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2025.03.21
島田優奈

【医学生道場】医学生必見!モチベーションアップにおすすめな学びと感動の医療ドラマ3選

筆者紹介

著者名:シマダ

所属:早慶三年生、医学生道場の学生アルバイト

資格・経歴:年間40本以上観劇、毎期多数ドラマ視聴

アピールポイント、自己紹介:年間様々な舞台を観劇したりドラマ、アニメ、映画などを視聴しており、皆さんの好みに合わせたおすすめ作品をご紹介することができます!

また、早慶に通う現役大学生として学習方法のアドバイスや大学生活の今をお届けします!

初めに

こんにちは、医学生道場です。今回のブログでは、医学部生の方向けにおすすめの「医療ドラマ三選」をご紹介します。

医療ドラマは、現場で起こるリアルな問題や、医師たちが抱える悩み、患者と医師の関係性を描きながら、医学部生の方が日々学ぶべき姿勢や知識を教えてくれる貴重な教材にもなるでしょう。もちろん、フィクションとして現実の医療とは異なる部分もありますが、そこから学べることは多く、時には皆さんの勉強のモチベーションの源になることがあるかもしれません。

ぜひ勉強や実習の息抜きとして医療ドラマの世界に浸ってみてください!

『コードブルー』

「コードブルー」とは、病院内で患者さんの容態が急変し、心肺停止などの緊急事態が発生した際に医者・看護師を消臭するために発令される緊急コールのことです。医学生の皆さんなら一度は耳にしたことのある単語でしょうか。

そんな医療用語をタイトルとした『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』は、2008年にフジテレビにて放送が開始された日本の医療ドラマです。3シーズンのドラマに加えて2018年には劇場版が公開されるなど、根強い人気を誇る作品です。このドラマは、緊急医療の最前線で活躍する医師たちを描いますが、他のドラマと大きく異なる魅力は、「ドクターヘリ」が活躍する緊急医療の現場を題材とした点でしょう。「ドクターヘリ」と呼ばれる医療ヘリコプターを使って救命活動を行う医師たちの姿を中心とした緊迫感のあるストーリーが描かれます。

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物語は、若手の医師たちが一刻を争う救急医療の現場で経験を積みながら成長し、命を救うために奮闘する姿を描いています。命の尊さや医療の現場での葛藤、人間ドラマが深く掘り下げられ、将来医療に携わる志を持つ医学生の皆さんにも刺さるテーマなのではないでしょうか。

個性豊かな登場人物たちの人間関係や成長が描かれる一方で、救急医療の現場で直面する厳しい状況や、命に関わる決断を迫られる場面なども鮮明に描かれ、視聴者に強い印象を与える内容となっています。

主演は山下智久(藍沢耕作役)をはじめ、戸田恵梨香(白石恵役)、新垣結衣(冴島はるか役)などの若手実力派俳優たちが出演したことでも話題となりました。若手実力派俳優たちが演じる個性豊かなキャラクターたちにも注目して見るとより「コードブルー」を楽しめるでしょう。ドラマは高い視聴率を記録し、シーズン3まで続編が製作され、映画化もされています。

https://fod.fujitv.co.jp/title/4c17/?waad=S3nadBJN&ugad=S3nadBJN&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=1_title&utm_content=4c17&yclid=YSS.1001275465.EAIaIQobChMIt6rMsd_3iwMVEwt7Bx1rqgxIEAAYASAAEgLI3_D_BwE&sa_p=YSA&sa_cc=1001275465&sa_t=1741342794952&sa_ra=98

「コードブルー」は医療ドラマの中でもリアリティと感動が際立つ作品です。救命救急の最前線で患者を救うために奮闘する登場人物たちの成長物語や、感動的なエピソードをぜひお楽しみください!

『ドクターX』

医学生の皆さんの中には、外科医になることを目標としている人も多いのではないでしょうか?天才的手腕で次々と手術を成功させ難病の患者さんたちを治していく外科医はとてもかっこいいですよね。

『ドクターX~外科医・大門未知子~』は、2012年から日本のテレビ朝日で放送されている医療ドラマで、主演の米倉涼子が演じる天才外科医「大門未知子」というキャラクターを中心としたストーリーが描かれます。大門未知子は医療業界における権威や常識にとらわれず、自らの信念に基づいてその天才的な手術の手腕や緻密な技術で患者の命を救う姿を描いており、シリーズが進むごとに大きな人気を集めました。

https://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x_02/news/0018/

「ドクターX」の最大の魅力は、なんと言っても主人公・大門未知子の存在です。大門未知子は、非常に優れた天才外科医でありながらも型にはまらない型破りな行動や言動をします。大学病院にて雇われる際の条件として「医者でなくてもできるような雑用、接待はいたしません」と言い切るシーンが印象的なように、周囲の医師たちや病院の上層部からは理解されないことが多いです。しかし彼女は、「一匹狼」の外科医として、技術や知識の高さで評価されるとともに、権威に屈せずに自分の信念に基づいて最上の医療を提供する凛とした姿勢が魅力的です。

