格を目指すことができます。
試験に向けた勉強方法をご紹介してきましたが、次は試験当日の心構えについてご紹介します。勉強の成果を100%発揮するため、試験直前、家を出発する前にチェックするなどご活用ください🎵
まずは、試験に必要な持ち物をすべてそろえた状態で試験に挑みましょう。
試験当日にあれがない! これがない! と焦ることがないよう、できれば前日にチェックしておきましょうね。
〈チェックしておくべき持ち物〉
・薬 (目薬、頭痛薬など普段使っているものを持っていきましょう。)
・カーディガンなど、体温調整ができるもの
・鉛筆、消しゴムは予備で+2,3個 (多すぎて困ることはありません。)
試験前日に睡眠時間を削って詰め込んだとしても、当日寝不足でパフォーマンスが落ちてしまっては元も子もありません。
いつも通りしっかりと睡眠をとってから試験に落ち着いて挑みましょう。
理想は7時間以上の睡眠です。
直前に見直すものは事前に決めておきましょう。
1科目につき参考書1冊、もしくは試験のためのまとめノート を持っていきましょう。
普段から自分が見慣れていて、重要な点がまとまっているものを持っていくことが大事です。
血糖値が急上昇すると眠くなってしまい、試験に集中できません。
コンビニでご飯を買う際は菓子パンなどは避け、いつもと同じものをいつもと同じ量食べることを心がけましょう。
以上、試験に向けた勉強術をご紹介してきました。
10月も終盤、試験に向けて勉強に追われる皆さんにとってすこしでもお役に立てればうれしいです🎵
医学生道場は、医学部の試験合格に導くための豊富なノウハウがあります。
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また、豊富な知識で一人ひとりに合った教材の紹介や勉強方法の確立をお手伝い いたします。
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