みなさんこんにちは。医学生道場です。
さて、今回のブログのテーマは大学の定期試験対策です。
え? 大学の定期試験なんて、これまで15回行われた講義の理解度を測っているだけ。講義内容を振り返れば、評価はともかく不合格になるはずがない…?
はい。理屈の上ではそうなんですが、これが本当に難しい。
「範囲は膨大、講義ごとのつながりも理解できず、というかそもそも勉強する気なんてさらさら起きない。」
大学というものをナメきっているとしか思えない発言ですが、これが私の定期試験に対するスタンスでした。
かく言うからには伊達ではありません。
筆者は大学時代、専門科目の再試験に片っ端から引っ掛かりまくり、受けた回数は12回以上。
そのため、見かねた友人たちからは「再試験マスター」や「もはやわざと再試験受けてるだろ」との不名誉な評価を嘲笑とともにもらっていました。
(筆者の母校では、本試験が評価のメインを占める専門科目の講義において、不可ながらも素点が30点以上ある学生は「泣きの一回」ということで、もう一度だけ本試験に相当する「再試験」を受験できる制度がありました。)
こんなのが定期試験対策について語るのかよー、と思ったそこのキミ。
逆に言えば、こんなのでも大学を卒業しています。(医学部ではありませんが…)
対策についてはいろいろ思い出しながら書きますし、ああすれば良かったといった後悔も交えながら書きますので、意外な掘り出し情報があるかもしれません。
ただし、本稿は非医学部出身者が執筆しましたので、医学部の現状と乖離している部分があるかもしれません。
そのため、皆様自身の手で医学部に最適化していただいてから実践していただければと思います。
何か得るものがあれば嬉しいです。
それでは行ってみましょう!
まあ、大学の定期試験対策といえばこうなりますよね。
教授は忙しい人たちなので、たかが学部の試験ごときにいちいち時間を割いていられません。
となれば、一部を改変するだけに留めたり、隔年で問題を使い回すといった手法をとらざるを得ません。
しかし私が大学2年生の時、過去問の使い回しを控えるように教授陣へお達しがあった、という噂が囁かれたこともあります。
勉強不足により本試験と過去問の比較ができなかったので、噂の真偽は不明です。
ただし、周囲の反応を見る限りでは、過去問を勉強する手法は有効そうでした。
しかし、 合格点ギリギリを目指す場合でも数年分の過去問を解くのは前提。
それに加えて、追加で勉強することも必要になってきているのかもしれません。
ところで、実は私、こんな成績ですが過去問の入手に手こずったことはありません。
というのも母校では、歴代の過去問が収載されたGoogleドライブのURLを先輩から受け取り、学科の学生全員で共有していたからなんですね。
一昔前までは過去問を手に入れることでもふるいにかけることができたのに、テクノロジーの進化によって過去問の入手がふるいの機能を果たせなくなった。
そのため、過去問の使い回しを控えるようにしたのではなかろうか、と邪推してしまいますね。
‐‐‐というか、全ての過去問をいつでも入手できるくらい恵まれた環境にいながら、再試験にかかりまくっていた私って相当ヤバいのでは……?
