こんにちは!医学生道場です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
卒業試験が終わり、いよいよ国家試験の季節が近づいてきました。
緊張感が高まる中ですが、この記事では、皆さんの努力が形になるよう、進級率や合格率などのデータをもとに役立つ情報をお届けします。
未来の医療を担う医学生の皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです!
本記事では、各医学部の進級率や医師国家試験の合格率について深掘りします。また、既卒者の合格率や性別による違い、そして国公立・私立大学の特徴についても触れていきます。
さらに、国家試験合格に向けた効率的な学習方法や対策についても具体的にご紹介します。
また、記事の最後に全医学部の進級率や国試合格率の一覧を掲載いたします。
ぜひ最後までご覧ください!
まずは、令和4年度の各医学部のストレート卒業率から見ていきましょう。
【国立大学ストレート卒業率ランキング】
【公立大学ストレート卒業率ランキング】
【私立大学ストレート卒業率ランキング】
この年は、福島県立医科大学と順天堂大学が卒試留年を出さず、さらに国家試験の合格率が100%でした。
(各大学の医学部医学科の入学状況及び国家試験結果等より https://www.mext.go.jp/content/20231010-mxt_igaku-100001063_2.pdf)
令和5年度(第118回)の医師国家試験は、2024年2月3日(土)と4日(日)に実施され、3月15日(金)に結果が発表されました。
合格基準は以下の通りです:
この年の受験者数は10,336人、合格者数は9,547人で、全体の合格率は92.4%(前年度91.6%)でした。
【新卒と既卒の合格率】
既卒者の合格率が低いことから、できるだけ在学中に国家試験に合格することが重要だということがわかります。また、既卒者も国試浪人すればするほど合格率が下がってしまいますので、できる限り今回で合格をするように努めましょう!
【男女別合格率】
どちらも昨年度より合格率が上昇していますが、今年度は男性が昨年度に比べ伸びを見せています。しかしながら、依然として女性がやや高い合格率を維持しています。
※全大学を描きだすのは見づらくなってしまうため、一部ピックアップしています。全大学の合格率は記事の最後の引用元をご確認ください!
【国立大学】
【公立大学】
【私立大学】
特に、群馬大学、名古屋大学、自治医科大学、東海大学は新卒合格率が100%でした。
(第 118 回医師国家試験の学校別合格者状況より https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/001226842.pdf)
さて、ここまで卒業・進級率や国試合格率についてお話ししてきました。
それでは、どのような学習や対策が効率的なのでしょうか?
以下に、国試合格に向けた学習のコツをご紹介します。
・学習スケジュールを立てる
まずは早めに学習を開始し、計画的に進めることが大切です。特に、5年生から少しずつ学習を始めることで、余裕を持って試験本番を迎えることができます。無理のないスケジュールを立て、日々の学習を習慣化しましょう。
・過去問の徹底活用
過去問や問題集を繰り返し説くことで、出題傾向や重要ポイントを把握できます。ただし、過去問の暗記をするのではなく、解説を読み込み、関連知識を深めることが重要です。間違えた問題や迷った問題は必ず印をつけておき、いつでも復習できるようにしておくことが、苦手分野の克服に繋がります。
・予備校や講座の活用
最新の出題傾向や効率的な学習方法を学ぶには、予備校やオンライン講座の活用がおすすめです。
特に、独学に不安がある場合は、プロの指導を受けることで自信につながり、長期的な学習の進捗管理や学習度の確認も行えます。
・弱点科目の強化
問題集を解き、間違えた問題やなかなか覚えられない問題を把握し、重点的に学習しましょう。これにより、科目全体の得点力を効率的に向上させることができます。
・定期的な復習と模擬試験の受験
一度覚えた内容でも、時間がたつと忘れてしまうことはよくあります。そのため、慢心せず定期的な復習を習慣化しましょう。また、模擬試験も受験して抜けが無いかどうか、知識が確実に身についているかを確認することも大事です。模擬試験は試験本番のシミュレーションとしても役立つので、是非受験をおすすめします。
・体調管理とメンタルケア
最後に勝負を左右するのは、自身の体調です。長期間の学習となるので、適度に休息や運動をして、健康を維持することが大切です。ストレスをためないよう、趣味の時間を確保して、心身に無理のない学習を行っていきましょう。
国家試験に向けては、4年次や5年次からの計画的な準備が鍵となります。模試や特別講座を活用し、自分に合った学習スタイルを早めに確立して進めていきましょう。
既卒受験が難しい現状を踏まえ、卒業後すぐの合格を目指すことが、医師としての道を早く切り開くための最短ルートです。この記事を参考に、皆さんの試験対策が少しでも効率的に進むことを願っています!
現在、医学生道場公式LINEにて無料でご相談を受け付けております。この記事を読んで医学生道場に興味を持って頂けた方は、この機会に是非友だち登録をお願いいたします。
医学生道場で指導する先生方は全員、医学指導の経験が豊富な現役医師ですので、安心して学べます!
興味のある方はぜひ、こちらの記事もご覧ください。
寒さに負けずに目標に向けた勉強を進めていきましょう。医学生道場スタッフ一同、心より応援しております。
引用元:https://www.mext.go.jp/content/20231010-mxt_igaku-100001063_2.pdf