著者:おぎの(関西の心理学部在学)
医学部について学ぶうちに解剖学などの暗記の大変さやスケジュール管理の難しさを知ることができました。それをもとにOSCEなどの医学生に役立つブログやアルバイト事情、冬の勉強法などの大学生に役立つブログを書いています!

💡このブログで分かること💡
1.今年あなたが積み上げてきた”見えない努力”への気づき
2.年末におすすめの「私がんばってたよチェックリスト」
3.新年の目標設定で失敗しないための「余白のつくり方」
目次
気づけば今年ももうすぐ終わりですね。
講義・試験・実習・レポート……「あっという間」だったはずなのに、振り返ればなんだかモヤモヤ。
「今年、ちゃんとがんばれなかった気がする」
そんなふうに感じっている人も、きっと多いのでは?
でも、それはがんばることを「当たり前」にしてきた医学生だからこその感覚なのかもしれません。
このブログは、「うまくいかなかったように感じる」その気持ちごと、そっと抱きしめるための記事です。
来年への希望を抱く前に、どうか今日だけは、今年の自分に「ありがとう」を伝える時間を作ってみませんか。

医学生の日常は、厳しい評価と常に隣り合わせ。
テストの点数、周りの成長スピード、求められる知識量……
少しでも立ち止まると、すぐに追い越されてしまうような気がして、「自分だけが遅れている」と感じてしまう。
心理学では、人は失敗や足りない部分ばかりを強く記憶する傾向があると言われています(ネガティビティ・バイアス)。
だからこそ、事実以上に自分を低く評価してしまうんです。
ですが、それは裏を返せば――
✨あなたは「理想の自分」を強く持っているということ
理想と現実のギャップに悩むのは、成長したいという願いの証でもあるのです。

今年を振り返って、「目に見える成果」が少なく感じたとしても、よく思い返してみてください。
たとえば……
こうしたことの積み重ねは、派手ではないけれど、確かに自分を前に進めてくれています。
たとえ成績が思うように伸びなかったとしても、
「めげずに向き合い続けた」という事実は、結果以上に価値のあるものです。
今年のあなたを振り返るヒントとして、こんなチェックリストを用意しました👇
ひとつでも当てはまれば、それはもう”努力の証”です。
あてはめられる数ではありません。
「チェックできた」という事実を、大切にしてください。

年末のこの時期は、学びも生活も整え直せる“再スタート”のタイミング。
でも、焦って新しい目標を立てる必要はありません。
まずは、「今年の自分」とちゃんと会話してあげることが大切。
「今年、私はよくがんばった」
「うまくいかなくても、あきらめなかった」
「これからも、応援していくからね」
そんなふうに、そっと自分に優しい対話をしてみてください。
年末に一度、「できなかったこと」ではなく、「やめなかったこと」を数えてみましょう。
それは来年のわたしを支える“自己信頼の基礎”になります。

年が変わると、目標を立てたくなるし、なんとなく「変わるぞ!」って気合いが入るもの。
新しい手帳を買ったり、勉強法を刷新したり、完璧にスタートしようとするのは、素敵なことです。
けれど――
最初から全力で走り続ける必要はありません。
むしろ、余白を残してスタートした方が、後々自分を助けます。
なぜなら、新年の高いモチベーションは、いつか少しずつしぼんでいきます。
それは怠けではなく、当たり前のことです。医学生としての日常はハードだからこそ、燃え尽きる前提で計画を立てることが必要です。
「1年はただの区切りでしかない」
そう思えたら、もっと気が楽になるはず。
たとえば、こんなことがあっても大丈夫。
それでもいいんです。
大事なのは、「戻ってきていい場所」をつくっておくこと。
たとえば、勉強計画に“予備日”を設けておく、15分だけやるタスクを用意しておく、休む日の基準を決めておく……。
そうすれば、立ち止まったときにしなやかに立て直すことができます。
そして、もし何度でも止まってしまう自分がいても――
何回でも、やり直していい。
年が変わったって、人生は一続き。
今日からまた始めてみれば、それで十分。
「新年だから」じゃなくて、「新年が来たからこそ分かる自分のペース」で動いていい。
どうか、無理をしないで。自分の1年は、自分でつくっていいんです。
たぶん、あなたは今年もずっとがんばってました。
うまくいかなかったと思えたその日も、心は折れそうになったけど、それでも諦めなかった。
「進めなかった」じゃなくて、「踏みとどまった」あなたを、どうか誇りに思ってください。
医学生の道は長いし、しんどいし、時に孤独です。
それでもその歩みを続けられたという事実が、なにより強い。
かっこよくなくていい。
完ぺきじゃなくていい。
ただ、自分のペースで進めばいい。
今年、よくここまできました。来年もきっと大丈夫です。失敗も迷いも、全部含めてあなたの力になります。
医学生の毎日は見えない努力で溢れています。
結果だけでは測れない小さな日々の積み重ねが、「医師になる」という夢に繋がっています。
どうか、「結果」だけでなく「過程」を、そっと肯定してあげてください。
医学生にとって「やる気が出ない日」は誰にでも訪れます。
でもそのまま放置してしまうと、不安がふくらんで勉強へのハードルがどんどん高くなっていきますよね。
そんなときに頼りになるのが 医学生道場 です。
医学生道場では、勉強が手につかない時期も含めて、
「できない」を責めず、一緒に“再スタート”できる環境を用意しています。
💡医学生道場の強み
「勉強はしたい。でも動けない」
そんなときこそ一度、医学生道場に相談してみませんか?
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Q. 今年勉強が思うように進まなかったけど、今から立て直せますか?
A. 大丈夫です。年末は「区切り」を使って気持ちを切り替えやすいタイミング。完璧である必要はなく、「できなかったことより、やめなかったこと」を見直すだけでも、新しいスタートラインに立てます。
Q. 新年に気合を入れて計画を立ててもいつも途中で崩れます…
A. 計画は「余白」を前提に立てるのがおすすめです。月単位で見直す時間を確保したり、あえて休みの日を設けたりすることで、挫折に強い計画になります。
Q. モチベーションが続かないとき、どうしたらいいですか?
A. 休んでOKです。医学生生活は長期戦。モチベーションが自然に下がる時期も、計画のうちに入れておくと「また戻ろう」と思える場所ができます。