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2024.12.27
藤本あすな

「何もやる気が出ない」そんなあなたに!180°世界が変わる?!驚くべき『やる気の真実』とは!

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こんにちは!医学生道場です。

最近一気に寒くなってきましたが、体調はいかがでしょうか??⛄⛄
寒くなってくると中々布団から出たくない・・・でも勉強しなければ・・・と葛藤している方が多いのではないでしょうか。

というわけで今回は、「やる気」についてのブログを書いていこうと思います!

まずは、メンタルヘルス不調について解説し、その後に「やる気」の驚くべき真実、集中できない時の対処法を3つについてお話していきます。

やる気が出ない自分に落ち込んでいる方がいれば、1度は読んでほしい内容となっています🔥🔥

メンタルヘルス不調とは

あなたは、最近頑張れないなと感じていませんか?

それはもしかしたら、心のどこかに小さな傷を抱えているのかもしれません。
以下では、誰にでも起こりうる「メンタルヘルス不調」について詳しくう解説していきます。

◆定義

厚生労働省の指針によると、「精神および行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活および生活の質に影響を与える可能性のある精神的および行動上の問題を幅広く含むもの」と定義されています。

簡単に言えば、メンタルヘルス不調とは、社会生活におけるストレスや悩みが原因となって、心の健康に問題が生じている状態のことです😭

メンタルヘルス不調といえば、うつ病や適応障害などの精神疾患を発症し、休養を要する状態というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

ですが、たとえうつ病や適応障害などの精神疾患を発症していなくても、ストレスや悩みによって気分が落ち込んでいる状態であれば、メンタルヘルス不調に該当します。


◆原因 


メンタルヘルス不調の原因の多くはストレスです。
精神的ダメージの大きいものだけがストレスになるわけではありません。些細な出来事であったとしても、ストレスになり得ます。

例えば、ラッシュ時と重なり電車内が混み合っている、明日までにしなければならないタスクが多い、などといったように日常的生活の中でも多く発生しています・・・

しかし、すべての人がメンタルヘルス不調になるわけではありません。同じ出来事であっても、それぞれの人のストレス耐性や周囲からのサポートの有無などによって変化します。

そのため、誰がいつメンタルヘルス不調になってもおかしくないと理解しておくことが重要です。


◆初期症状


メンタルヘルス不調は放置すると、うつ病や適応障害などの精神疾患を発症するリスクが高まるため、早期発見・早期対応が非常に重要です。

メンタルヘルス不調に陥っていないかどうか症状を確認してみましょう。

①精神面
・何をしても気持ちが落ち込んでいる
・自分には価値がないと感じる
・気力がなく、何もしたくない
・イライラすることが多い
・常に喪失感や不安を抱えている
②身体面
・寝付けなかったり、夜中に目が覚めてしう
・めまいや耳鳴りがする
・食欲が減退する
・突然涙がでる
③行動面
・飲酒や喫煙量が増加する
・遅刻や早退、欠勤が増加する
・食べ過ぎたり、寝すぎたりしてしまう
・人付き合いが面倒に感じ、ひきこもりがちになる
・衝動買いをよくするようになる

「自分は今、メンタルヘルス不調を抱えているのかもしれない」と感じたら、速やかに専門家の評価を受けるようにしましょう。

メンタルヘルス不調を未然に防ぐことも重要です
自分自身のストレスを理解し、日常的に心身のコンディションを整えるよう意識しましょう。
メンタルヘルス不調の症状や徴候が出ていなくても、ストレスや悩みがある場合は、一人で抱え込まずに周囲の人や専門家に相談するようにしましょう🏥

ここからは、自分自身でできる不調からの立ち直りや、勉強との向き合い方についてお話していきます🙋🏻

やる気の真実

ここからは、最近中々勉強に身が入らないな・・・とお悩みの方に向けてお話していこうと思います。

ではまずあなたに質問です!!
Q勉強に取り掛かる前に「やる気がでたら勉強しよう」と考えていませんか??

しかし、やる気はいつまで経っても出ず、やる気の出る方法なんかを調べたりするだけして結局1日が終わってしまう。そしてそんな自分を責めてしまう😢😢
このような負のループに陥ってしまっている人は多くいるのではないでしょうか。

そんなあなたに驚きの事実をお伝えします↓↓↓】

脳研究者である池谷裕二さん曰く、
実は、「やる気」という概念は脳科学的には存在しないそうです!!
「やる気」という言葉自体、「やる気」のない人間によって創作された虚構だそうです。

★みなさんもこんな経験ありませんか??
「課題しなくちゃ・・・でもだるいな」「でも明日提出だし頑張らないと・・・」と嫌々始めた作業でも、気が付けば気分がノッてきて作業が捗っていた。

このことからも分かるように、だるくてしんどくて、面倒くさいときこそ、色々考えて結局何もしないよりも、さっさと行動に移すべきなのです。

「やる気が出てから・・・」「どうすればやる気が出るのかな・・・」などと考えるだけ時間の無駄なのです。

 

私が最近読んだ、明治大学の教授である堀田秀吾さんの著書『「考えすぎない」人の考え方』にも、これに関連する内容が書かれていました。

人間は、目の前のことに集中しているときに幸福を感じやすいそうです。そのため、「試験に落ちたらどうしよう・・・」「できなかったらどうしよう・・・」と不安にとらわれやすい人こそ、日常的に目の前のことに集中することが重要だと堀田さんは述べていました。

