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2017.11.04
橋本将吉

【医学生へ】大変な基礎医学の勉強で、やる気を続かせる方法

こんにちは。医学生道場の代表の橋本です。

 

先日、ある医学生さんから、次のようなお問い合わせを頂きましたので、ご紹介したいと思います。

 

医学生

「先生、基礎医学は大事大事って、みんな基礎医学の先生は言うんですが、何をやっているのか分からなくて、やる気が続きません」

 

橋本

「ごもっともな意見だ。確かに基礎医学は初めのうちはイメージもわかないし、モチベーションが続かない」

 

医学生

「本当に基礎とか基本とかって大切でしょうか?」

 

橋本

「うむ、まあ基礎医学の基礎ってどういう意味だよ!?ってって話になるね」

 

医学生

「後、なんで基礎医学が先なんですか? 絶対にこれって、やる気が続かなくて、つまらないって言って、脱落する人出てきますよね」

 

橋本

「うん、沢山出ているね。実は、臨床医学を勉強する前に基礎医学を勉強しなきゃいけないのは、大人の事情も関係している」

 

医学生

「え~、なんですか、大人の事情って!?」

 

橋本

「よし、今日はそこら辺も話をしようか。まあこうやって考えると、基礎医学は医師になるための、一つの試練なのかもシレン(≧▽≦)」

 

医学生

「え、ここでどうでもいいダジャレ!?」

 

という事で、今回のコラムは、どうしてもつまらない基礎医学の勉強で、どのようにやる気やモチベーションを続かせるか、というコツについてお話したいと思います。是非楽しく読んでみてくださいね(*´▽`*)

 

☆前提として、基礎医学とは何か

基礎医学はその名の通り、医学の基礎となる分野のことです。

 

人間の体はとても複雑で、血圧一つについても、血管を押す力(流動力学、数学、物理学)、血液の成分(生物学、生理学、生化学)など、本当に色々な分野が関係してきます。

 

そのため、これから医学を学んでいく前に、あらかじめ一通り勉強しておきましょう、というのが基礎医学です。

 

、、、はい、そうですね。納得いかないという声が聞こえてきそうですね。仰る通り、「一通り」なんて量ではありませんね。

 

それぞれの専門分野がとても深く、異常なボリュームがあります。

 

医学は日進月歩ですので、どんどん変わっていく話を勉強するというのが、そもそも大変な事なのです。

 

そして、変わらない所ぐらい、毎年同じ過去問にしてほしいと考えたくなってしまいますよね(;´∀`)

 

☆臨床医学の前に基礎医学を勉強するのはなぜ?

私も医学生だった当時は、こんなに勉強しづらくてつまらない基礎医学を、なんで臨床医学の前に勉強しなければならないのか、どうしても腑に落ちていませんでした。

 

そして、内科医になった今でも、同じように疑問に思っている部分もあったりします。

 

ですが、医学部・大学・カリキュラム・スケジュール・文部科学省や厚生労働省や病院との関係など、色々と大人の事情を考えると、どうしても「基礎医学 → 臨床医学」というカリキュラム構成になってしまうようです。

 

日本では今までこうだったから、という慣習的な部分もあると思いますし、逆に医師になるぞという直前に、基礎医学ばっかり勉強していたら、ちょっと臨床現場に出る時に不安になってしまいます(;´∀`)

 

学校のカリキュラムでは、基礎医学の次に臨床医学を勉強する決まりになっていますが、ここで一つ、やる気を続かせる方法がありますので、楽しみにして読んでくださいませ。後の⑤の話です(*´▽`*)

 

☆基礎医学はどうして「つまらない」の?

さて、医学生だけではなく、医学生の親御さんもこのコラムを読んでいるかもしれないので、基礎医学がどうしてつまらない、意味不明だ、と言われるのか、簡単に説明したいと思います。

 

基礎医学がつまらなくて、意味不明な理由は凄く単純で、専門用語が並んでいて、イメージがわきづらい勉強だからです。

 

また、それがつながって文章になっているので、ますます意味が分からなくて、つまらなく感じてしまうのです。

 

基礎医学の教科書から引っ張って来た一文を使って、例を挙げてみたいと思います。

 

「RNAポリメラーゼとは何か。RNAを合成する酵素の総称で、通常、DNA を鋳型として RNA を合成する転写反応を触媒する DNA 依存性 RNA ポリメラーゼを指す場合が多い。」

 

さて、これを初めて読んで、面白くて興味がわくという人は、果たしているのでしょうか。

 

そして教科書では、これが何百・何千ページと続いています。

 

パッと見、医学を楽しむどころか、つまらなくて、勉強するのも無理だと感じてしまいます。

 

試験に向けて勉強をするとしても、どのようにやる気モチベーションを保てばいいのか、本当に悩んでしまいますよね。

 

人間はモチベーションがなければ、膨大な量の試験勉強という、長時間の作業をすることができません。

 

では、このつまらない基礎医学を勉強する時の、やる気やモチベーションの維持につながる、きっかけになりそうなものをご紹介しますので、自分の価値観で当てはまるものがないかどうか、探してみてくださいね(^_^)

 

①医学を楽しんでやろうという気持ち

まずは、ありきたりかもしれない事からお話したいと思います。

 

「試験に向けて基礎医学を勉強しなければならない!」と考えてしまえばしまうほど、「試験勉強は、やりたくない、面白くない、つまらない」という気持ちが湧いてしまいます。

 

