著者:荻野美咲(関西の心理学部在学)
医学部について学ぶうちに解剖学などの暗記の大変さやスケジュール管理の難しさを知ることができました。それをもとにOSCEなどの医学生に役立つブログやアルバイト事情、冬の勉強法などの大学生に役立つブログを書いています!
こんにちは🍡医学生道場です!
医学生にとってCBT、OSCEは重要な試験になります。CBTは試験範囲が広く、OSCEは今までと違った形の試験となるので不安になるのは当然のことです。しかし、不安に押しつぶされてしまうと対策に集中できなくなり、逆効果になってしまいます。
本記事ではCBT、OSCEの不安を解消するために
・CBTの不安の原因と対策
・OSCEの不安の原因と対策
・CBT、OSCEの合格率
・CBT、OSCEの結果が将来に与える影響
に分けて詳しく解説しています。適切な準備をすれば、不安を軽減し、自信をもって試験に挑むことができます。
目次
CBTは範囲が広く、まず何から手を付ければよいのか分からないという状況になります。余計に不安が大きくなり、勉強に集中できなくなってしまいますよね。さらに、周りはQBを何週もしているのに自分はできていないと落ち込んでしまいます。
対策
・頻出分野を把握し、頻出分野中心の勉強をする。
・今から無理のないスケジュールを立てる。
周りと比べすぎず、自分のペースでできるところまで勉強してみましょう。とりあえず、一度取り組んでみると捗るかもしれません。
勉強しているはずなのに、模試の結果が悪いと本番が不安になりますよね。今までの勉強は意味なかったのかと自信を無くしてしまいます。
対策
・間違えた問題の復習を徹底する。
・解く回数を増やす
とにかく、繰り返し復習しましょう。何度も同じ問題を解いているといつの間にか身についてきます。すぐにあきらめるのではなく、泥臭く頑張りましょう!
友達だけ点数が上がり、QBを何週もしていて、自分だけ遅れているという感覚に陥ってしまいます。友達がうらやましく見えてきて、人間関係も危うくなってきますよね。
対策
・他人と比べることをやめる。
・自分がやってきた勉強の量を振り返る。
他人と比べることは避け、自分のペースで進めていきましょう。勉強が遅れているように感じたとしても、今までやってきた自分の勉強は裏切りません。自分がやってきたことを信じましょう!
緊張して頭が回らなくなってしまったらどうしようと心配になりますよね。時間配分がうまくいくかなど不安要素がたくさん出てきます。
対策
・本番形式で模試を解いてみる。
・あらかじめ解く順番を決めておく。
本番通りの時間で模試を解いてみましょう。問題数なども決まっているので、時間配分もあらかじめ決めておくと安心して試験に取り組むことができます。
以下のブログではCBTの情報や対策などが書かれているので是非ご覧ください。
筆記試験と違って、その場で考えて動かなければいけないのですぐ対応できるか不安になります。また、試験管に見られながら実技をするので、緊張してしまいます。本番で手が震えたり、言葉が詰まったらどうしようと心配になるのも当然です。
対策
・実際に声に出しながら、手を動かしながら練習する
・本番と同じ環境で模擬練習する
・ルーティンを決めて落ち着く習慣を作る
緊張するのはみんな同じです!本番さながらに声を出して、手を動かしながら練習をしましょう。また、模擬練習をする際には友達や先輩に見てもらい、アドバイスをもらいましょう。
問診や診察の流れを覚えきれていない、やることが多すぎてどこで何をするのか混乱するなどたくさんの不安が出てきます。また、一つ手順を間違えたり、忘れてしまったりするとパニックになりそうと心配になりますよね。
対策
・チェックリストを作って流れを整理する
・口に出しながら動きを覚える
・手順を忘れたときに何をするのか決めておく(落ち着いて仕切り直すなど)
手順を忘れてしまっても落ち着いて仕切り直すと、挽回することができます。焦ってしまって何もできなくなることが一番問題です。なんとかしようという気持ちを持って挑みましょう。
模擬患者さんにうまく対応できるか不安、コミュニケーションがぎこちなくならないか不安などたくさんの不安が出てきますよね。間違えたことを言って減点されてしまうかもと心配にもなります。
対策
・決まり文句や基本フレーズを準備しておく
・患者さんの気持ちを考えながらゆっくり、優しく、簡潔に話す
・焦ったときの「間」を作る
焦ったときには間を作ることが大切です。少し間があったくらいで気になる試験管はほとんどいません。ゆっくり落ち着いて挑みましょう。以下のブログでは患者さんの探るうえで重要になる「かきくけこ」「さしすせそ」が詳しく説明されています。参考にして、聞くフレーズを決めておきましょう。
時間が足りるか不安、最後まで終わらないまま試験終了になってしまったらどうしようと考えてしまいます。
対策
・ストップウォッチを使って時間を測りながら練習
・「最低限これだけはやる」という優先順位を決める
・繰り返しとにかく練習する
慣れてくると時間配分が分かってくるので、とにかく練習しましょう。自分の身になるまで繰り返し練習していると感覚をつかめるようになります。
何を重視して採点されているかあいまいで、細かい動作で減点されているのか心配になります。
対策
・過去の評価基準を確認する
・「基本的な手技」「コミュニケーション」が大事
・減点を気にしすぎず、確実にできることをしっかりやる
細かいことより、流れや患者さんへの安心感が大事になってきます。うまくできているかを気にする前に患者さんのことを第一に考えて取り組みましょう。
以下のブログではOSCEの対策について詳しく書かれているのでご覧ください。
CBTの合格基準にはIRT標準スコアというものが用いられます。IRT396(約62%~65%)が合格基準になります。合格率は約97%ほどといわれています!真面目に取り組んでいれば落ちることはないでしょう。落ち着いて試験に取り組みましょう💪
合格率は約90%と言われています。CBT同様不合格の確率は低いです。といっても、10人に1人が不合格なので、油断せずに危機感を持ちましょう📝
CBTやOSCEの結果はマッチングや進級に影響があるのか気になりますよね。
基本的にはどちらも進級・卒業・国家試験受験資格を得るための試験になります!
しかし、多少はマッチングに影響することがあります。大学によってはCBTの成績がマッチングに利用されることもあります。とはいえ、マッチングではCBTの成績よりも臨床実習の評価や面接・志望動機が重視されます。CBTの点数だけで研修先が決まるわけではないので、そこまで気にしすぎる必要はありません🪄
また、基本的にOSCEの成績を研修先が見ることはないので、合格することを目標として取り組みましょう。しかし、OSCEで学ぶ技術は臨床実習や将来の診療に直結するので、しっかり身につけておきましょう!
OSCEやCBTが不合格だと進級は難しいので、しっかりと合格を目指しましょう💪
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。今回は、CBT、OSCEに対して不安を感じている方へ向けて、対策法から合格率、将来に与える影響までまとめました。
真面目に取りくんでいると、不安を感じるのは自然なことです。しっかりと対策をすれば必ず乗り越えることができます。以下のブログではCBT、OSCEの出題形式や対策法について解説しているので、ご覧ください。
息抜きも忘れずに、落ち着いて勉強をしていきましょう💪
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