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こんにちは!医学生道場です🌛
最近暑さもだんだんマシになってきましたね~
夏休みが終わっていよいよ新学期がスタートする医学生や、夏休みもあとわずかで新学期幕開け間近だという医学生がほとんどですよね!
今期もしっかり勉強頑張るぞ!と思ってはいるものの、夏休みに、遊びやバイトを満喫して崩れてしまった生活リズムを取り戻すのに苦労して早くも遅刻や欠席ぎみな医学生の方も少なからずいるのではないでしょうか?
ちゃんと学校にはいかないといけないと頭ではわかっていてもなかなか体がついていかないですよね💦
そこで今回は、そもそもなんで学校にちゃんと行っておいた方がいいのか、
「医学生が学校に出席しておくメリット」について改めて確認をし、「継続して授業に出席できる方法」をご紹介していきたいと思います!
新学期を乗り越えるために、まずは、それぞれの科目のシラバスを再確認しておきましょう。
きっとどの科目であっても成績評価の方法・基準のところに出席が大きく関係していたのではないでしょうか。
・テストは80点満点です。20点は出席点です。
・試験自体は100点満点です。しかし、平均点が低い場合には、出席点を考慮します。
このように、出席自体がテストの点数になることがよくあります。
そして、中には3分の2以上の出席が必須で、もし出席が不足していれば、試験そのものが受けられない、という仕組みが存在することもあります。
そんなこと前期やこれまでの試験でわかってるよといった声が聞こえてきそうですが、なぜこのように医学生には厳しい出席要件が課せられているのかを知ることで、進級に非常に有利になります。
医学生に厳しい出席要件が課せられている理由を考えるにあたってまず、大学側の事情を考えてみましょう。
前提として、大学の先生は非常に忙しいです。
研究医の先生であれば、自分の研究に時間を割きたいと考えています。
臨床医の先生であれば、現場仕事で大変疲れており、余分なことはしたくないと考えています。
このような状況で、毎年、個々の生徒の特徴や学力を覚えて進級を判断することは不可能で、簡単にふるい分けをすることになります。
そこで、まず、出席率が考慮されることになります。
出席要件を満たしていない医学生をひとまず、進級不可とすることで手間のかかる選別を避けることができるのです。
初めにもらうシラバス(教授要目)には、ご丁寧に「出席が足りなければ、試験は受けられませんよ」と書いてありますので、どんなにその生徒さんと親御さんが訪ねてきて、駄々をこねたとしても(たとえ法的に訴えてきたとしても)、「残念ですが、来年頑張ってください」の一言で突っぱねることができます。
・授業態度が良くないから
・生徒の中で「変わっているから」と噂されていて浮いた存在だから
・この間の授業で態度が悪い印象だったから
こういった、人の「主観的」な感情が入ってしまった進級の評価基準では、もめたときに面倒ですが、客観的な出席要件の基準を設けておけば、あとはそれに従った判断をするだけとなります。
医学部は理系(客観視)のスペシャリストでもあり、人を診る医療従事者の卵と言う性質上、この傾向が他の学部よりも強くなっています。
このように、医学生には厳しい出席要件が課せられており、最低限テストが受けられるくらいには出席を頑張らなければならないのが当然ですが、なにも出席要件ギリギリを攻める必要はありません。
実は、出席点をもらい授業を受けることができるようにするということ以外にも、授業に出席するメリットがございますので早速紹介していきたいと思います。
出席が100%だった場合、それだけで先生にかなりいい印象を与えることができます。
極まれに、成績が60点を超えるか超えないかの瀬戸際にいる医学生を、出席点がカバーして、この生徒は毎回出席していたし進級させようと作用することがあるのです。
また、出席点になってもならなくても、医学部では特に、先生方からの印象は大事です。
先生方は、同じ職場で働く可能性がある人を、ちゃんと大事な時に顔を出すことができるかを見極めているのです。
医学生は、授業に出席することを当然の前提にすることで、半ば強制的に朝早く起きる生活リズムとなり、一日を長く有意義に使うことができます。
これにより、必然的に勉強時間も増加するので、成績アップにもつながるでしょう。
夏休みなどの長期休みでは、夜更かしが原因で朝に起きることができなくなり、ほとんどの人が、生活リズムを崩してしまいますよね。
逆に言えば、授業のある期間が生活リズムを戻すチャンスであるといえるのです。
講義形式の授業って、単調でつまらなく、どうしても眠くなってしまうときもありますよね笑
それでも、その講義のその場でしか学べないこともきっとあると思います。