今ではゲームやスマホなど、気軽に楽しめるものも沢山ありますし、部活やサークル、人間関係の楽しさと比べると、そう感じてしまうのは、少し仕方のないことかもしれません。

 

ですが、医学というもの「自体」は、実はとってもとっても楽しい学問なんです。

 

「どうやって、人は命を維持しているんだろう」

「どうして、人は恋をするんだろう。脳の仕組みはどうなっているんだろう」

「どうして、人は悩んでしまうんだろう」

「どうやって、人は身体を動かしているんだろう」

 

こういった、人間に関係する事を思いっきり勉強できるのが医学なんです。そして、医学部を卒業すると、その勉強したことが人を救ったり、助けたりする武器に変わります。

 

また、今日の常識が明日には変わっている可能性もある、飽きない学問でもあります。こんなに一生楽しめる学問は、そうそう無いのかもしれません。

 

そんな「医学は楽しいかもしれない」という視点が、もしかしたらモチベーションの一つになったら、素敵だなと思います(*^▽^*)

 

②医師になった後の事を想像してみる

あらかじめ言っておくと、人は近くない遠い将来の事は「不確実」であることを知っているので、将来の話はやる気やモチベーションにはつながりづらいものです。

 

そしてこの、医師になりたいという気持ちについては、医学部の低学年生にとっては、数年以上先の話になりますので、どうしてもモチベーションにつながりにくい話しかもしれません。

 

ですので、基礎医学を勉強する時に、やる気を続かせるための一つの方法と思って読んで頂ければと思います。

 

つまらないかもしれませんが、この大変な試験を乗り越えていけば、当然医師になることが出来ます。

 

医師になると、「勉強をすればするほど、沢山の人に貢献し、感謝をもらっている」ことに気づきます。その時に初めて、自分がしている勉強が、意味のある勉強であることに実感がわいてきます。

 

学んだことが、そのまま次の日の医療につながるのが医学なんです。

 

患者さんが「ありがとう」って沢山沢山言ってくれます。

 

勉強してよかったって、本気で思えるようになってきます。

 

そして、そのためには乗り越えなきゃいけない壁が、今の(つまらない)基礎医学の進級試験の勉強なのかもしれません。

 

そういうわけで、疲れた時には、自分が白衣を着て、沢山の患者さんに「ありがとう、ありがとう、会えてよかったよ」と言われている姿を想像してみてくださいませ(*´▽`*)

 

③仲間を作る時間なんだ、と考えてみる

医学部の在学中は、尋常ではない数の進級試験が待ち受けています。

 

その度に一人で勉強するのは、不可能ではありませんが、なかなか大変です。

※関連コラム「医学生が仲間に頼らずに勉強したい時の、具体的な戦略!

 

そこで、「基礎医学を利用して仲間を作るんだ」と言う風に考えてみる方法があります。

 

具体的には、質問されたら答えられるようになるまで勉強してみるということです。

 

そうすると、友達の目には、困ったときにはあなたに聞けば大丈夫、あなたは勉強をしているすごい人、というように映ります。自分も嬉しいし、仲間も増えるし、自分で主体的に勉強しているんだ、という実感がわくようになります。

 

基礎医学で仲間を増やすという目標を立てるのも、1つの方法かもしれません。

 

④正確に現状を把握してみる

つまらないと感じている勉強をする時間は、それがずっと続くのではないかと錯覚してしまいがちです。

 

その時は「試験までの時間は約2か月間、そのうち勉強に充てられる時間は80時間。

 

仲間と勉強している時間は、気を紛らわすことができるので、さらにマイナス30時間。好きな音楽を聞きながら勉強する時間も、気を紛らわすことができるので、さらにマイナス30時間。

 

人で勉強しなければならなつまらない時間は、たったの20時間だ!」というように、改めて整理して考えてみましょう。もしかすると楽になるかもしれません。果てしない戦いはないのです。

 

⑤学校のカリキュラムに捉われない

学校のカリキュラムが、基礎医学 → 臨床医学 という流れだからと言って、自分で勉強する時は、わざわざその順序でなくてもいいと思います。

 

具体的には、自習の時の医学の勉強は、楽しそうな臨床医学(臨床的な疑問)に手を付けてみて、深く知りたいなと思ったら、基礎医学の教科書で調べてみる、という形です。

 

ちょっとイメージが湧きづらいと思いますので、例を挙げてみたいと思います。まずは次の図をご覧ください。

 

 

これはマップと呼ばれる技術です。

 

一つの臨床的な疑問や問題について、どんどん細かく突き詰めていく、という勉強方法です。

 

上の図は、高血圧について考えてみたマップの例です。興味がありましたら、関連コラムに詳しく説明しているので、是非読んでみてくださいね(^^♪

※関連コラム「医学を楽しく勉強できるようになる、具体的な方法!

 

⑥「やる気」について勉強する

やる気には、内的報酬と外的報酬という二種類があります。

 

内的報酬と言うのは、「自分の内側から出てくるやる気」の事で、外的報酬と言うのは「自分の外側から与えられて出てくるやる気」の事を指します。

 

これに関しては、医学生に向けた一冊で、分かりやすくまとまっている本がありますので、興味がある人は「医学生やる気強化法」を読んでみてくださいね。

 

ニコニコ医学生ダラダラ医学生の二人を題材にして、やる気とは何なのか、どうしたら出てくるのか、医学的な解説も含めて書いてあります。(≧▽≦)

「医学生やる気強化法」についてはこちら!

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

医学生道場 代表医師 橋本将吉

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