医学部向けブログ
2017.07.15
橋本将吉

【医学生へ】医学を勉強するには全体像を学んでおくと楽!?

こんにちは。医学生道場の代表の橋本です。

 

先日、ある医学生さんから、次のようなお問い合わせを頂きましたので、ご紹介したいと思います。

 

医学生

「先生、今一年生なんですが、どう考えても6年間の勉強量が膨大だと思うんです。何かいい方法はありませんか?」

 

橋本

「いい方法ってのは、一年生から意識しておくといいことって意味かい?」

 

医学生

「はい。というのも、自分は暗記があんまり得意じゃないので、卒業できるか自信が無くて、、、」

 

橋本

「よし、そういう事なら、最高の方法を伝授しようじゃないか!」

 

医学生

「よろしくお願いします!」

 

医学には、基礎医学と臨床医学がある

まず前提として、医学部で学ぶ科目は、臨床医学と基礎医学とで大きく二つに分かれます。

 

臨床医学は、例えば、呼吸器内科や小児科、精神科といったイメージのわきやすいものです。

 

病院で見たことのある人がほとんどではないでしょうか。

 

しかし、これらの科目を勉強するのは主に三年生になってからです。

 

二年生までは「基礎医学」と呼ばれる分野を勉強することになります。

 

基礎医学の科目は、主に「身体の構造、機能」を学びます。臨床医学が「病気を学ぶ学問」であるのとは対照的ですね。

 

解剖学、生理学、薬理学、生化学、分子生物学などです。

 

医学部に入るまでは聞き覚えのなかった名前もあるのではないでしょうか。

 

ちなみに、英語などの一般教養も有るのですが、比重はあまり重くないので省略します。

 

覚えることの多い医学部の勉強

医学部の勉強は、低学年のうちから、すでに暗記量が膨大です。

 

どこの大学でも進級までのヤマ場になるであろう解剖学や薬理学はもちろん、分子生物学や生化学といった科目も、教科書がまるで辞典のようです。

 

 

もちろんこの教科書の内容をすべて覚えるわけではありませんが、それでもやはり、覚えるべき内容は十分多いのです。

 

どうしても短期記憶に頼ってしまう!

一般的な医学生は、授業でやった内容を試験前にブワーッ!と詰め込むと思います。

 

しかも、強者ばかりの医学部では、それができてしまう人が沢山います。

 

しかし、多くのパターンは、低学年のうちに試験前に詰め込んだとしても、いざ高学年になると、せっかく覚えたものはほとんど忘れてしまいます。

 

たとえば、解剖学がイメージしやすいと思います。

 

一生懸命覚えた血管や神経の名前を、試験の後でさえしっかり覚えているでしょうか。やはり、丸暗記では忘れてしまいますよね。

 

ただ覚えるだけになってしまう理由

では、どうして丸暗記になってしまうのでしょうか。

 

それは、医学という学問の独特な性質が隠されています。

 

基礎医学と臨床医学は「スパイラル」状に絡み合っているので、関連付けて覚えないと、忘れてしまいますし、つながらないのです。

 

勉強のイメージの図を描いてみました。

 

 

臨床医学を学んでみてはじめて、基礎医学の知識が定着します。そして、その状態で臨床医学を学んでみると、さらに深く分かるようになります。

 

このように、スパイラル上に勉強しなければならないのが、医学の性質なのです。

 

裏技を紹介しましょう!

それでは、具体的にどのように勉強すればいいのでしょうか。

 

答えは、基礎医学を学ぶ段階で、臨床医学を知っている人と一緒に勉強するということです。

 

臨床現場の視点をもって基礎医学の勉強をしてみると、基礎医学が全く違うものに見えるようになります。より授業の内容が頭に入ると思いませんか。

 

例えば、分からないことがあった時に、臨床の先生に質問してみましょう。

 

きっと、全く違う視点から、答えへの道筋が見えることでしょう。

 

自分で臨床の視点を持つように勉強する方法!

医師と一緒に勉強するというのは、ある意味裏技です。個別指導や家庭教師は、どうしてもお金がかかりますし、無理なこともあります。

 

そこで今回、医学生道場が楽しく勉強する方法として伝授している、独学でも臨床の視点を持つための方法を今回教えたいと思います。それは「マップ」という方法です。

 

下の図を見てみてください。

 

 

イラストは、「どうして高血圧になるのか」というのをマップにしたものです。

 

マップとは、基礎医学と臨床医学の垣根を越えて、一つの命題に対してアプローチをしていく方法です。

 

ここでは「高血圧」がどうして起こるのかをテーマにしています。

 

臨床医学が含まれている事におびえないようにすることがポイントです。

 

貪欲にチャレンジして、貪欲に知識を吸収していきましょう。

 

そして、マップには正解がありません。

 

見よう見まねで、自分が納得のいくものを好きなだけ作ってください。

 

そうすれば、どんどん疑問が湧き出て来て、知識もついていって、どんどん論理を追う力も身について、これから勉強をしていく上で、とてもとても大きな武器になるでしょう。

 

また、病院で患者さんにマップを描いて説明してあげると、すごく喜んでくれます。

 

これは私の経験上での話ですが、なぜか絵が下手なほど、患者さんは喜んでくれます(;´∀`)

 

疑問に思ったことを、手を動かしてどんどんマップにしていく

一つずつ、疑問に思ったことを、マップという形にしていきましょう。

 

どうして、たばこが体に悪いのだろう?

どうして、ネギを食べると眠くなるのか?

どうして、ジャスミン茶やコーヒーはおしっこに行きたくなるの?

尿や便の色は毎回違うの?

どうして、生化学が基礎医学なのか?

分子生物学で伝えたいことは何だろうか?

細胞ってどうやって始まったんだろう?

 

どんな細かい疑問でも、人に聞いたら幼いと思われてしまうような疑問であったとしても、全然恥ずかしくありません。ぜひ積極的に手を動かして書いてみてください。そうすると、論理的な思考が身につきます。

 

医学生はとても時間が無くて、忙しくて大変です。

 

そんな中でも、このマップの技術を手に入れて、ぜひ医学を楽しんでもらいたいなと考えています。

 

相談するのが遅くて手遅れになることはあっても、早くて問題になることはありません。お困りの方は早いうちにご相談ください。

 

医学生道場 代表医師 橋本将吉

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