医学部向けブログ
2018.08.21
橋本将吉

【医学生へ】医学部で、解剖が分からなくて辛い時の解決策!

こんにちは。医学生道場の代表医師の橋本将吉です。

 

今回は、これから解剖学を勉強しようという方や、解剖学がわからなくて悩んでいるという方に向けて書いてみたいと思います。

 

解剖が辛い理由を知っていると、戦略を立てるのに有利です!

 

それではまず初めに、ある医学生の生徒さんと私の、よくあるやり取りをご紹介したいと思います。

 

医学生

「先生、解剖がわからなくて辛いです。。。」

 

橋本

「いきなりどうした。萎えてるみたいだね。(笑)」

 

医学生

「はい、、、。」

 

橋本

「解剖が辛いって思う理由はなんだい?」

 

医学生

「えー、なんだろ、とにかく辛い!それだけ!(笑)」

 

橋本

「ほー。それは困ったねぇ。でも辛い理由よく分かるよ。(笑)」

 

医学生

「辛くなる理由があるんですか!?是非教えてください!」

 

橋本

「よし、そうしたら解剖が辛い理由と解決策を合わせて伝授しよう!」

 

医学生

「お願いします!!」

 

ということで、今回は、解剖学が辛い時の解決策について、ブログを書いてみたいと思います。

 

気楽に楽しく読んでみてくださいね。(*´▽`*)

 

 

なぜ解剖学が分からなくて辛いのか?

医学生道場に通う生徒さんたちも、口をそろえて「解剖学がわからなくて辛い」と言います。

 

ですが、医学生の皆さん、どうして解剖学の勉強が辛いものなのか、実はよく理解していないのです。(笑)

 

なぜ、辛いのかを把握する事で、勉強の手助けになります(*^^*)

 

そこで、解剖学が辛い理由を三つほどお話ししたいと思います!

 

理由その1 医学部低学年で学ばなければいけない科目

どんな科目も大体、紙や文字を覚えればいいと思うかもしれませんが、解剖学に至っては、三次元で物を考えて、それを言葉にしていく必要があります。

 

問題なのは、これを医学部の上級生になってから勉強するのではなく、「人間の身体がどういうものかイメージが湧いていない低学年で勉強しなければならない」という事です。

 

しかし、弱音を吐いていても解決にはなりません。

 

解剖学は「イメージ」を膨らませながら 勉強していく必要があるという事を、まず解剖の辛い理由の1つとして把握しておいてくださいね。

 

理由その2 みんなが違う事を言う

みなさんは、勉強をするにあたって、まず初めに情報収集をすると思います。

 

ブログを読んでみたり、先輩に聞いてみたり、先生に聞いてみたりするかと思います。しかし、みんな全然違うことを言いますよね。

 

例えば、先生は「絵を描け」と言ったり、先輩が「出る順を覚えろ」と言ったり、様々なことを言われて混乱した方もいるのではないでしょうか。

 

この、周りが全然違うことを言う中で、「自分に合った勉強スタイルを見つけるぞ」という気持ちが大切になってきます。

 

こちらも、解剖学の勉強の戦略を練る上で重要になってくるので、頭に入れておきましょう。

 

 

理由その3 暗記と論理的思考の両方の要素がある

暗記と論理の二つは、解剖を勉強する中でとても大切なものになってきます。

 

医学生道場には「僕は論理は得意ですが、暗記が苦手です。どのように解剖学を勉強したらいいでしょうか。」と多くの医学生が相談に来てくれます。

 

結論から申しますと、暗記だけで勉強しようとしたり、論理だけで学ぼうとしたりすると、解剖学の学習は中々前に進みません。(/ω\)

 

これはなぜかと言うと、解剖学の学習では、論理と暗記の両方の思考が求められているからです!

 

この「暗記の要素」と「論理の要素」の、どちらも学習に必要だという事を、しっかり肝に銘じておきましょう。

 

 

解決策は、解剖学と言う敵をしっかり見極める事!

