医学部向けブログ
2017.07.01
橋本将吉

【医学生の家族の方へ】医学生は子供?論理的に解説します!

こんにちは。医学生道場の代表の橋本です。

 

医学生道場は、定期的に親御さんと面談をするようにしています。

 

現状報告や悩み相談など、お互いに多くのメリットがあるからです。

 

その中で、ちょっと面白いなと思った話しがあったので、ご紹介させていただきたいと思います。

 

医学生の親御さん

「先生、おかげさまで前期試験が通ったと息子から報告がありました。ありがとうございました」

 

橋本

「いや、私も安心しました。なんだかその学年では、すごい留年生がいると噂になっていますよ」

 

医学生の親御さん

「そうですか。前はそんなことは考えられなかったです。ちなみに先生、医学生ってまだ子供なんですかね。うちは浪人して入ってるから、20歳を超えてますし、きちんと大人だと思って対応しようと思ったのが、実は仇になった気がしたんですよね」

 

橋本

「なるほどです。まあ、医学生は医学部に入っている時点で、かなり特殊なので、大人とか子供とかって考えると、真ん中あたりの成長過程といったところだと思います」

 

医学生の親御さん

「それってどういうことでしょうか。そういえば、先生は精神科でも長く勤めてらっしゃいましたよね。是非詳しく聞かせてください(^^」

 

医学生は他の学部の子供さんと比べて、大きく事情が違います。

 

医学生の教育をしていて感じる、一番大きなそれは「価値観の成長」という点についてです。

 

価値観とはなにか

まず、価値観と言う言葉について考えてみたいと思います。価値観と言うのは、「行動の原理になる考え方」の事を言います。

 

つまり、「行動基準」というものです。

 

例えば、ある子供が友達と二人で、ご飯を食べに行くとしましょう。その時に次のような会話になるとします。

 

子供A君

「よし、定食かトンカツを食べに行こうぜ!」

 

子供B君

「トンカツかあ、、、。ちょっと最近、身体の事考えてるから、定食屋さんにしない?」

 

子供A君

「いいぜ!どこの定食屋にする?」

 

子供B君

「早く試験勉強に戻りたいから大学の近くにしようぜ!」

 

子供A君

「おっけー!」

 

ここで子供B君は、「健康」や「試験勉強」を大事にしているのが分かります。

 

これが行動基準であり、価値観です。ある問題とぶつかった時に、その人が判断する基準を価値観と言います。

 

本来、子供から大人になる過程で、中学校や高校で、子供同士で色々な価値観をすり合わせ、「自分はこういう事を大事にしよう」「自分はこうならないようにしよう」というように、価値観を成長させ、大学に進学します。

 

恋愛や部活動、アルバイト、そして学校生活など、沢山の出来事にかけた「時間」が価値観を成長させます。

 

しかし、医学生の子の場合は、大きく異なります。

 

医学部に入るまでに、多くの時間を勉強にかけている

医学部に入るまでの流れを振り返ってみたいと思います。

 

ご存知だと思いますが、医学部は入るのに相当な勉強時間が必要になります。

 

勉強というのは「ひたすら英文を音読」して「ひたすら方程式を解い」て、「ひたすら物理の問題を解い」て「ひたすら数学の問題を解い」て、という単純作業です。自分との闘いそのものです。

 

周りが友達とディズニーランドに行ったり、デートしたり、家族旅行をしたり、ゲームをしたり、ウダウダ昼寝をしたり、部活に取り組んでいたり、時には家族と食事に行ったりして、価値観を成長させている中、自我を押し殺して、必死にいろんな時間を削って、有言実行という責任や、応援してくれる仲間からのプレッシャーの中、必死に勉強して医学部に進学します。

 

たくさんの気持ちを我慢します。

 

そこには子供自身の価値観も何もありません。人の価値観を知り、自分の価値観をすり合わせ、それを育む時間も、どうしても多くはありません。

 

そんな状態で医学部に入ってから、色々な価値観が否が応でもぶつかってくることになります。

 

多浪上がりの医学生や社会人経験のある、30歳越えの医学生、時には強い思いを持った宗教家の方もチラホラいたりします。

 

医学部の部活も、かなり熱が入っていますので、人間関係についてはとても悩むことが多くなります。

 

「自分ってどうやって判断していたっけ」

「自分はどうしたらいいんだろう」

「どんどん混乱してきてしまう、、、」

 

そして、医学部に入った子供はこうやって悩み、その度に解決する事で、徐々に価値観を成長させていくのです。

 

医学生は、大学に入るまでに獲得するはずだった「価値観を成長させるための時間」を、大学に入った後に手に入れるのです。

 

医学部に入るためには大量の勉強時間が必要なことなので、仕方のないことなのです。

 

とても頭のいい医学生が、ほんのちょっと小さなことで真剣に悩んでいたりする姿も、少し可愛く見えてしまいます。

 

ですので、結論です。医学生は子供なのでしょうか?

 

いいえ、成長途中なんです(*´▽`*)

 

これからどんどん成長して、沢山の患者さんを救う包容力のあるお医者さんや大人になっていくのです。

 

相談するのが遅くて手遅れになることはあっても、早くて問題になることはありません。お困りの方は早いうちにご相談ください。

 

医学生道場 代表医師 橋本将吉

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