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こんにちは!医学生道場です。
もう7月か~と気付けば、すでに夏本番並みの暑さですね…🥵
皆さま、体調を崩さず過ごせていますでしょうか?
夏休み前の医学部といえば、そう!前期の【定期試験】ですね。
定期試験では、多くの方が再試に怯え、再試にかかってしまった人は絶望しているかと思います…。
そこで!今回は、【再試】の勉強の仕方についてお伝えしたいと思います。
再試を迎え撃つための「戦略」を立て、効率のいい「勉強法」を知る事が出来れば、再試は怖いものではありません!
留年せず、医学生ライフを満喫するためにも、再試にかからないに越したことはないですよね。
今回のブログでは、実際に再試にかかってしまった際、自分が何をしたらよいか、どんなことに気をつけるべきかなど、
再試に向けた効率的な「勉強法」や「メンタル管理」のコツを詳しく解説します。
失敗の原因分析から具体的な対策まで、再試を乗り越えるための必読ガイドをお届けします!
【テスト 自己評価シート】のチャートで、「再試に向けて自分が何をしたらよいのか」をしっかり確認しましょう!
👆タップすると【自己評価シート】に飛びます
突然ですが、みなさま、再試において1番大事なことはなんでしょうか??
ズバリ、【マインド】です!
なんだよ!根性論かよ!と思われるかもしれませんが、やはり
「気持ちを保ち、最後まで諦めないこと」これが大事です。
本試験も、再試験も、コツコツ・効率を落とさずに対策することで乗り越えられます。
『再試験で死ぬわけじゃない』『留年で人生終わるわけじゃない』
このマインドで、自身を追い詰め過ぎず、一緒に乗り越えていきましょう!💪
このブログが、少しでも皆様のためになれば幸いです(o^―^o)
―再試験って何の意味があるの!?📖📖
医学部の試験は、60点で合格。
医学生の最終目標である医師国試では、必修では正答率80%を取らなければいけない。
絶対評価
の戦いの中で必要とされている点数を取れるか、というところが試されるわけなんです。
そのため、通常の試験でも絶対評価をクリアできるか、という部分を判断しており、基準を満たさない者は再試験となります。
そしてさらに!
再試験をするということは、いわば、『短期間でもう一回復習できている』
という状況です。
2回試験を行うことでより理解が深まりますし、
本試に落ちてしまった ⇒ しっかり勉強しよう ⇒ 逆に得意科目に!なんてこともよくあります!
卒試や国試などの際に、「あの時つまずいてしまったけど乗り越えられてよかった」と、今後の試験勉強に役立つこともあると思います。
―再試の人数は?👪
科目にもよりますが、全く再試験者が出ない科目もあれば、
学年の半分もの人が落としてしまうテストなどもあります。
特に、1~2年生にかけての基礎医学のうち、生化学、解剖学、微生物学などは再試者が多いイメージです。
臨床医学では、やはり範囲の広いメジャー科が難しい傾向にあるように思われます。
ですが、大学によっても全く異なりますし、その年の先生方や、ひいては学生の態度などによっても難易度は変わってきてしまうと思うので、傾向を掴む、試験情報を把握することが何よりも重要です👆
―再試はお金がかかる?💰
国立では料金はかからず受験できる大学がほとんどですが、
私立では受験料が発生する場合が多く、一科目あたり2000~5000円かかるところもあります。
大学によっては、再試験を受験するために、所定の期日内に学務課に願い出と再試手数料を添える手続きが必要なこともあるそうです。
―再試にいっぱいかかったら留年?👼
医学部では、ほとんどの試験で「再試験」は救済制度として設けられています。
沢山の科目で再試になったからといって、すぐに留年になるわけではありません。
しかし、無条件で全員が受験できるわけではなかったり、再試験が認められない科目や受験できる科目数に制限がある場合「仮進級」といった形をとるなど、さまざまな条件・制度があります。
また、再試結果に対しての対応も大学によって大きく異なります。
再々試験、再々々試験まで受験させてくれる大学もあれば、再試験で50点未満が2科目あった場合、即留年、など厳しい大学もあります。
ちなみに再試験で満点を取った場合でも、合格か不合格のみの評価(60点、C評定)となります。
そして、再試、口頭試問、レポートなどの「救済措置」を全て落とすと、留年となります。
(※余談ですが、信じられない量の再試にかかっているにも関わらず、なぜかしっかり進級している人のことを「不死鳥」「再試マスター」などと呼んでいたりもします。😅)
ではまず、再試験になってしまった原因を分析していきましょう!
