著者:おぎの(関西の心理学部在学)
- [過去の著した主なブログ]
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医学部について学ぶうちに解剖学などの暗記の大変さやスケジュール管理の難しさを知ることができました。それをもとにOSCEなどの医学生に役立つブログやアルバイト事情、冬の勉強法などの大学生に役立つブログを書いています!

💡このブログで分かること💡
- 1.医学生が「同期と比べて苦しい」と感じやすい具体的な場面と心の動き
- 2.比較の対象を「他人」から「昨日の自分」に変えることで心が軽くなる理由
- 3.落ち込みを和らげるための実践的な対処法(小さな勝利リストや呼吸法など)
目次
「自分だけ取り残されている」── 比べてしまう苦しさに寄り添う

医学部の勉強は長く、ペースが人それぞれです。
だからこそ、「同期は順調に進んでいるのに自分だけ…」と感じてしまう瞬間は珍しくありません。
試験に落ちたとき、SNSで同期がはしゃいでいるのを見たとき、自分は取り残されているように感じ、胸が締めつけられる──そんな思いに押しつぶされそうになる人は多いです。
まずはその気持ちを否定せず、「それで当たり前の反応なんだ」と受け止めてあげましょう。
例:同期と比べて落ち込んだ瞬間
講義室で耳に入るのは、同期の「次の実習が楽しみだね」「来年こそ国家試験対策始めよう」といった会話。
SNSには同期たちの進級報告や楽しげな写真が並びます。
Aさんは次第に自分を責め、「自分はダメなんだ」「もう追いつけないんじゃないか」と思い込むようになりました。
勉強しようとしても、焦りが邪魔して頭が回らない。気づけば勉強時間も減り、悪循環に陥ってしまいました。
視点の転換:比べる相手を“他人”から“昨日の自分”へ
Aさんの転機は、ある先輩の一言でした。
「合格や進級って、誰かを抜くレースじゃなくて“基準を超える”ことだよ。昨日の自分と今日の自分がちょっとでも違えば、それは進歩なんだよ」と。
この言葉をきっかけに、Aさんは比較対象を変えてみました。
ライバルは他人ではなく「昨日の自分」。
今日できなかった問題が明日できるようになったら、それを認める。
小さな改善を積み重ねることが、最終的には合格や進級につながる──そんな考え方です。
でも、そんなに簡単にはできない
頭では「比べる相手を変えよう」とわかっていても、心はすぐにはついてきません。ついSNSを見て落ち込み、「また比べてしまった…」と自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
人間は感情の生き物なので、意識を一瞬で切り替えるのは難しいのが普通です。
大切なのは「完璧にできなくてもいい」と思うこと。
落ち込んでもいいし、比べてしまってもいい。そのたびに「昨日の自分」という視点を少しずつ思い出せば、徐々に気持ちは楽になっていきます。
小さな勝利を数える習慣をつくる

視点を変えるだけで、心の持ち方は変わりますが、具体的なやり方もあると効果的です。Aさんが実行したシンプルな方法を紹介します。
- ・毎日「今日できたこと」を3つメモする(例:問題集の○ページまで終わった、ノートを一周見直した、今日はよく眠れた)
- ・昨日と比べて「できるようになった問題」を1つ探す
- ・小さな目標(「今日は参考書を10ページ進める」「問題を5問解く」)を設定し達成感を得る
こうした「小さな勝利」を意識すると、他人と比べて落ち込むことが減り、継続する力がついてきます。
「基準到達型」思考の実利性

医学部の進級や合格は、基本的に「基準到達型」です。
つまり、一定の能力や知識の水準を満たせば、合格ラインに到達できます。
これは、「誰かより上でなければいけない」というプレッシャーを和らげてくれます。
重要なのは「自分が基準に到達するかどうか」。
そのために必要なのは、他人を蹴落とすことではなく、自分の理解を確実にすることです。
落ち込みそうなときの具体的対処法(すぐ使える)