授業は、「自分の先を進んでいる先生が、好きなことを話に来てくれる場所」でもあります。
自分からどんな大人になりたいのか探しに行かなくても、「将来像である先生」が「自分の面白いこと」を勝手に話に来てくれるということなのです。
これは自分で教科書を勉強していても学ぶことのできない、授業に出たときだけの最高のメリットですよね
医学生の間は、医学の面白さよりも辛さを多く感じてしまうと思います。
そんな時、楽しそうに話している先生の話は、漏れずにしっかり聞いて、医学の面白さに触れてほしいなあと思います。
これは、私自身も実感したことがあるのですが、毎日早起きして授業に出席し続けるという小さな成功体験が重なってくると、達成感が湧いてきてやる気が出るなど精神的にすごく前向きになってきます。
「今日も早起きできた!」「授業に出席できた!」というだけでこの素敵な一日をどう過ごそうか前向きに考えることができます。
この成功体験によるやる気の向上が、次の成功体験を導くための引き金ともなるという「成功サイクル」に入るため、まずは、明日早起きして、授業に遅刻せずに行くことから始めてみよう
学校が始まると午前中に授業があることもあるので夜型の人であっても朝に起きれる生活スタイルに改善する必要が出てきます。
といっても、夏休みずっと夜型の生活を送っていた人がいきなり朝方の生活に正すのはなかなかしんどいですよね😥
そこで、
・趣味を夜ではなく、朝に行う
・22時以降は、SNSの通知をOFFにする。
・エアコンやカーテンの自動開閉などのタイマーを用いて物理的医環境を調える
などの具体的な行動をまずは、一つとってみましょう。
頭で早起きしようと思うだけではなく、実際に行動に移して対策をすることが重要です。
寝坊による欠席は防げる欠席なので、しっかり対策をとって頑張って学校に行きましょう。
ある種のトートロジー的なことを言いますが、解釈していきましょう。
授業に出席し続けていると、そこには、授業に出席するという選択肢しかなかったかのようにみえ、欠席するのはもったいなく感じ、次回以降も出席をし続けることになります。しかし、一度授業を欠席すると、それ以降は、授業を欠席するという選択肢が増えてしまい、前も休んだから今回も。。という風に欠席の選択肢を選びやすくなってしまいます。
とすれば、最も意識しておくべきことは、学期の序盤に理由のない欠席をしないようにとにかく頑張るということであるといえるでしょう。
授業の後半まで出席し続けることができたらもう安心!
テストで出る部分を聞くために、自然と最後の授業に足を運んでいることでしょう😀
頑張って学校に行こうとしても、どうしてもあと一歩出席要件を満たせなかった。。という場合もありますよね。
そんな時に、ダメもとではありますが、もしかしたらテストをうけることができるようになるかもしれない方法もあります。
詳しくは、こちらの記事をご覧になってください。
重要なことは、出席が足りないと気づいた時にすぐに動き出すことです。
医学生の息子・娘は成績が芳しくないどころか、学校にすらいけていなさそうだ。
そんな時ついつい、学校に行くように叱責したり、してしまいそうになりますが、
まずは、お子さんの声に耳を傾けてみてください
何か具体的な解決方法を提示することはできないかもしれないけど、話を誰かに聞いてもらうだけで、医学生はメンタル面で支えを受けることができます。
一人暮らしをしている医学生の方も多いと思いますができるだけ直接出向いて話ができる機会を設けてあげてください。
また、保護者の方からの相談も医学生道場では受け付けております。
気になることがあれば早めにご相談ください。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は、医学生が学校の授業に出席することの重要性とその方法についてご紹介してみましたがいかがだったでしょうか????
かくいう私も大学時代には、毎日授業に出席することにt大変苦労しましたが、やはり振り返ってみると出席率がいい授業の方が、試験の成績も良かったということに執筆中に気づいて、もっと授業を大切にしておくべきだったと今更後悔しています。
この記事を読んだ医学生には、授業に出席することの大切さをきっとわかっていただけたと思うので、今季はしっかりと授業に出席して、後悔のない成績を手に入れることができるといいですね!
医学生道場では、医師による個別指導だけではなく、スケジュールの立案や、面談なども行っています。
一人では、学校に出席し続けることができるか不安だという医学生に対しては、学校の授業に関するサポートも行っておりますので、ご気軽にご相談ください
また、医学生道場では、LINEやメールでの相談も承っております。
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