分かるようになる方法 その① 解剖学は、表層 → 深層 → それらをつなぐ血管や神経 で構成されるぞ!

他のブログでも説明があったかと思いますが、解剖学は人間をバラバラにした学問です。

 

解剖学が分かるようになるには、きちんとこれを理解しておくことが大切です!

 

人間を切ってみると表層が表れて、次に筋肉を取ってみると深層が表れる、そして、それをつなぐものの血管や神経に目を向ける。

 

この順番を理解するだけで勉強がしやすくなります!

 

 

分かるようになる方法 その② 専門用語にビビるな!しっかり文字を分解すると、覚える必要がないものも出てくる!

解剖は、膨大の量の専門用語が出てきますね。これに悩まされている人もたくさんいるかもしれません。

 

なので、専門用語との戦い方について、胸骨舌骨筋を例にして少しお話したいと思います!

 

「胸骨舌骨筋」と聞いて、「ああ、あそこの部分ね」と、出てくる人は相当勉強していると思います。

 

このような、よく分からない専門用語が出てきた時に、大切な事は「バラして考える」という事です。

 

例を挙げたいと思います。まず、胸骨舌骨筋を「胸骨」「舌骨」「筋肉」と三つに分けてみましょう。

 

次に、自分のイメージを働かせます。

 

「舌はどのような働きをしているんだっけ。」

「ということは、舌の下にある舌骨は食べ物を飲み込むためのものかな。」

「その下の胸骨は舌骨を引き付けて何をしているのかな。」

 

このように想像してみます。

 

そうすると、胸骨舌骨筋は「ご飯を食べる時に関係してくるのかな。」と想像できるかもしれません。

 

この想像を元に、色々調べてみましょう。

 

調べるときに開いた参考書の見方が、疑問を持った見方に変わるのが分かると思います。

 

そして、舌、舌骨そして胸骨が、ご飯を飲み込むために使われる骨と筋肉であるということが分かるのです。

 

このように、一個ずつばらして考えていくと、難しい専門用語だったとしても、うまく理解することができます。

 

是非試してみてください♪

 

 

分かるようになる方法 その③ 身体のイメージを作っていくように、自分の身体を見ながら勉強しよう!意外に身近なものを勉強している事に気づくぞ!

解剖学をしっかり勉強すると、3、4、5、6年生、そして医師になってからも、すごく勉強がになります。

 

暗記だけを勉強したり、つなげることだけを意識した勉強をすると、大体5、6年生になってから、「ちゃんと勉強すればよかったな」と思うことになります。

 

勉強法について後悔しないためにも、「解剖学はイメージで勉強しよう」というテーマでお伝えしたいと思います!

 

今回、例としてお話したいのは「舌骨舌筋」についてです。

 

「舌骨舌筋」は、なんだかイメージしやすそうで、実は分かりずらい筋肉ですよね。

 

まずは、「舌骨」「舌」「筋肉」に分けてみましょう。

 

この三つを調べてみると、「舌と舌骨をつないでいる筋肉」というのが見えてくると思います。

 

大切なのはここからです。ここで勉強をやめないで欲しいんです。

 

さらにもう一歩踏み込んで勉強する事で、5、6年生ですごく勉強が楽になります。

 

具体的に説明します。

 

「舌と舌骨をつなぐ筋肉」を、物事を広く見るマクロな視点で捉えてみましょう。

 

ちなみに、自分の体を触りながら考えると、必然的にマクロな視点になります。

 

舌骨舌筋は、「のどのあたりにあるのだな」と感じて欲しいんです。

 

そしてさらに、ご飯を食べるというところまで想像してください。

 

「ご飯が口に入ってきて、舌骨が舌を引っ張って、舌が喉に押し付けることでご飯が飲み込みやすくなる、というのが舌骨舌筋なのだな」という所まで理解を深めて欲しいのです。

 

 

解剖学を頑張って勉強し終えると、身体の全体像がつかめるようになるから、他の全ての科目に使える知識になる!

