著者名:松下🌙
所属:関東私立大、経営
資格や経歴:経営学科在学中、アメリカ交換留学、簿記二級📕
過去のブログ:
⇒本ブログは自身の代一作目でもあり、医学生道場に関する入念なリサーチを元に執筆させて頂きました。
⇒医学生予備校を徹底的にリサーチしました。医学生が抱えやすい不安や悩みを踏まえたブログとなっております。
自己紹介:医学に関する情報を経営学で培った知識で効果的に伝達していく。このことを意識しながら、将来医学を牽引される方に有益な情報をお届けするサポートがしたいと思っています!
医学生の皆さんこんにちは。医学生道場です!
突然ですが皆さん。学会には医学生が参加出来るものもあるってご存じですか?
「学会って医師や研究者のためのもの?」と思われるかもしれませんが、実は医学生向けの学会も存在し、参加には大きなメリットがあります。知識を深めるだけでなく、臨床や研究の現場でどのような課題が議論されているのかを肌で感じることができるのです!
このブログでは、医学生が学会に参加(発表)するメリットや、具体的にどんな学会があるのかを紹介していきます。医療の最前線でありかつ、新しい知識や出会いの場として活用出来る学会への参加をぜひ検討してみてください!それでは、学会の魅力を一緒に探っていきましょう🔍
目次
学会とは、研究者が自身の研究成果を発表し、専門家同士で知識を共有して議論する場を指します👓
新しい研究の紹介だけでなく、他の研究者の意見を聞くことで、新たな視点を得る機会にもなっているのです📚
また学会は学術団体としての役割も果たしています!
特定の学問分野における研究者が集まり、情報交換や相互評価を通じて学術の発展に寄付するのがその目的です。会員制で運営され、学会誌への論文投稿や討論などを通じて専門家同士の交流が活発に行われているようです🔍
このように学会の主な活動には、研究発表の開催、学会誌の発行、研究倫理の確立、研究者間の交流促進、社会への学術的貢献などが含まれています。学術の進歩を支える重要な機関として、研究者の活動に欠かせないものです。
ちなみに🔍学会の発表には、大勢の前でスライドを使って行う口頭発表と、ポスターを作成し興味を持った参加者に説明するポスター発表があります。口頭発表は司会が進行する為、発表者は研究内容の説明に集中するのに対し、ポスター発表では、発表者と参加者が直接対話する形式で進行されていきます🎤
日本医学会が主催する学術大会です。日本医学会は、医学系の学会を統合する学術団体であり、公益社団法人日本医師会の下に設置されています。日本医学会は、医学の発展や学術交流を目的としており、多くの医学関連学会が加盟しています 。日本医学総会は、4年ごとに開催される大規模な学術集会で、最新の医学研究や医療技術の発表が行われる場となっています。
テーマ例📚
・ビッグデータとAIがもたらす医学の進化
・がん治療の最前線
・再生医療と臓器代替技術
・医師の働き方改革と未来の医療
・高齢社会に向けた医療システムの構築
・パンデミック・災害医療の最新研究
参加費💰
医学生の参加費は無料です。
参加方法✒
公式サイトからの事前登録( ※学生もWEBからの事前参加登録が必要となります)。
日本内科学会は、日本の内科医学の発展を目的とした学術団体で、内科専門医の認定や学術講演会の開催などを行っています。日本内科学会が主催する学術大会は「日本内科学会総会・講演会」という名称で開催されます。この総会・講演会では、最新の内科医学の研究発表や専門医向けの講習が行われ、医学生も参加出来るセッションも用意されています!例えば「日本内科学会ことはじめ」というセッションは、医学生・研修医・専攻医向けに開催されるイベントで、奨励発表やディスカッションの機会があります。
テーマ例📚
・第122回 「いのち輝く内科学」
・第120回 「新しい医学を協創する内科学」
・第119回 「内科学の新時代:多様性と共創」
参加費💰
参加費は無料です。
参加方法✒
(現地)事前の参加登録・申込は必要ありません。当日、直接会場へ。
(Web)オンデマンド配信視聴のためのアカウント登録の受付を行っています。
※【Web参加登録期間】2025年5月30日(金)17時まで
【オンデマンド配信期間】2025年5月31日(土)17時まで
日本外科学会は、日本の外科医学の発展を目的とした学術団体です。1899年に設立され、120年以上の歴史を持つ国内最大級の外科学会の一つです。日本外科学会は、毎年、日本外科学会定期学術集会を開催し、外科医や研究者が最新の手術技術や研究成果を発表します。外科分野に興味のある医学生にとって最先端の知識を学び、未来の外科医としての視野を広げる絶好のチャンスです!医学生向けの特別企画「Future Surgeons Club(FSC)」もあり、外科に興味のある学生が学べる機会が提供されています!
