USEFUL
お役立ち情報
全国の医学生に向けて、お得な情報をお届けしています。
2025.08.23
島田優奈

【医学生道場】これを見ればもう怖くない!医学部1・2年生のための再試験突破ガイド

✓このブログのポイント

☞再試験になってしまった時の勉強法を紹介
☞過去問の有効活用法を伝授
☞大切なのは体調とメンタル

■筆者紹介

著者名:シマダ

所属:早慶三年生、医学生道場の学生アルバイト

資格・経歴:年間40本以上観劇、毎期多数ドラマ視聴、FP3級、証券外務員一種

アピールポイント、自己紹介:年間様々な舞台を観劇したりドラマ、アニメ、映画などを視聴しており、皆さんの好みに合わせたおすすめ作品をご紹介することができます!また、早慶に通う現役大学生として学習方法のアドバイスや大学生活の今をお届けします!

過去のブログ➡【医学生道場】忙しい日常やCBTの息抜きに! おすすめの2025年夏アニメ【完全ガイド】FP3級の勉強法と対策まとめ 初心者でも合格できる効率的な方法とおすすめの理由【医学生道場】医学生のための解剖学勉強ガイド:基礎から実践まで徹底解説!など 

はじめに

「やばい、再試験だ…」と胃がキュッとした経験、ありませんか。勉強不足はもちろん、試験の山を外してしまったり、体調不良で思うように実力が発揮できなかったりなど、様々な理由で再試験にひっかかってしまうことは医学部生の皆さんなら経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

でも、反省は大切ですが落ち込みすぎなくて大丈夫!見方を変えれば再試験は失敗ではなくてリベンジの機会です。ちゃんと準備すれば、むしろあなたの勉強の仕方をより一段アップデートできるチャンスです!

このブログでは、再試で落ちないための勉強法ガイドを、医学部1・2年生の生活リズムに合わせて解説します。本試験で落ちてしまっても、再試験でリベンジすれば問題ありません!さらにそこからレベルアップして、「次こそは本試験で一発合格する」ための土台もいっしょに作っていきましょう。

まず「落ちてしまった原因」を知ろう

多くの人がはまる罠は、実は似ています。授業のスピードに置いていかれて復習が追いつかなかった、出題形式の確認をサボってしまった、実習・レポートで燃え尽きてテストまで手が回らなかった、範囲を「だいたいこのくらい」で済ませて読み違えていた、そして直前の徹夜で当日頭が回らなかった、などなど。当てはまってドキッとした人もいたかもしれません。


大切なのは、「自分はどの罠に落ちやすいか」を最初に言語化して知っておくこと。原因が特定できれば、対策はとてもシンプルになります。たとえば範囲を「だいたいこのくらい」で済ませて読み違えていたことが多い人は、シラバスの重要マークや先生の「ここ出すよ」というアドバイスをノートなどにまとめてみるだけでも、ミスを大幅に減らすことができます!

情報を制する者が合格を制す!

医学部の勉強で重要なポイントは、「やみくもに手あたり次第勉強しないこと」です。再試も本試も、情報戦です。時間を効率よく使うためにも、情報の収集と整理は必須。

まずはシラバス・授業スライド・注意点・評価比率をざっと洗い、試験形式と配点を確定。先輩や同級生から過去問や出題の傾向をゲットできたらとても心強いですね!


ここで意識したいのは、「得点につながる行動は何か」を知っておくことです。たとえば生理学はグラフ読解+簡単な計算、生化学は代謝経路の接続点を図で再現できるかなど。教科書を最初から最後までただ読むのはもちろん大切ですが、再試験で崖っぷちの状態ならあまり効率的な勉強法とは言えません。出るところを、出る形で、出る量だけやる、これが鉄則です!

勉強の型」をつくろう

勉強の型として重要なのは、インプット→再現→アウトプットの流れ。まずは講義スライドや教科書などを薄く速く通読して、全体像をつかみインプットしましょう。

次にスライドを閉じて再現タイムを設けるとばっちり!図を手で描き、矢印をつないで、要点を口頭で30秒で説明するなど、インプットした内容を自分で再現してみましょう。最後に、過去問や演習でアウトプット。この3ステップを1セットにして、科目ごとに回転させるのがおすすめです。
 

過去問は解きっぱなし禁止!

「過去問を3周するといい」というのを聞いたことがありませんか?その方法で過去問を勉強している人は多いけど、その周回をより意味のあるものにしましょう!

  • 1周目:わからなくても一旦アウトプットし、知らない・曖昧な知識をピックアップ
  • 2周目:「なぜその回答になるのか」を言語化
  • 3周目:時間を区切って本番モードで演習

間違いやすい問題は「知識不足」「問われ方慣れ不足」「処理が遅い」などの原因別に分類し、それぞれで対策を行うとより効果的です!

