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2019.12.20
医学生道場 原田伸一

【こうして気分を変えてみよう!】「気分転換をこうやっています」ちょっとご紹介

【こうして気分を変えてみよう!】「気分転換をこうやっています」ちょっとご紹介

季節は12月の中旬にさしかかりました。年末に近づくにつれなにかと忙しい時期になります。
つい仕事量を増やしたり、無意識のうちに忙しい状態にしてしまっていることもあるでしょう。

忙しい状態がつづくと身体もくたびれますし、次第に意思の力を失っていきます。

意思の力を失っていくと、集中力が損なわれます。
どことなくやる気がおきなくなったり、仕事や勉強が途切れ途切れになるのは、意思の力が失われている証拠でしょう。

意思の力を失っているときに無理をして目の前の仕事に取り掛かっても、なかなかと成果を上げることはできませんし、
それが失敗する確率が格段に上がるでしょう。
意思の力が下がっているときは、新しく何か始めたり動き出すのを避けるべきでしょう。

では意思の力をどのように維持するべきでしょうか。あるいは回復を図っていくべきでしょうか。

1つは音楽です。
流れる旋律に特別な注意を払うことなく、音に包まれる環境をつくり出します。
音の大きさは静かに。爆音ではなくそよ風が吹くような音を流します。
ジャンルはクラシックがよいでしょう。歌曲は却って気を散らしますので避けた方がよさそうです。
刺激や迫力ある音曲も避けるべきでしょう。
イメージとしてはゆったりと音を身体に浴びながら、徐々に意思の力を恢復させるといったところでしょう。

2つ目は絵画を鑑賞することです。
絵画は現代アートよりも、ルネサンス以降、ピカソ辺り(1970年代くらい)の西洋絵画をお勧めします。
西洋絵画は、日本の古典的な絵画よりも色鮮やかな表現が豊富であり、観る人の目を色で楽しませる効果を持ちます。
とくに作家や、作風を決めずに、数枚から気に入った絵を選びましょう。

画の見方は、例えば色彩や構図、モチーフ(神話、歴史、風俗、静物、肖像など)から楽しむのですけれど、
あまり深く考えず、心から“美しい”とか“惹かれる思いである”といった画を選ぶとよいです。
画を選ぶのは、美術館に足を運んでも良いでしょうし、Google Arts & Cultureや、ルーブル美術館など、美術館が公開している絵画をアプリなどで探すとよいでしょう。

画を眺めているうち、ほっと一息ついて、心を惑わせたり気持ちを揺さぶる悪い要因を次第に退けることができます。
心より没入する体験が、気持ちを高め、意思の力を蘇らせます。

3つ目は読書です。
あらゆるジャンルがあるなかで、詩や小説が妥当そうです。
学術系やノンフィクション系ですと、結局勉強になってしまっていることがあり、却って頭をつかって逆効果になります。
なるだけ頭をつかわずに、自然の流れのなかで、気力を維持し意思の力を増進するのが目的ですから、
こちらでも、いわゆる序破急のような、慌ただしく場面が変わったり、シェイクスピアの悲喜劇のように感情を揺さぶる物語は、読むのを推奨しません。
日常的な話題を取り上げた作品、詩のように奥深く噛みしめるほど頑味の出る作品をお勧めします。
そして、あまりに情報量が多いのは気疲れのもとですので、簡潔で、奥深く、長く味わえる作品を選ぶとよいでしょう。

活字を目で追うのもよいですが、ゆっくりと声に出して味わうと、作品の面白みがありありと伝わるようになります。
非現実的だが知的で好奇心を呼び覚ます作品に触れることで、身体の機能を恢復させ、意思の力の復活への道のりを歩むことができるのです。

4つ目は散歩です。
陽の光を毎日一定量浴びるのは健康につながると、巷間でよく言い伝えれますけれど、それに加え、朝方の生活リズムを堅持することは、健康維持の点でも重要でしょう。
朝散歩するのは特別な体験です。
目に飛び込む風景の一つひとつが新鮮に映ります。道を進むうちにさまざまな景色に目を向けて、その変化や面白さに心が洗われていくでしょう。
散歩する場所は、緑の多い場所が望ましいとおもいます。都会であれば公園でしょうか。草木から力をもらうことができます。

毎日のように同じルートを散歩していると、“感動”や“発見”の度合いが逓減していくようになります。
それを避けるにはどうするべきでしょうか。
ひとつの方法として、その日の散歩のテーマを決めることです。

例えば、「今日は四角いものを発見しよう、今日は青色のものをみつけよう」と決めたとして、
道行くうち、四角い標識や、看板、ポスター、牛乳配達用のボックス、小学校の鉄棒など、
普段気に留めていなかった風景があらたに目の前に現れます。
いつも歩くルートでも、意識の仕方や見方を変えることで、大分景色が違ってきますので、散歩のさなか試してみるとよいでしょう。

仕事や勉強に熱を入れすぎると、自分の意思の力が弱まり、十分なパフォーマンスを出せなくなりますけれど、
以上ご紹介した方法で、前を向いて取り組む力を恢復させてください。

忙しい日々がつづくかとはおもいますが、どうぞお身体にきをつけて、日々精進されますように!

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