医学部への受験は極めて難易度が高いので、どのように勉強すれば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで参考書を使った勉強法を紹介していきます。これから医学部への受験を考えているという方にうってつけの内容となっています。高難度の医学部に合格したいという場合には役立つ情報を解説していきます。
参考書選びも重要な要素
医学部に向けた受験勉強は参考書選びから始まっているといっても過言ではありません。参考書は原則として受験校の難易度に合わせたものを選ぶ必要があります。医学部は非常に難易度が高いイメージがあるためか、とにかく難しい参考書を用意すれば良いと思っている方も少なくありません。しかし、医学部受験において出題される問題はひたすらに難易度が高いものではなく、広い範囲を網羅したものとなっています。それぞれの分野において専門性の高い方にとってはそれほど難しくないケースもあります。それゆえに、自分が志望している医学部に合っている参考書はどれかを落ち着いて考えて、参考書を購入することが大切です。たくさん買ってもやりきれない可能性が高いので、1科目あたり2冊ほどを目安にしましょう。もちろん、インターネットなどで口コミを見て選ぶのも有効です。とにかくマッチした教材が見つかるまでじっくりと探すことが重要となっています。
参考書は間違えてもいい
勉強をしている時にどうしても間違えたくないと考えている方は珍しくありません。問題を解いているという状況なので、間違えたくないと考えること自体は自然なことです。しかし、参考書を使った勉強はあくまで練習なので不正解であっても全く問題ありません。最初から教えてもらわなくても全問正解できる場合は、これ以上の勉強が必要ないほどしっかりと身についているか、参考書のレベルが合っていないかのいずれかでしょう。対して、明らかに分からない問題があった場合は、すぐに答えを確認することが大切です。その上でチェックを付けておき、いつでも確認できるようにしましょう。大事なのは最終的にできるようになることであり、最初からできることではありません。何度も何度も解くことによってできるようになった難しい問題は、その分印象に残りやすいケースがあります。最近ではインターネット上で解説などを掲載しているサイトもあるので、そういったサイトを活用して勉強を進めることも有効となっています。
根拠を持って答えることの重要性
参考書の問題を解いている時に大事なのは、根拠を持って解答をするということです。その内容が合っているか不正解なのかは後で確認すれば良いことなので、解答の時点で気にしていても仕方がありません。自分が根拠を持って考えた答えであれば、それが正解でも不正解でも得るものがあります。適当に答えてしまうと、間違った時に反省材料にしにくく、同じようにまた間違えてしまうかもしれません。とにかく自分なりの根拠を常に持っておくことが大切です。答えはあっているか間違っているかの2つしかありません。しかし、そこに至るまでにはいくつものルートがあります。その道筋を理解していくことが深い理解へと繋がっていきます。そのためには確信をもって解答するということが大切です。参考書の難易度が自分のレベルや志望校の水準に合っていなかった場合は、躊躇せずに変えるようにしましょう。迷っている時間がもったいないからです。
医学部に合格するということは容易なことではありません。それは医学部が医者を生み出す学部だからです。医学部に合格すれば医者になれる可能性が広がります。それゆえに医学部合格には高い学力が必要とされます。医学部の受験でも他の学部の受験でも大切なことは変わりません。医学部だからではなく、あくまで志望校合格に大切なことをしていくことが、結果的に医学部への合格に繋がります。これはどの医学部についてもいえることとなっています。
受験を乗り越えるのにも大変な医学部ですが、入学後も進級試験や卒業試験など、乗り越えなければならない壁はたくさんあります。受験のときにしていた勉強の方法や内容は、医学部に合格してからの学習とは異なったものです。学習方法を見直すきっかけに、留年を防ぎ最短で夢をかなえるために、日本唯一の医学生のための個別指導塾「医学生道場」へご相談ください。留年しないためのノウハウを先輩医師講師がマンツーマンで指導いたします。