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こんにちは、医学生道場です!
さて、皆様、先日は医師国家試験がありましたね。
受験した方たちは、本当にお疲れ様でした。
医学生にとって、最後の関門である医師国家試験ですが、国試を受験した後はいったいどのような道をたどることになるのでしょうか。
医師国家試験は、毎年合格率が9割ほどを推移しており、全ての医学生が合格できるわけではありません。
今年度の医師国家試験に合格できなかった医学生は、いわゆる「国試浪人生」という状態となり、速やかに次の医師国家試験の準備をしていく必要があります。
そこで、今回は、「国試浪人生」が気を付けておくべきことや、現役時代とは異なる勉強方法について解説していきたいと思います。
国試浪人生とは、医師国家試験に不合格となり、また次の医師国家試験の合格を目指して、ふたたび国試に向けた勉強を継続する状態のことを言います。
医師国家試験の合格率は、毎年9割近くを推移しており、9割の医学生が合格することを考えると、「国試浪人」は一般的には縁のない話のように感じるかもしれません。
しかし、他方で、10人に1人は落ちてしまう試験であると考えると、決して国試に落ちて、「国試浪人生」となるのは遠い世界の話ではないという事実はわかっていただけるかと思います。
医師国家試験を受験するのは難関な医学部受験や数々の定期試験を乗り越えてきた優秀な医学生ばかりです。
その中で、合格者の9割に入るのはお分かりの通り容易なことではなく、どんな医学生の方も国試に落ちて「国試浪人生」となる可能性は否定できないのです。
「国試浪人」として過ごす1年は、現役の受験生活の1年と比べて精神的にかなり負担のある1年です。
医師国家試験に不合格となると、受験生としては精神的にかなり多くのダメージを受けることになります。
国試の結果が出た直後に、合格して遊びまくっている周りの医学生をどうしても気にしてしまう3月期や、だれてきてしまう8月、再度の受験が迫ってきて次こそは落ちられないとプレッシャーを感じる年末年始の直前期などはとくに、精神的に不安定な状態になります。
とくに、1回目の受験でかなり国試に向けて勉強をしていた医学生ほど、不合格のダメージは大きく、ひきずる可能性が高いです。
そんな時に、自信を失って次の受験をあきらめることのないように、保護者の方のサポートが最も重要となってきます。
話を聴いてほしいお子様や、そっとしておいてほしい医学生など様々なタイプがあるかと思いますが、それぞれのお子様にあったサポートができるよう、目を離さずに支えてあげたください。
「国試浪人生」の国試合格率は、現役生よりも低いと一般的に言われています。
厚生労働省の発表によると国試浪人1年目の国試合格率は約70%、2年目は約47%、3年目は33%、4年目は15%未満と、3年目以降に突入すると合格を掴みとることがかなり困難であることがわかります。
それはいったいどうしてなのでしょうか?
浪人生は学校に通っている現役生と比べて、最新の医学に関する知識や、国試に関する情報等が手に入りにくくなります。
都市部で医学部の集中している地域の方が国試合格率が高いことからもわかるように、国試は情報戦であり、いかに合格のための情報を手に入れるかが重要となってきます。
国試浪人となった場合、国試浪人仲間や、現役生の仲間をみつけて情報交換をしたり、予備校などに通って、国試に関する最新情報を手に入れる必要がでてきます。
先ほども述べたように、国試浪人生は、精神がかなり不安定となり、なかにはうつ病になったりする医学生も存在します。
そんな中、1年間勉強を貫き通すのはかなり困難であり、ときには勉強に集中できない日だって来るのが普通かと思います。
このように、精神的な十字架を背負っていない現役生の方が勉強への集中といった観点でも圧倒的に有利な状態となっています。
国試浪人生としては、ともに戦う浪人仲間やサポートしてくれる人がいる環境を見つけることが大事といえるでしょう。
国試浪人生は、現役生よりも早くスタートダッシュを切っており、時間に余裕があると考えがちです。
また、前回不合格となった不安からかついつい国試合格のためには、過剰な知識のインプットに時間を割いてしまいがちです。
そのため、国試に合格する現役生が皆やっている、過去問の周回等に時間をさくことができなくなり、結果、勉強時間は現役生よりも割いているものの、必要な勉強が不足して、つぎの国試でも不合格となるパターンが多いのです。
「国試浪人」が決まった場合、自身の勉強方法やスケジュール管理をしてくれる人を見つけるのが最適といえるでしょう。
医学部を卒業して医師国家試験を受験することになる国試浪人には大きく分けて二つのパターンがあります。
それは、
・自宅で受験勉強を頑張る自宅浪人パターン
・予備校・塾で勉強を行うパターンです。
この二つのパターンには、それぞれメリット、デメリットが存在しています。
もちろん、受験生活の途中で別のパターンに切り替えるのもありですが、できる限り早い段階で自分に合った適切な方法を選んでおく方が、どちらのパターンをとるかで不安になることがなく、精神衛生上よさそうですよね。
それぞれの受験生がどちらのパターンをとるのが適切か一緒に考えてみましょう。
金銭面では、大方のケースが自宅浪人の方がお金がかからなさそうですよね。
おそらくこれが、自宅浪人を選択する最大のメリットです。
自宅浪人を選択した場合であっても、教材をかなり購入したり、ビデオ講座を受講したり、カフェやファミレスなどの外に出て勉強するケースも考えられますが、それでも塾や予備校に通うよりも金額が超えてしまうことはないでしょう。