これまで解剖学がわからなくて辛い理由、分かるための方法についてお話してきましたが、最後に、「解剖学は役に立つ」というお話をしたいと思います。

 

解剖学は、苦手な人が沢山います。「本当に役に立つのかな」なんて悩んでいる人も多いのではないのでしょうか。

 

そんな、解剖学で悩んでいる医学生に向けて、「解剖学はきちんと役に立つからしっかり勉強しておこうぜ☆」といった内容でお送りします。(*^^*)

 

先ほどの舌骨舌筋のお話と関連付けて解説したいと思います。

 

生理学

生理学は、生理学は生体の機能とそのメカニズムを解明する学問ですね。

 

解剖学できちんと学ぶ事で、生理学を学んだ時に、「喉のあたりは細かい筋肉がたくさんあるんだな。飲み込むのは大変なんだな。」と、理解するのに役に立ちます。

 

場所の関係が分かるから、ご飯がどこを流れるのか、どの神経がどのように働くのかが分かる、という事になります。

 

組織学

まだ学んでいない人もいると思うので、まずは組織学とは何か、という話をしたいと思います。

 

組織学とは、簡単に説明すると「人間を片っ端から顕微鏡でのぞいてみると、どうなっているか」という学問です。

 

組織学はミクロな視点で勉強するので、多くの人は視野が狭くなりがちです。

 

しかし、きちんと解剖学を勉強した後に、組織学に取り組むと、広い視野を持ったまま勉強することが出来ます。

 

具体的には、例えば「解剖学で色んな筋肉を勉強したけど、もっと細かく見てみると、こうなっていたんだ」というように、理解しやすくなります。

 

解剖学は、組織学を勉強するために、切っても切れない関係なので、しっかり勉強しておくと非常に役に立ちます。

 

臨床医学

そして、解剖学を勉強する事によって、最も役に立つのが、臨床医学です。

 

臨床医学では、様々な病気について学びます。

 

例えば、誤嚥性肺炎を例にしてみましょう。

 

誤嚥性肺炎というのは、高齢者に多い病気で、本来なら食道や胃に入る食事が、気管や肺に入ってしまう病気です。

 

理由としては、年齢が上がるにつれて、喉の部分の筋肉が弱ってしまったり、喉の筋肉を動かす神経が衰えてしまったりする事です。

 

この誤嚥性肺炎を学ぶ時に、解剖学で「ああ、喉の部分には色々な神経や筋肉があったからなあ。年齢に伴って誤嚥性肺炎になってしまっても、仕方がない所があるのかもしれないなあ、、、。」という様に考える事が出来れば、理解しやすかったりします。(^^)/

 

他にも例を挙げると、脳の解剖をしっかり勉強しておくと、脳梗塞を勉強する時に、便利だったりします。

 

「この患者さんは、言葉を理解するのが難しくなっているから、もしかすると脳の言語野の部分がダメージを受けてしまっているかもしれない」

「この患者さんは、眼球に異常はないのに、目が見えなくなってしまっているから、脳の目に関係している部分が脳梗塞になってしまっているのかも」

 

このように、脳梗塞と症状の関係が分かったりします。診断が出来たら、少しかっこいいですよね。(^_-)-☆

 

解剖学は様々な場面で活用できます。

 

最初にきちんと学ぶことで、他の科目が理解しやすくなります!今後のためにも、解剖学の勉強を嫌がらず、しっかり頑張っていきましょう!

 

 

 

まとめ

確かに解剖学は大変ですよね。

 

しかし、解剖学をしっかり勉強すると、ほかの科目が勉強しやすくなります!コツを抑えれば嬉しい事が沢山あります!

 

医学生道場は、日本で唯一の医学生専門の個別指導塾です。勉強の仕方や悩みがある方は、初回の面談は無料としておりますので、是非一度お問い合わせくださいませ。

 

羽生君にもコーチがいるように、自分で厳しければ、是非気軽に相談してくださいね(*^^*)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

医学生道場 代表医師 橋本将吉

 

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