1日のスケジューリングを明確に

頑張ろう!とどんなに意気込んでも、人間だれしもどこかでだれてしまうもの。集中の黄金タイムは1日にそんなに多くありませんよね。医学部生ではありませんが、大学受験の際に私が行っていた勉強スケジュールのおすすめは、朝と夕方に「重い科目」や「苦手な科目」を扱い、眠くなるお昼どきのスキマ時間を有効活用して「軽い暗記科目」を行うというものです。

  • 朝:苦手な科目の過去問周回
  • 昼・夕:実習レポートの概要を作成、暗記科目を軽く確認
  • 夜:記憶が定着しやすい夜に苦手科目・重い科目の復習を行い定着させる

このスケジュールを達成させるコツは、毎日寝る前に「明日一番にやること」を軽く書いておくこと!朝の煩わしいグダグダタイムがゼロになり、勉強に取り掛かりやすくなります。

再試が決まったらまずはこれから

本試験で失敗してしまってもまだ落ち込む時間ではありません!むしろここからが勝負です。
忘れないうちに落とした問題を並べ、該当のスライド番号や講義回、過去問の番号をメモしておきましょう。必ず復習の際に役立ちます!
再試験が決まってからの48時間でどんな勉強をすべきか、例としてスケジュールを組んでみました。

  • 0〜3時間:再試験になってしまった試験や過去問の問題を見直し、「絶対正解したい」「たぶん解ける」「これは捨て」の3つに分類する
  • 3〜12時間:「絶対正解したい」ゾーンを演習で「確実に正解できる」と自信を持てるまで一気に固める
  • 12〜24時間:「たぶん解ける」ゾーンを見直しして、知識が足りていない箇所を穴埋め
  • 24〜36時間:過去問を解きまくり、本番形式での回答に慣れる
  • 36〜48時間:最後の見直し

友だちを味方に勉強会を開催

「人に教える」と理解は一気に深まります。すでに本試験で受かっている友達に協力してもらい、一緒に再試験を頑張る仲間と一緒に勉強会を行うとモチベも効率も爆上がりすること間違いなし!

わかっていると思っていた知識も、問われる角度が変わると答えられない、ということもよくあります。口頭試問などで知識を自分の口で言語化することで、どこから問われても問題なく答えられるくらい知識が定着します!

直前1週間のモデル(例)

  • 7日前:全範囲を見出しだけで確認→「絶対正解したい」「たぶん解ける」「これは捨て」に分類(睡眠時間をしっかり確保)
  • 6〜4日前:「絶対正解したい」ゾーンの過去問1周、間違えた問題のピックアップ
  • 3〜2日前:「たぶん解ける」ゾーンの記憶の定着、本番形式での練習
  • 前日:重要な暗記項目の見直し、十分な睡眠時間の確保
  • 当日朝:前日の暗記事項だけ確認し、あとはリラックス!

まだ勉強のスケジュールが定まらない、という人はぜひ参考にしてみてくださいね!

体調とメンタルを整えて

再試ラインにいると、不安や緊張で心がザワザワしますよね。そこでメンタルや体調を崩してしまったらもったいないですよね。睡眠はなるべく7時間は確保できると嬉しいですね!

寝る90分前にスマホを遠ざけるだけで頭や目をリラックスさせるとぐっすりと眠れ、翌日の集中が段違いになったり、勉強合間の少しの散歩やストレッチなど、小さなリラックスのための行動は思っている以上に効きますよ!

まとめ:合格はすぐそこ!

ここまで紹介したように、再試験に引っかかってしまった場合でも、落ち込むよりも先に今日からできることはたくさんあります!まずは明日最初にとりかかることをピックアップしてぐっすり寝ること!たったそれだけで、あなたの一日は変わること間違いなしです。

■ よくある質問

Q1. 再試験まで時間がありません。何から手をつけるべきですか?
A. まずは過去問や落とした問題を振り返り、「確実に得点できるべき問題」を優先して固めましょう!再試験は完璧を目指すより、効率よく合格ラインを超える勉強が重要です。重要度の高い分野を絞り込み、効率よく対策しましょう。

Q2. 暗記が苦手で、どうしても頭に入りません。どうすればいいですか?
A. 覚えるだけでなく、自分の言葉で説明してみる・図に描く・友達に教えるなど、再現やアウトプット重視の学習を意識しましょう。寝る前の暗記は翌朝の記憶定着に有効なので、一日の終わりにルーティンとしてミニゲーム形式などで楽しく組み込むこともおすすめです。

Q3. 再試験のストレスでメンタルが落ち込みがちです。どう向き合えばいい?
A. 再試験を「もう一度学び直せるリベンジのチャンス」と前向きに捉えてみましょう!不安な気持ちは自然なことです。無理をしすぎずに十分な睡眠時間を確保して、勉強と休憩のバランスを大切にしましょう。

■最後に

このブログを執筆したスタッフが所属している医学生道場では、医学部に在学する医学生を対象とした個別指導を行っています。身近に医学部の学習や試験についてつまづいていたり、誰かに相談したいと悩んでいる方はいらっしゃいませんか?そのような方がいらっしゃったら、ぜひお気軽に医学生道場にご相談ください!

YouTubeで医学生道場の様子をご紹介しています。

igakuseidojo-channel
お役立ち情報
お役立ち情報
【タグ】
品川校
品川駅高輪口から塾まで5分
〒108-0074
東京都港区高輪3-23-14-204
新宿校
新宿駅東南口から塾まで5分
〒160-0022
東京都新宿区新宿4-3-30-501
吉祥寺校
吉祥寺駅から塾まで5分
〒180-0005
東京都武蔵野市御殿山1-7-12-805
秋葉原校
秋葉原駅から塾まで5分
〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町2-22-301
名古屋校
名古屋駅から塾まで5分
〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅3-23-6-2B(2階)
大阪校
西梅田駅から塾まで5分
〒530-0002
大阪府大阪市北区曾根崎新地2丁目3-13 1301号
難波校
地下鉄なんば駅より塾まで5分
〒556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中2-6-13ゴールドナンバ竹田4階
福岡校
JR博多駅より塾まで3分
〒812-0012
福岡県福岡市博多区博多駅中央街5-12博多東ビル204号室
通信教育(オンライン)
日本全国どこでも通信による個別指導が可能です!
※受付時間は13:00~21:00です。
※定休日は水・木曜日となります。