大門未知子の印象的なセリフとして、「私、失敗しないので」という言葉があります。ドクターXといえばこの言葉を思い浮かべる方も多いでしょう。どんなに困難と思われる症例を前にしても「私、失敗しないので」と言い放つその強気な言葉はとても印象的且つ心強い言葉です。大門未知子にとっての「失敗しない」とは才能だけでなく、気の遠くなるような鍛錬に裏付けられた言葉であり、彼女の患者に対する真摯な姿勢を象徴しています。

https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=Vewg0T%2F7&id=E68AC61069170E3E3CBB915D3F38193A7373C386&thid=OIP.Vewg0T_7bbUUIEQ9tAOMoQHaE8&mediaurl=https%3A%2F%2Fwww.nikkansports.com%2Fentertainment%2Fnews%2Fimg%2F202406190000021-w1300_1.jpg&exph=867&expw=1300&q=%E3%81%A9%E3%81%8F%E3%81%9F%E3%83%BCX&simid=608035089407354342&FORM=IRPRST&ck=19CBD242E507DE5B55974461F0310CD4&selectedIndex=72&itb=0&cw=1528&ch=738&mode=overlay

「ドクターX」の魅力的なポイントとして、医療現場のリアリティとドラマとしてのフィクションの面白さを両立していることが挙げられます。特に手術のシーンでは、外科手術のプロセスや器具の使い方など、専門的な知識を盛り込みながらも、医療に詳しくない視聴者でも楽しめるように演出されています。医療の知識のある医学生の皆さんには知っている症例や勉強になるような症例を見ることができるかもしれません。

その一方で、リアルな医療や手術の描写だけではなく、その過程のドラマ性も緻密に描かれています。大門未知子がどんな困難な症例でも臆することなく果敢に手術に挑み患者を救う姿勢や、周囲の医師や看護師たちとのビジネスライクながらも徐々に信頼関係を築いていく様子が、「ドクターX」をより一層魅力的なドラマにしています。毎回異なる患者の症例を通じて、医療的な問題だけでなく社会問題や倫理的なテーマも扱われ、視聴者に考えさせるようなエピソードを楽しむことができます。

『グッドドクター』

『グッド・ドクター 名医の条件』は、2017年にアメリカのABCネットワークで放送された医療ドラマです。この作品の最大の特徴であり魅力は、「サヴァン症候群」という病気を抱えた外科医の青年ショーン・マーフィーが主人公である点です。「グッドドクタ−」では、彼の専門的な医療知識や技術を駆使して命を救う姿を描くとともに、障害を持つ人に対する社会的偏見や理解の難しさに直面しながら、ショーンが周囲との関係を築いていく様子を描いています。障害を抱える主人公のショーン・マーフィーの成長と、他の人にはない特性を持つショーンが医療の現場でどのように患者や医者の心を動かしていくのかを中心にストーリーが展開されます。

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主人公であるショーン・マーフィーは、サヴァン症候群という発達障害を持ち、その特性ゆえに並外れた記憶力や分析能力、医療技術を持つ外科医です。医学生の皆さんは「サバン症候群」という病気を学んだことがあるでしょうか。

「サヴァン症候群」は、他者とのコミュニケーションや人間関係、日常生活にハンデを負う知的障害を伴う一方で、ある特定の分野において卓越した能力を発揮する障害です。本作の主人公ショーンはその中でも特に医療分野において他者の追随を許さないような優れた才能を持っています。ショーンは、膨大な医療知識による正確な病名の分析はもちろん、外科医としての腕前も一流です。しかし、対人関係や日常生活などにおける社会的スキルに欠けるため、周囲の医師やスタッフ、患者とは思ったようにコミュニケーションを取ることができず、偏見を受けたり誤解されたりすることがしばしばあります。

ショーンは作中で、とても内向的で感情を表に出すことが少なく、他者との距離感を保つキャラクターとして描かれています。彼の特徴的な言動や行動が、しばしば周囲と軋轢を生む一因となり上司との意見の食い違いやチームメイトとの不和を産みます。

しかし、医療現場における冷静な分析・判断力や、患者への深い思いやりがショーンの最大の魅力です。「グッドドクター」は、ショーンが自分の障害と向き合いながら、周囲の医者・患者と関わる中で、医師としてだけでなく一人の人間としても成長していく様子を描いています。

https://www.sensacine.com/actores/actor-97468/fotos/detalle/?cmediafile=21451182

ここまで解説したように、本作の最も重要なテーマは「障害を持つ人々への理解と偏見」です。ショーンは、「サヴァン症候群」という発達障害を持ち、周囲からは偏見の目を向けられ誤解を受けながらも、その類まれなる才能を最大限に活かして医師として活躍します。

ショーンが最初に職場となる病院で直面する問題は、他の医師たちが彼の障害を理由に彼の能力を正当に評価しないことです。冷静な分析で正確な診断を下していながらも、障害ゆえの言動や行動によって聞く耳を持ってもらえない1話のシーンは印象的です。

また、患者に対する対応や医療現場での人間関係において、ショーンの個性が度々壁となり思うようにコミュニケーションをとることができずに苦しむ場面が描かれます。

「グッドドクター」は、ショーンがどのようにして障害への偏見と向き合い、他者と触れ合っていくのかが一つの大きなテーマとして描かれています。彼の成長を通じて、障害者が社会で直面する問題に焦点を当てることで、障害を持つ人々がどれだけ価値ある存在であるかを強調し、健常者の理解や共感の重要性を我々視聴者に教えてくれることでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?今回は「コードブルー」「ドクターX」「グッドドクター」の三作品をご紹介させていただきました。どれも有名で魅力的な作品ですが、気になるものはありましたか?気になった作品があれば、今回のブログでご紹介したおすすめポイントを思い出しつつ見ていただけたら嬉しいです!

このブログを執筆したスタッフが所属している医学生道場では、医学部に在学する医学生を対象とした個別指導を行っています。身近に医学部の学習や試験についてつまづいていたり、誰かに相談したいと悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

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