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こんにちは!医学生道場です!
ここ数日かなり暑い日が続いており、いよいよ夏本番ですね。
危険な暑さが続いているので、引き続き熱中症等気を付けていきましょう!
もう8月も終わりに近づいてきましたね。
医学部4年生の皆さん、一部は3年生の方もいらっしゃると思いますが、医学部CBT試験が2週間後〜1か月後と直前に迫ってきており、焦りや不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
医学部CBTは、医学生にとって最初の関門となる重要な試験です。
特に直前期はどうやって勉強を進めていけば良いのか迷ってしまう時期でもありますよね。
そこで今回はそんな医学生のために、医学部CBT試験直前期の勉強法についてご紹介していきます!
是非、最後まで読んで、残りの期間を有効活用してくださいね😊
医学部CBT直前期の勉強において、最も重要なのは、新しい知識を詰め込むよりも、今まで勉強してきた知識の定着度を高めることです。
たくさんの問題を解くことも大切ですが、1問1問を丁寧に理解し、確実に得点に繋げられるように意識することが重要になってきます。
医学部CBTは1-4年生で学習してきた範囲全てが試験で出題されるため、試験範囲が膨大です。問題演習もQBオンラインやメックの問題演習サイトなど、複数あります。中には無料で活用できるものもありますが、「あれもこれも…」と複数教材に手を出すのではなく、優先順位をつけて勉強することが非常に重要です。
みなさんは1回は医学部CBT模試を受けましたか?
模試は1日時間を取られるため、受けない方もいると思いますが、最低1回は受験してみることをお勧めします。
それでは模試を受けるメリットを2つご紹介します。
1つ目は、現在の自分の学力を客観的に把握することです。
模試を受験することで、自分がどの程度のレベルにいるのか、どの分野が得意でどの分野が苦手なのかを把握することができます。
また、模試の結果を踏まえて、残りの期間で何を重点的に勉強すべきかを明確化することができるため、優先順位をつけて勉強でき、苦手分野の克服に時間を使うことができます。
問題演習を繰り返しているだけでは、どれほど身についているかを把握することが困難であり、自分の状況を正確に把握することが難しいです。
そのため、模試を受けることで、自分の状況を客観的に把握しましょう。
2つ目は、医学部CBT試験本番の出題形式や時間配分に慣れることです。
CBTは1日時間がかかる長丁場の試験となるため、事前にどのような感じで試験が進められていくのか把握することが大切です。
多くの大学の試験は紙ベースのところが多いため、PCを用いた試験形式に慣れていない方も多いと思います。
私が実際模試を受けた時、クリックするのは簡単ですが、PC上の文字をひたすら読み続けなければならないことがきついと感じました。
また、ブロック1-4は1問あたり約10秒しか時間がかけられないことが分かり、試験時間が足りるか心配でしたが、思ったよりもスムーズに問題を解くことができ、時間が足りなくなることはないと安心しました。むしろ時間が大量に余るため、暇な時間の方が多く、退屈したのを覚えています。
私は7月末に1回目、8月中旬に2回目、8月末に3回目を受験しました。必ずしも模試を受けることは必須ではないですが、最低1回は受けておくと、試験形式や時間配分、どのような問題が出るかを把握でき安心材料となるので、ぜひ模試を受験することをお勧めします!
模試を受験して結果を見ただけで満足してはいけません。
結果が良くても悪くても、必ず復習することが大切です。
同じ問題がでることはほとんどないですが、自分が間違えた問題、合っていたが不安な問題は必ず復習し、知識を習得しましょう。
模試を受験すると、結果がよければ嬉しく喜び、結果が悪ければ落ち込むと思います。
特に結果が悪かった際には、メンタル的にもやられてしまう方がいるのではないでしょうか。
安心はできないと思いますが、まだ時間はあるため、できることはたくさんあります!