目の前のことに集中するためには、とにかく作業を始める。手をつけない限りやる気など起きない。「めんどくさいなぁ」「いやだなぁ」と思う時間を減らし、さっさと作業に移ってしまうことで、考えすぎを防ぎ、結果的に幸福感が高まるそうです。

 

また、作業の中でも優先順位の高いものほど、まず「やる」ということが大切だそうです。
優先順位の高いものを放置しておくことで、他のどの作業をしていてもそのことが頭から離れず、結局何にも集中できないという悪循環が起こってしまいます。

なので、優先順位の高い作業ほど、すぐにする。やる気がないからこそ、何か行動してみる。ということが重要だと本で述べられていました。

 

やる気とは少し話がずれますが、同じような現象についてお話します。
Q皆さんは、人は「楽しいから笑う」のか、「笑うから楽しい」のか?どちらが正しいと思いますか??➡多くの人は、「楽しい」という感情から「笑う」という行動が生まれると考えるのではないでしょうか。

しかし、最近の脳科学では、むしろ逆であるということが立証されつつあります。「笑顔をつくる」という行動をすることで「楽しい」という感情が自動的に生まれるというものです

このことからも分かるように、まず最初に行動があって、その後行動に合わせた感情が芽生えてくるのです。私たちの感情や気分の起点となるのは、脳ではなく身体だったのです!!

集中できない時の対処法3選

ここからは、勉強に向き合い方についてお話していこうと思います🙋🏼

まずその前に・・・!!
「人間はそもそも怠け者だ」という風に考え、怠けてしまう自分を受け入れてみてください。➡そうすると自分の色々な部分を許すことができ、少し心が楽になりませんか??

あなたは怠け者であり、怠け者は悪いことではないのです
怠けた心をどう扱うかが重要なのです。

では、ここからは集中できない時の対処法についてお話していこうと思います。

①勉強を仕組化する


「やるべきことをやる」という環境に自分を置くという仕組みを作ることで、やる気やモチベーションといった架空のものに左右されることなく、継続して勉強することができるようになります

その仕組化の方法とは、1日のスケジュールを視覚化することです👀👀
1日の終わりに明日のスケジュールを立てましょう。

ここでポイントが2点あります。

1点目は、紙にスケジュールを書くことです。
スマホのアプリなどもありますが、あえてで書くことをお勧めします!✍🏻
理由は、スマートフォンなどの電子機器と比較して、紙の手帳を使った方が、記憶の想起に対する脳活動が定量的に高くなるからです。これは、脳科学で証明されています。
紙に書くことで、やるべきことをより自分の中にインプットすることができ、勉強という行動につながるのです。

2点目は、やるべきことの予定だけではなく、自分時間もスケジュールに組み込むことです
ゲームや読書などの趣味の時間もスケジュールに入れることで、より1日の計画が明確になり、やるべきことの全体像がつかみやすくなります。

スケジュールを立てることを1日の中の習慣にしましょう


②頭の上に球体を置く


先ほど、私たちの感情や気分の起点となるのは、脳ではなく身体だとお話ししました。
しかし、ここでは身体を動かさなくとも、脳にスイッチを入れる方法をご紹介します。

池谷先生によると、頭頂部に意識を全集中させることだそうです。
その方法とは、目を閉じて、ミカン位の大きさの球体を頭に乗せ、手を離して目を開けるというものです🍊

人間の意識は日頃あらゆる部分に分散しているため、頭という一つのことに強制的に集中させることで、目を開けた時に自然と目の前のタスクに取り掛かることができるのです。

実際に頭の上にものを置かなくても、一連の動作をイメージするだけでも効果があるそうです。

この行動もみなさんが毎日行っている歯磨きなどのように習慣化させましょう


③必要のない情報を遮断する


みなさんが普段何気なく利用している「SNS」ですが、その情報は本当にあなたにとって必要なのでしょうか・・・??

一説によると、私たちは1日に35000回もなんらかの意思決定をしているそうです。
今の時代「SNS」などの影響で、更に決断しなければいけない時間が増え、脳が決断疲れを起こしているという報告があります。

勉強に集中したいのに、スマホを触り決断疲れをし、やらなければならないことができない・・・という状況は本当にもったいないと思います。

そのため、情報を見たり聞いたりする際は、自分自身で「その情報は本当に自分に必要なのか」を考え、必要のない情報は遮断しましょう。

「無駄な情報を入れない努力」をすることで、本当に集中したいことに取り組むことができるようになるかもしれません。

おすすめは、「スマホの電源を切ってしまう」ことです📵
通知音が鳴るたびに気が散ってしまい、気が付いたらSNSをチェックしてしまっている。なんてことありませんか??
これを防止するために、集中したいときは、スマホの電源は切った方が効率的に勉強することができるのです。

勉強を頑張ったご褒美にSNSをチェックするなどの方が、特別感があり楽しく見れるような気がしませんか?✨✨

おわりに

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。🙇🏻

今回は、「やる気」についてのブログを書いてみました!

メンタルヘルス不調について解説し、その後に「やる気」の驚くべき真実、集中できない時の対処法を3つについてお話していきましたが、いかがでしたでしょうか??

「やる気」というものは脳科学上なく、とにかく机に向かって作業に取り掛かってみることが重要だということが伝わっていますと嬉しいです!

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