ま、まあ、とにかく、過去問があっても解けるようにならなきゃ落ちます。
過去問が手に入った、授業中に解いた小テストから数十点分出題されることが判明した、だけで満足・慢心して問題や解答をぼんやり眺めているだけじゃ落ちます。
幸運をしっかりモノにするためにも、何回でも解いて知識を身に付けてください。
これもありがちですよね。中学・高校から実践していた人もいるかもしれません。
勉強した中でわからない部分はどんどん聞いてしまいましょう。
思いもよらなかった理解の仕方を教えてもらえたり、分かっていたつもりだったけど口に出してみた途端に誤解していたことに気づかされたり、とにかくためになります。
同じ入試を突破しているんだから教えてもらうことなんてないんじゃ…
私は入試時の点数が上位だったから教えてもらう必要はない。
などといって強がるのはやめた方がよいです。
同級生はあなたと似た学力を有しており、入試から数週間も経てば地力の差が出てくるからです。
昔の私はそれで失敗し、今も強がって損ばかりしています。
受験に合わせて、偏差値に無理やり下駄を履かせた自覚のある人は気を付けましょう。
ただし、教えてもらうにはこちらも説明を理解するだけの知識を持っている必要があります。
また、何も勉強しないまま0から教えてもらおうと思うのは控えた方がいいかもしれません。
0から教えてもらう段階が講義だからです。
まあ、定期試験を突破するにはある程度の自学自習は当然求められるわけで、合格しようという気概がある人にとっては越えるべきハードルのない対策方法と言えます。
昔の私には高く高くそびえたっていましたが……。
いきなり根性論になりましたが、過去問もなく友達に教えてもらうだけの知識もないのでは、もはや致し方ありません。
大学の定期試験は、出るところから勉強し、知識を波状に広げていくことを前提として組まれているような節がありますが、その目印がないだけの話です。
単語のクソ暗記はどうしようもありません。
ですが、一問一答で答えを覚えるしかないように思えた問題群でも、手段がバリエーションに富んでいるだけで実は単純、みたいなこともあります。
また、基本的に指定された教科書よりも配布されたプリントから復習した方が試験には有効なことが多いです。
無作為に思えるコンテンツの順番も、理解しやすいように組まれた結果だったりします。
まずは各講義が講義全体の中でどういう位置づけにあるのか、概説なのか各論なのか一般論なのか特殊例なのかを把握してみてはいかがでしょう。
具体例を挙げます。
地方ごとの特徴の話が終わって海あり県と海なし県の比較の話になった。
森ごとの生態系の話が終わったから熱帯雨林の生態系を構成する生物の紹介が始まった。
空を飛べる鳥類の話が終わったからダチョウなどの飛べない鳥類の話になった。
こういった雰囲気を掴んでみましょう。
これを理解してから各講義の復習をすると捗るんじゃないでしょうか。
やったことないので分かりませんが…。
また、十数回と再試験を受けてきた私からすれば、本試験に間に合わなくとも多少勉強した科目は、再試験では合格できたことが多い気がします。
やらないよりは絶対にマシなので、とりあえずプリントの復習からやってみましょう。
有料ですが、対策その1とその2を同時にクリアできる画期的な方法です。
医学生道場には、様々な出身大学の門下生から入手してきた過去問が蓄積されていますので、過去問を手に入れられなかったという方も安心です。
また、仮にあなたの所属大学の過去問がなくとも、プリントや教科書の復習で生じたあなたの疑問に対して、医学部を卒業した医師の方々がとことんまで指導してくださいます。
さらに、自学自習では手が届きづらい勉強計画についても相談に乗ってくださいます。
定期テストから逆算して、この日までにこの単元をやって、あの日はあの範囲をもう一度やる、といった具合です。
このように、医学生道場を利用すれば、大学の定期テストで有効な対策を実施できます。
しかし、当医学生道場の指導は、数週間から数か月という長めの期間を見据えた指導です。
そのため、数日で成績を爆上げしたいという要望には応えられませんのでご注意ください。
定期試験まで1か月ほどしかない!どうすればいいのか分からない!
という方は、医学生道場を検討してみるのはどうでしょう。
公式LINEのQRコードを表示するURLを貼っておきますので、まずは情報収集からしてみてはいかがでしょうか。
https://liff-gateway.lineml.jp/landing?follow=%40472iuhxl&lp=1KhJJK&liff_id=1656677898-wjNyxNy7
さて、ここまで様々な対策を見てきましたね。
改めて見返してみると、ほとんどが私の後悔と妄想を書き連ねたものになってしまいましたが、何か皆様に有用な情報があれば幸いです。
それでは、皆様が定期試験で良い結果を得られるような激励の言葉を、文の結びと替えさせていただきます。
一留してからが
一流の大学生だ!!
By 友人の母