この自己評価シートで、今のあなたに「どんな勉強が必要か?」が分かります👆
さっそく進めてみましょう!
さて、結果はいかがでしたでしょうか?
Step2で活用するので、自分に必要な勉強が何番であったか、覚えておいてくださいね🖊
⑴.再試験、今後の本試験の日程をすべて書き出す
⚠️再試験が複数ある場合や、他のテストの日程と近い場合は要注意です!きちんと自信のスケジュール把握しておきましょう⚠️
まずは、再試験や今後の本試験などを全て書き出しましょう!
紙でも、スケジュールアプリでも構いません!
試験のスケジュールを、可視化して把握することで、試験対策の計画が立てやすくなります!
本来ならば、前期・後期が始まる月初めに全ての試験日程を書き出しておいて、逐一それを確認しながら勉強計画を立てて行くのがベストなのですが、まだ試験日程を把握しきれていない人は、なるはやで可視化しましょう!
⑵.Step1の診断結果をもとに「なにを」「いつ」やる?
さて、Step1での結果は何番だったでしょうか?
番号に書いてある「なにを」勉強して、「いつ」の期間で終わらせるかスケジュールに書き込んでいきましょう
☝️①〜④まで、それぞれ3〜4日はかかると見込んで計画を立ててくださいね
⑶.予備日、休息日も設けておこう
『再試』というのはただでさえ自分自身に負荷がかかっている状態です⚠️
心の負荷を減らすためそして息切れしないためにも余裕を持ってスケジュールを立てましょう。
医学部ではよく、「過去問やっときゃ何とかなるよ!!」と言われますが、
中には、「そのやり方が分からないし、勉強法が合ってるかどうか教えてー!!」といった状況に陥る方も多々おられるのではないかと思っております。
私自身、「やっと定期試験の勉強のやり方が分かってきたぞ…!😊」と思った頃にはもう最後の定期試験でした(;´д`)
そこで今回は、再試において本試・過去問をどう『活用』していくのかを詳しくご紹介していこうと思います。
①まずは本試の解き直し!!!!!
解答と、なぜその答えになるかの理由・覚えるべき知識を確認しましょう。
②過去問をざっと解いて、傾向をつかむ
出題形式や、傾向を掴むことは何よりも重要です。
形式としては、5択で出題されるのか、穴埋めか、記述か、多選択肢か…
出題傾向としては、中間テストなのか、レジュメの赤字か、すみっこか、はたまたレジュメの講義確認テスト等からなのか…
③『どの先生がどの問題の作問を担当』しているのか、『レジュメのどの部分の知識』なのかを確認
テストは、レジュメに準じて作られることがほとんどです。(教えたことをテストするわけですから当たり前ではあるのですが…)
ですが意外と盲点で、過去問だけをひたすらにやり、訳も分からずレジュメを何となく眺める…
こんな勉強法をしてしまっていませんか?
過去問を解いたら、
その問題の単元はどの先生の授業に当たるのか
レジュメの覚えるべき範囲・用語
を必ず 1 問 ず つ 把握するようにしましょう👆
裏ワザとしては、GoodNoteなどの文字検索機能を使うと勉強がとても捗ります!
★ポモドーロ・テクニックなどの「集中学習法」を取り入れて、メリハリを持って勉強📖
★左脳、右脳どちらも使って暗記をする!
左脳:ゴロ合わせや、読み書きで暗記する✍
右脳:絵を書いて覚えたり、レジュメのどの位置に何が書いてあったかをスキャナーのように暗記する👀
★本試験の後すぐ行動に移し、勉強を始める
★頭のいい・要領の良い友達に勉強を教えてもらおう!「覚えにくいところどうしてた…?」「どこまで覚えた?」など聞くべし!