模試は本番と同レベルもしくは本番よりも難しく作られているため、模試の結果よりも本番の試験では得点率が10%上がると言われています。
そのため、結果が良ければ引き続き勉強をし、たとえ結果が悪くても落ち込まず、ひたすら勉強に励みましょう!!
先ほども述べましたが、医学部CBT直前期にはQBなども問題演習教材を周回しましょう。
その時に気を付けなければいけないポイントは、複数教材に手を出さないということです。
新しい教材に複数手を出すことで、復習する時間がなく、解きっぱなしの状態になってしまいます。
一度解いた問題は、解きっぱなしにすることなく、間違えた問題や自信をもって回答できなかった問題は、なぜ間違えたのか、どの知識が不足していたのかを分析し、解説をよく読み込むことが大切です。
類似の問題が出題された際には、確実に正解できるように習得しておきましょう!
最終的には、使用している問題集を9割〜9.5割まで習得できるよう勉強を進めていくことが大切です。
医学部CBTの模試の結果や問題演習を通して、自分の苦手分野を把握しましょう。自分がまだ習得しきれていない分野や、苦手な分野を何度も周回することで集中的に対策を行っていきましょう。
問題をひたすら解くだけではなく、「病気がみえる」やイヤーノート、レビューブックなどの参考書を用いて、視覚的に理解を深めることも効果的です✨
みなさんは現時点でどのくらい勉強が進みましたか?
私は今の時期(7/21)で、まだQBを1周も終わらせていなかったため、かなり焦ってい
ました。
QBは3000問あるなかで、まだ1000問ほどしか解いていなかったため、これはやばい!と思って気合を入れました(笑)
私の体験談をもとに、試験1カ月前の医学部CBT試験直前の勉強スケジュールをご紹介していきます。
あくまで一例なので、ご自身の状況に合わせて調整してくださいね。
まだ諦めないでください!ここから一緒に頑張りましょう💪
試験1カ月前~2週間前 QBオンラインを1日約300問のペースで解き進める(10日間で1周終わらせるペース)
試験2週間前〜1週間前 QBオンライン間違えた問題や、自信をもって解けなかった問題を2〜3周行う。
試験1週間前〜前日 苦手分野やどうしても覚えられていない分野を周回する。
本当は時間が許す限り、全ての問題を何度も解きたくなると思います。
しかし、全ての問題を何周も取り組んでいる余裕はありません。そのため、優先順位をつけ、自分が間違えた問題や、自信をもって解けなかった問題を優先的に周回していきましょう。
また、直前期は新しい知識を詰め込むよりも、今まで学習した内容を復習することを意識して取り組んでいきましょう。
医学部CBT直前期は、精神的なプレッシャーや不安を非常に感じやすい時期になります。
また、合格できるかという不安から病んでしまったり、家族にあたってしまう方もいると思います。
そのため、ご家族は「勉強しなさい」「試験大丈夫なの?」と声をかけるのではなく、受験生を温かく見守り、励ましてあげることが大切です。
試験がやばいというのは本人が一番わかっているため、責めるような発言は控え、「よく頑張っているね」「いつも応援しているよ」など、励まし、支えるような言葉をかけてあげるのが良いです。
また、試験勉強に集中できるような環境を整えてあげることも大切です。
試験を受ける本人だけではなく、ご家族も心配になると思いますが、できる限りのサポートをしてあげてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます!
医学部CBTは医学生にとって、定期試験とは異なり、最初の関門となります。勉強量も多く、大変であり、非常に重要な試験ですが、決して乗り越えられない壁ではありません。
周りの方が行っているように、皆と同じように正しく勉強すれば必ず合格できる試験となっています。
なかなか大変だと思いますが、あなたは一人ではありません!
勉強法等何か困ったこと等あれば、いつでも気軽にLINEや相談フォームからご相談ください👍
最後まで諦めずに頑張りましょう!!
医学生道場スタッフ一同、心より応援しております🤝