著者:おぎの(関西の心理学部在学)
医学部について学ぶうちに解剖学などの暗記の大変さやスケジュール管理の難しさを知ることができました。それをもとにOSCEなどの医学生に役立つブログやアルバイト事情、冬の勉強法などの大学生に役立つブログを書いています!
こんにちは🎋医学生道場です
「生理学が全然頭に入らない」「教科書を読んでも意味が分からない」——そんな悩みを持つ医学生は少なくありません。
特に生理学は、解剖学や病理学とつながる“基礎医学の土台”ですが、抽象的な内容が多く、独学ではつまずきやすい科目です。
そんな中、医学生道場では完全1対1の個別指導で、生理学の本質を理解するための丁寧なサポートが行われています。この記事では、実際の授業記録をもとに、生理学の学びがどう深まっていくのかをご紹介します。
目次
生理学に苦手意識を持つ学生は以下のような悩みがあるのではないでしょうか。
①「教科書を読んでも意味が分からない」
生理学の教科書は、専門用語が多くて文章が抽象的。
読みながら何となく分かった気になっても、いざ説明しようとすると「何が書いてあったっけ?」となりがちです。
②「図やグラフが読み取れない」
生理学は図解やフローチャート、グラフが命。
でも、初学者には「どこを見ればいいのか分からない」「文字が多すぎてつらい」と感じられることもあります。
③「どこまで覚えればいいのかわからない」
CBT・国試で問われる範囲と、詳細な生理学の情報量とのバランスが難しい。
全部覚えようとしてパンクする、逆に浅く済ませて問題が解けない、ということが多いです。
④「ほかの科目とつながらない」
生理学の内容は、解剖学・組織学・病態生理・薬理などと深く関係しています。
しかし、それぞれの知識がバラバラだと「意味不明な暗記」に感じられてしまいます。
⑤「問題が解けない=理解ができていない」
生理学の問題は、文章を読んで仕組みをイメージできないと解けない形式が多いです。
知識はあるのに、問題文の読み取りや図の分析でつまずいてしまう学生も多数。
① 情報確認(10分)
② 授業前半(45分)
③ 授業後半(45分)
④ 確認テスト(10分)
⑤ 課題提出(10分)
ここからは医学生道場で実際に行われている生理学の授業をご紹介します。
① 情報確認(10分)
先生:生理学のテストが2週間後にあるんだね。勉強の進捗はどんな感じ?
生徒:はい。前回の授業の課題が3年分の過去問を解いてくるだったので、解いてきました!疑問点がいくつかあったので、今日はそこの解説をしてほしいです。
先生:了解!じゃあ今日で過去問を完璧にしていこう。
最初はこのような会話が繰り広げられています。自分の状況を言える範囲で講師に伝えましょう。
② 授業前半(45分)
生徒:2024年の問4が分からないのですが、、、
先生:了解!どこがどんなふうに分からなかった?
~解説~
生徒:なるほど!図をよく見ると分かるんですね。ありがとうございます。つぎに2023年の問3を教えてください
~解説~
生徒:めっちゃ理解できました!分かりやすく解説していただきありがとうございます。
先生:よかったよ。じゃあ少し休憩しようか。
一人では理解できなかったところを講師に質問していきます。どこがどのように分からなかったのかをしっかりと汲み取り解説を行います。
③ 授業後半(45分)
~実際の臨床現場でのエピソードなど軽く雑談~
先生:よし!休憩終わり!次はどこが分からなかった?
生徒:2023年の問5が分からなかったです。
~解説~
先生:こんな感じかな?どう?理解はできた?
生徒:理解できました!ありがとうございます。
少し雑談もはさみながら、楽しく授業を進めていきます。どんどん質問をして、分からないところを減らしていきましょう。
④ 確認テスト(10分)
先生:じゃあ今日教えた部分の確認テストをしていこう
~先生の口頭試問~
先生:完璧だね。この調子だと大丈夫そうだね。あと2週間引き続き頑張っていこう。
行った授業の内容をもとに確認テストを行います。講師によって形式は自由ですが、口頭試問で行う講師が多いです。
⑤ 課題提出(10分)
生理学過去問2年分解いてくる
☆効果☆
生理学の試験に合格することができ、順調に医学部生活を送っています。
生理学は、ひとりで考え込んでいるだけでは迷路に入り込んだようになってしまいがちです。でも、このように医師講師が生徒一人ひとりに丁寧に向き合ってくれるので、確かな道筋が見えてきます。
ひとつひとつ質問することが可能なので、安心して授業を受けることができます。
以下のブログでは授業計画も公開していますのでぜひご覧ください。
1.説教をしない
生徒さんの自主性を尊重し、一方的な説教にならないよう心がけています。失敗や間違いを責めず、前向きに学べる環境を作ることを大切にしています。
2.明るい雰囲気づくり
リラックスして授業に集中できるよう、明るく親しみやすい雰囲気づくりを心がけています。生徒さんが質問しやすい環境を意識しています。
3.アウトプットを重視
インプット(聞く・読む)だけでなく、自分で考えて話す・書くなどのアウトプットを積極的に取り入れ、理解を深めてもらうことを大切にしています。
4.臨床エピソードの活用
実際の臨床現場での経験やエピソードを授業に取り入れることで、知識を実生活や将来の仕事に結びつけやすくしています。
5.基礎医学の重視
専門的な内容も基礎医学の土台がしっかりしていることが重要と考え、基礎を丁寧に教えることに力を入れています。
6.次回の授業の引継ぎ
毎回の授業をスムーズに行えるように、次回の指導を担当する講師への引継ぎは丁寧に行っております。
最後に医学生道場の紹介をさせていただきます。
医学生道場は医学生だけが通うことのできる塾で完全個別指導となっています。
全11コースからなる個別指導体制で、全国に8校舎あります。
悩みのある医学生さんや医学生のご家族に全力かつ丁寧に寄り添います✨
ご相談やご質問は公式LINEからお気軽にお問い合わせください!
また、医学生道場のホームページではお役立ち情報も配信しているのでぜひご覧ください!
各種SNSでもお役立ち情報を配信しているのでぜひチェックしてみてください💫
生理学は、医学の根幹に関わる非常に大切な科目です。
ですが、一人でなんとなく覚えていても、CBTや臨床で必ずつまずきます。
「どこでわからなくなったのか分からない」
「覚えてもすぐに忘れる」
——そんな時こそ、プロの力を借りるタイミングです。
医学生道場では、個別指導で“根本から理解する”学びを提供しています。生理学に不安を感じている方は、ぜひ一度、無料相談や体験授業を活用してみてください。
以下のブログでは生理学や解剖学の勉強法を詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。