試験が立て続けにあったり、部活やバイトなどで忙しいとどうしてもスケジュールがギリギリになってきてしまうと思います。
ですが、一度でいいので『短期的な視点でよいので余裕を持ってスケジュールを立ててみる』ということを行うことが大切です。
➡試験約2-3週間前:試験過去問最新年の自己作成解答・解説を作り上げる
➡試験約3日前まで:過去問5年分は解く、レジュメを見る
➡試験当日まで:過去問や見直しノートを振り返る
自身でスケジュールを立て、実行し、よく寝て本番に挑む!
これで合格への道まっしぐらです!
★「意外とよくある失敗原因」に当てはまっていないかを確認し、同じ失敗は繰り返さないようにしましょう!
– 勉強不足(時間不足、やる気が無かった 等)
– 勉強の効率が悪かった(スマホを見てばかりだった、メリハリが無かった 等)
– 過去問を活用していなかった
– 試験本番の緊張・寝不足
👆これらを踏まえたうえで、『Step3 いざ実践』を実行してみましょう!!!
★「人に頼ること」も大事。
人に頼ったり、友達と一緒に勉強するのは苦手…という方もいるかもしれません。
ですが、過去問が手元に揃っていないときや、範囲が広く、協力してまとめノートを作った方が効率がいい時などは人に頼ったり協力することにも挑戦してみてください👆
★『限界を超えろ』➡勉強時間を増やす
結局根性論か!とまた言われてしまいそうですが、
「これ以上、限界」というところで、さらに自分を追い込んで暗記を詰め込むなど、限界を超える事も時には必要になってきます。
本当に根性論で申し訳ないのですが、実際の医師国家試験でも同じことが言えます。
『皆は、ここまでやるだろう、だからそれを上回る』の世界です。
(医学生は、みなさん限界まで勉強するので平均点が信じられないくらいハイレベルな世界ではありますよね…😓)
あと一歩、一緒に頑張りましょう!👍
ここまで色々とお話してきましたが、
「人と一緒に勉強するのはやはり難しい…」「人間関係で悩んでいる…」「再試にかかってしまうとどうしたら良いか分からなくなる…」などの悩みを抱えてらっしゃる方はたくさんおられるかと思います。
思いつめず、医学生道場にぜひご相談くださいね✊
スタッフ一同、医学生の皆さまのお力になれればと思っております。
さて、今回は「医学部の再試験」について色々とお話をさせて頂きました。
医学生道場では、同じく「基礎医学」「臨床医学」の勉強を乗り越えてきた
先輩医師による具体的なアドバイス、全力のサポートで、皆さんをテスト合格、進級へと導きます💪
歳の近い現役医師だからこそのアドバイス、試験に向けた勉強方法の提案、不安や悩みの相談など、あらゆる面で医学生のみなさんをサポートいたします。
学生さんのお悩みを解決し、試験のその先を見据えた指導を行えるのは医学生道場だけです。
★個人ひとりひとりに合わせたカリキュラム
それぞれの学生さんの理解度に合わせたカリキュラムを作成させていただき、効率的に学習が進められるよう、授業をメイキングいたします。
★豊富なアウトプットの機会
現役医師講師がマンツーマンでサポートすることで、質問や復習、アウトプットの機会が豊富にあります。
しっかりとしたアウトプットにより、知識の定着が図れることは間違いなしです。
★モチベーション、気持ちの維持
医師講師だけでなく、教務の者が生徒さんひとりひとりを担当し、定期的なフィードバックや進捗管理をいたします。
学習のモチベーションを高く保てるだけでなく、いつでもどこでも、お気軽にご相談いただけます。
★柔軟な学習スケジュール
月の受講回数や受講内容、テストの目標、最終的な目標など、ご自身で決定して頂けますので、自分のペースで学習していくことができます。無理せず、継続していくことが大切ですので、医学生道場ではその点を大切にしています。
【医学生道場 留年対策コースの詳細はコチラ 】
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