- 1.深呼吸してその場から少し離れる(5〜10分歩く)
➡ 息を整えることで自律神経が安定します。特に屋外を歩くと、五感がリセットされて頭の中のモヤモヤが整理されやすくなります
- 2.「今日できたことリスト」を見返す(小さな成功を確認)
➡ 「できなかったこと」ばかりに目が向きがちですが、実際には小さな達成も積み重なっています。1つでも「できた」があれば、それは次につながる自信になります。
- 3.信頼できる友人・先輩に「正直に」話す(話すだけで気持ちが軽くなる)
➡ アドバイスをもらうことだけが目的ではありません。「しんどい」と口に出すだけで心の負担が半分になることもあります。
- 4.目標を小さく設定し、達成することに集中する
➡ 「教科書を全部やらなきゃ」ではなく、「今日は10ページ」「問題を5問だけ」でOK。小さな目標は達成感を生み出し、次の一歩を踏み出すエネルギーになります。
- 5.必要なら学習計画を見直して、無理のないスケジュールにする
➡ 疲れているときに「完璧な計画」は逆に自分を追い詰めます。1日休むことも戦略のうち。心と体を守ることが、結局は学びを続ける力につながります。
どれも「完璧を目指さない」ことを前提にしています。小さな積み重ねを自分で評価できるようになることが回復の鍵です。
焦りは自然。対処法を持とう。

周りと比べて落ち込むのは、あなたが真剣に学んでいる証拠です。
だからと言って、そのまま自分を責め続ける必要はありません。
比較の対象を「他人」から「昨日の自分」に変えるだけで、心はずっと楽になります。
「昨日より少しだけでも前に進んだ」と感じられたら、それを認めてください。
小さな前進は、やがて大きな到達へとつながります。
学びのスピードは人それぞれ。
あなたの歩幅で進んでいいんです。
もし相談をしたくなったら
一人で抱え込まず、周囲の信頼できる人や学内の相談窓口、予備校・個別指導のサポートなどを利用するのも有効です。
誰かに話すことで視点が変わり、早めに建設的な対策を取れることが多いからです。
最後に、そんなサポートの場のひとつとして 「医学生道場」 をご紹介します。
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また、医学生道場のホームページや各種SNSでも役立つ情報を配信していますので、ぜひチェックしてみてください💫
まとめ

他人と比べてしまうと、どうしても焦りや不安が強まります。
そんなときは、比較の相手を「昨日の自分」に変えてみましょう。
小さな成功をひとつひとつ数えていく習慣が、気持ちを立て直す助けになります。
また、進級や合格は「誰かに勝つ」ことではなく「基準に到達すること」。
競争ではなく、自分自身の成長曲線を大切にすることが、長い学びの道を歩むうえで欠かせない視点です。
以下のブログでは心が限界、もう無理というときに知ってほしいことを書いているので、ぜひ読んでみてください😊
❓ FAQ
Q1. どうして他人と比べてしまうのでしょうか?
A. 医学部は周囲のレベルが高く、常に同期の進度が目に入る環境だからです。自然な反応なので、自分を責める必要はありません。
Q2. 比較するのをやめたいのに、ついSNSを見て落ち込みます。どうすれば?
A. 完全に比べないのは難しいので「落ち込んでもいい」と受け入れることが第一歩です。そのうえでSNSの使用時間を制限する工夫も効果的です。
Q3. 留年しそうで焦っています。復活する方法はありますか?
A. 小さな目標を設定して「昨日より前進した自分」を確認することが有効です。必要であれば先輩や専門の個別指導を頼ることも回復の近道になります。
Q4. 医学生道場ではどんなサポートが受けられますか?
A. 学習面だけでなく、精神的な不安やご家族の悩みにも寄り添います。完全個別指導なので、勉強計画の立て直しから日々の心の支えまで一貫してフォローします。