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2017.06.16
橋本将吉

【医学生へ】医学部の留年の話を、誰にも分かってもらえない理由。

こんにちは。医学生道場の代表医師の橋本です。

 

先日、留年してしまったある医学生さんから、次のような相談を頂きましたので、ご紹介したいと思います。

 

医学生

「先生、留年してしまった私の気持ち、誰にも分かってもらえません。辛いです。」

 

橋本

「誰かに何か言われたか?」

 

医学生

「周りには親不孝だと言われ、その親には頑張れと言われます。頑張れたかどうか分からないですけど、自分なりにやったつもりです。」

 

橋本

「分かってくれるのは留年生仲間ぐらいか?」

 

医学生

「そこまで留年生同士で仲が良いわけではなく、お互いに分かりあったりという事はありません、、、。」

 

橋本

「医学生の留年問題は少しずつ世間に認知されてきたけど、まだまだだよな。俺が声を大にして、そんな簡単な問題じゃないんだよ、って言いたくなることもある。」

 

医学生

「先生、自分どうしたらいいんですか?もう自分でも分からなくなってきました。」

 

橋本

「よし、一緒に前を向いていこう。下も後ろも見ても、分かってもらえないと嘆いてもどうしようもない!医学生という理系人間なら、理屈で前に進んでいこう。俺が一緒に力になる!」

 

医学生

「先生ありがとうございます。」

 

ということで、今日のテーマは、留年生の気持ちについて書いてみたいと思います。医学部の進級や留年に関する問題は、本当に少しずつですが、世間に認知され始めてきたと思います。しかし、いまだに次のように話されているのも事実です。分かってもらえないどころか、時には心無い一言をぶつけられてしまう事もあります。

 

「え~お前、医学部に入ったのに留年したの?」

「油断したんだろ~。」

「他の人蹴落として医学部に入ったんだろ?自覚もてよ。」

「学費いくらかかるんだ。どれだけ親不孝なんだよ。」

「あいつと一緒にいると巻き込まれるぞ。」

「もうちょっと頑張ればいいのに。」

 

我々のように一生懸命やってる当事者からすると、「そんな簡単じゃないんだよっ!」って、本気で怒りたくなるような言葉たちです。

そしてこのコラムは、そんな世間の認知の歪みを、少しでも矯正するための、いわば啓蒙的なコラムかもしれません。皆さんだけでも、穏やかな眼で読んでくださいね(;´∀`)

 

ある留年した医学生のお母さんとの会話

先日あった、ある医学生のお母さんからのお問い合わせについて、ちょっと(冗談交じりで)ご紹介したいと思います。

 

医学生ママ

「うちの子、本当に勉強が出来なくて、バカぽんで留年してしまいました、、、。」

 

橋本

「え、医学部受かったのに、バカぽんなんですか?」

 

医学生ママ

「あれは偶然だったんだと思います。奇跡は起こしてはいけませんでした。」

 

橋本

「ふむふむ、偶然で三つも四つも医学部に受かるなんて、とてもびっくりするような奇跡だったんですね。」

 

医学生ママ

「おっほっほ(華麗にスルー)。ところで先生、しかもですよ、最近になって部活に入るとか言い出しまして。本人が言うには、資料とか過去問とかが手に入るからって事なんですが。」

 

橋本

「なるほど、本人なりにきちんと留年したという問題に向き合って、改善策をしっかり考えたという事ですね。素晴らしいですね。」

 

医学生ママ

「もう、資料だか過去問だかポケモンだか何だか知らないんですが、もう私にとっては狂気の沙汰ですわ。」

 

橋本

「おおっと、これはどっから話をしようかニャース(;´∀`)」

 

最後は冗談ですが、続いてもう一つご紹介します。

 

留年後に道場に通い始めた医学生のお母さんとの会話

 

橋本

「お母さん、良かったですね。前期試験の結果、とてもいい成績でしたね。」

 

医学生ママ

「あら、そうなんですか。」

 

橋本

「え、あんまり興味ないです?本人あんなに自習室に通って、家でもしっかり頑張って勉強してたのに。」

 

医学生ママ

「ああ、そういえば家ではずっと椅子に座ってましたね。」

 

橋本

「え~~ちゃんと褒めてあげてくださいよ~。前期試験は結構重いのも多くて、メンタルも疲れる科目ばっかりだったんですから。」

 

医学生ママ

「私は専門的な事は分からないんで、すみません(*´▽`*)」

 

橋本

「(あんなに努力やら根性やらって言ってたのに~~。ちょっと話をすすめるとすぐそれだっ!)では全部分かるように教えて差し上げましょう!怒」

 

試験を受ける当事者にしか分からない、進級試験の辛さ

さて、会話形式はここまでにして、どうして医学部の大変さが分かってもらえないか、論理的に考えてみたいと思います。ちなみにこれからの話は、私が医学生の個別指導塾を始めてから、現在に至るまでの経験から来ています。

 

①時代・考え方の違い

親御さんが分かってくれない場合には、特にこれが大きいと思っています。昔の感覚で言うと、どうしても「大学の留年は怠け者がするもの」というイメージが強いのです。しかし、実際はそんなことありません。

 

また、医学部の中でも、昔と今ではあまりに違いすぎます。確かに昔の医学部ではほとんど留年と言う問題はありませんでした。しかし今では、成績の低い者の中から30人を落とすというような大学もありますので、他人事ではありません。

 

②医学部を取り巻く環境

私も医学部を卒業してから知った事が沢山あります。その中でも、特に勉強になったなと思うのは、この医学部を取り巻く環境についてです。

 

医学部と言うのは、文部科学省・厚生労働省などの政府機関や、大規模から小規模にわたる病院や医局、そして医師会など、本当に多くの組織に囲まれています。そして、当然の事ながら、一番発言力が弱いのは医学生です。

 

そして、色々な事情が重なって重なって、結果的に大きな影響を受けているのは、医学生なのではないかと思っています。公の場では言えないような、どうしても理不尽だと感じる問題も多いのです。

 

③医学の専門分化

インターネットの発達や、検査・研究技術の発達により、医学は以前に増して、どんどん高度に、そして専門分化してきました。その速度は著しいものです。

 

そして、医学は日進月歩の世界であり、それに伴って、治療の方法や技術もすごいスピードで進化しています。

 

医学部は、医療のための医学を学ぶ場所ですので、どうしてもそのスピードに追い付かなければなりません(引っ張っていく側の卵なのです)。

 

医学部は、それらを全て網羅した勉強をしなければなりませんので、どうしても膨大な勉強量になってしまうのです。

 

医学部の留年問題は、そう簡単な話ではありません。誰が悪いのかという事も無いのかもしれません。

 

医学生道場は、そんな問題に、医学の教育の現場から立ち向かっていこうという組織です。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。心配など御座いましたら、いつでもご相談くださいませ。

 

医学生道場 代表医師 橋本将吉

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