また、金銭面での負担が減ると、バイトに費やす時間も減り、勉強時間が増えるといったメリットも想定できます。
これに対して、医師国家試験対策を行っている予備校・塾、とくに国試浪人生向けのコースに関しては、通年での受講となるため、かなりの金額がかかるケースが多いです。
もっとも、そういった予備校・塾であっても使い方によっては、自宅浪人と大幅に変わらない金額で国試対策をできるケースもあります。
そのため、金銭面だけにフォーカスして安易に自宅浪人を選択するのではなく、慎重に考える必要があります。
※医学生道場が持っている他の予備校・塾とは違う特徴として、
授業は相談を通じたフルオーダーメイドプランであるという点が挙げられます。
これによって、自宅浪人の最大のメリットである、金銭面での負担を補うことができ、自宅浪人の金銭面での負担に限りなく近づけることも場合によっては可能です。
国試浪人生の方には、通年を通して合格まで同じ医師講師にサポートしてほしいなどのコースを考えることもできます。
ぜひ、初めの面談で予算や自分の採りたい勉強方法などを伝え、スタッフと一緒に授業プランを作成してみてください。
勉強面に関して、自宅でビデオ講座を受講するのと、予備校・塾に通うのとではあまり違いはないように感じられるかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
多浪を防ぐための最大のポイントは、自分の勉強方法を正しい方法に修正してくれる人がいるかいないかにあり、予備校・塾に通った場合には、自分の勉強方法を修正してくれる講師が存在しているからです。
自宅浪人では自分の実力がどのくらいの位置にあるかを見極めるのが極めて困難です。
よくあるパターンが、自宅浪人をはじめて数か月経ったあとに受けた模試の成績がよくて、自分の勉強方法が合っていると認識してしまう勘違いです。
国試浪人生は、模試ではなかなか良い成績を取れるケースが多いです。
しかし、あくまで模試は模試であり、模試で良い成績をとれたからと言って本番で良い成績をとれるとは限りません。
例えば、年度の前半では、好成績をとれていたとしても、直前期には最後の追い込みで飛躍的に成績がのびる現役生にぬかれてしまうのが典型です。
その理由は、ズバリ浪人生は、年度の初めには、前年度の勉強の知識でリードしているものの、浪人生には時間があると認識しやすく、どうしても細かい知識をつめこむ勉強に走ってしまいがちになり、国試受験生の王道の勉強から外れていくからです。
そんな時に、自分の勉強の状態をわかってくれる講師が存在すると、踏み外した勉強方法を王道の勉強へと軌道修正してくれます。
浪人生にとって、前年度と同じような過去問の周回などの勉強方法をとることは、勇気がいることであり、勉強の方法を変えなければいけないときっと感じると思います。
そんな時に、誤った国試対策をしないためにも、勉強方法を軌道修正してくれる講師が存在する予備校・塾を選択することが国試浪人生にとってはベストなのではないでしょうか。
※医学生道場では、多浪を防ぐための最大のポイントである勉強方法の軌道修正を行うことができます。 講師は、実際に医師国家試験に合格して医師として働いている医師講師が担当しており、国試合格のための最適で効率の良い方法を熟知しています。 また、授業内容も多くの塾が行う全体講義やDVDなどの教材を使った受動的な講義ではなく、医師講師が医学生と直接意見をかわし、時には議論やディベートのような形で、生徒の主体性を引き出す授業を展開しています。 実際に授業を体験していただければ、はっきりと実感していただけると思いますが、たくさん考えてたくさん話して、時間があっという間に過ぎて、指導が終わったころにはくたくたになりながらも、成長を実感できるようなそんな授業です。 勉強においてもっとも重要なことはアウトプットの機会を増やすことですが、過去問の周回ばかりの一辺倒な勉強では、ストレスもたまりますよね。 そんななか、このような個別指導では、楽しんでリフレッシュしながらもアウトプットの機会を創出することができ、かなり良いリフレッシュ効果が期待できます。
医師国家試験対策は、精神的にもかなり負担となります。
とくに、合格発表の直後や、浪人生活中盤の夏休み、合格した同級生とあったときなどは、どうしても辛くなってしまい、勉強にも集中できなくなってしまいます。
自宅浪人では、家族の人が精神的に大きな支えとなるでしょう。
予備校・塾に通った場合には、それに加えて講師や担任などによるサポートを期待できそうです。
※医学生道場では、医師講師だけではなく、常駐している教室スタッフも、
・ZOOMでの面談
・LINEや対面による声かけ などを
行っており、勉強面、精神面において国試に向けてサポートを行っております。
そして、教室には、同じ国試浪人という境遇を持つ生徒が在籍しており、支えあったり情報交換をすることができ、辛い浪人生活を楽しく乗り越えることができます。
医学生道場の生徒の国家試験合格率は90%を超えています。
記事を最後までご覧いただきありがとうございました!
国試浪人生は、現役の受験生とは異なる対策が必要となる場合が多く、
合格発表前の時期から次の行動を考えておく必要があります。
国試浪人や医学生情報一般について何か気になることや、わからないことなどございましたら、ご気軽にLINEやメール、お電話にてお問い合わせください。
医学生道場は、皆様の健闘を応援しております。