テーマ例📚
・若手医師が指導医に望むもの
・医療の質と医療安全:人口減少時代の外科医療の集約化と均てん化
・若手からみた専門医制度の諸問題
・女性医師が安心して外科医を目指せる労働環境
・超高齢者に対する外科手術の是非
・外科医の働き方改革
・リアルワールドデータが変える外科学の未来
参加費💰
医学部生は無料です(学生証の提示が必要)
参加方法✒
参加登録サイトでアカウントの作成をした上で、参加登録が必要です。
医学は日々進歩しており、最新の知識や技術を学ぶためには、世界の医療専門家と交流することが重要です。国際学会に参加することで、各国の医療制度や臨床研究の最前線を知ることができ、将来のキャリアにとって貴重な経験となること間違いなしです!
以下、日本の医学生でも参加出来る可能性のある学会例となっております。
AAES 2025(米国内分泌外科学会):詳細は公式サイトで確認できます。
PNS 2025(末梢神経学会):詳細は公式サイトで確認できます。
ASNR 2025(米国神経放射線学会):詳細は公式サイトで確認してください。
APA 2025(米国精神医学会):詳細は公式サイトで確認できます。
EuroPCR 2025(欧州経皮的冠動脈形成外科学会):詳細は公式サイトで確認してください。
ESOC 2025(欧州脳卒中組織会議):詳細は公式サイトで確認できます。
LUPUS 2025(世界全身性エリテマトーデス国際会議):詳細は公式サイトで確認してください。
WCE 2025(世界子宮内膜症会議):詳細は公式サイトで確認できます。
ICOMS 2025(国際口腔顎顔面外科学会):詳細は公式サイトで確認してください。
参加方法🔍
・参加申込・参加費の支払い:締切を確認し、早めに手続きを済ませておきましょう。
・名刺の準備:ネットワーキングの場でもある学会では、名刺交換がスムーズなコミュニケーションに繋がります。
・発表資料の作成:スライドやポスターの印刷、USBメモリへのデータ保存を忘れずに!
・学会のプログラムを確認:興味のあるセッションや講演を事前にチェックし、スケジュールを立てましょう!
・学会参加証:事前印刷が必要な場合もあるので、要確認です!
・スマートフォン・財布:電子チケットや決済に必要です。
・プログラム集(抄録集):アプリ版がある場合もあります。
・筆記用具:メモを取る為に必要です。
・ハンカチ・ティッシュ:身だしなみを整えましょう。
・常備薬:頭痛薬や胃薬など、必要に応じて持参しましょう。
・モバイルバッテリー:スマホの充電切れを防ぐために持っておくと安心です!
・目的を持って参加する:学会で何を得たいのかを明確にし、積極的に質問や交流をしましょう。
・予備知識を入れておく:発表内容を事前に調べておくと、理解が深まります。
・メモを取りながら聞く:眠気対策にもなり、後で振り返る際に役立ちます。
・学会後のフォローアップ:気になった研究や交流した人に連絡を取ることで、学びを深めましょう!
ここで、筆者が所属する医学生道場についても少しご紹介させて下さい!
医学生道場とは、医学生向けの個別指導塾で、医学部の進級試験、CBT試験、OSCE対策、卒業試験、医師国家試験対策などを専門にサポートしています。医学教育に精通した医師が講師となり、マンツーマンの指導を行うのが特徴です!
いかがでしたでしょうか。学会が医学生にとってどれだけ有益な学び場か、ご理解頂けたでしょうか?
学会参加は新たな知識や出会いを得る場として、とても価値のある経験となること間違いなしです!
医学生でも参加可能な学会に是非、積極的に参加して、自分の視野やキャリアを広げてみましょう!