医学生の皆様勉強しまくっていますでしょうか、医学生道場です。
最近めっきり寒くなりましたが、医学生の皆様は気の抜けない日々が続いていると思います。
期末試験、卒業試験、国家試験…年が明けると全ての医学生が忙しくなる怪奇現象。
個人的に「年始の悪魔」と呼んでいます。そんな悪魔はとっととKICK BACKしてしまいたいところではありますが、今年も虎視眈々と医学生の皆様をその毒牙にかけようと待ち構えています。
だからこそ今から勉強して備える必要があるわけですが、こう寒いと勉強に身が入りませんよね。
そこで本稿では、温まりながら勉強ができる装備やアイテムをご紹介します。
「寒すぎて勉強机に座れない。」
「指先がかじかんでペンが持てない…」
「足の指先が冷えすぎて勉強に集中できない!」
「布団が僕を離してくれない//」
そんな不愉快な悩みとはもうオサラバ!ハワイのような勉強環境が皆様を待っています!
本稿では大きく「体全体を温める装備編」と「体の末梢を温める装備編」、「番外編」に分けてご紹介していきたいと思います。
…でも、まだ少し休憩したいなーという方向けに、こちらのブログにて医学のやる気が出る映画リストをご紹介しております。
まずはこれらの映画を見て気持ちを高め、勉強を始めた後にこのブログをご覧になっていただければ幸いです。
それでは行ってみましょう。
体全体を温める装備と言えばやはり毛布ですね。多くが取り回しの効かない無骨な長方形をしており、体に纏いながらペンを持つには困難なのが玉にきずですが、その威力は皆様も体感済みでしょう。
(親戚の「お布団」に1限通り越して2限まで邪魔された被害者は私だけではないはず。)
取り回しの悪さも足に巻けば万事解決。足をしっかり温めてくれます。
ただし、足をゴソゴソ動かす癖がある方はきつく巻いてもすぐにずれてしまうでしょう。
うまく両端が揃えば端と端で縛ることもできますが、なかなかそうはいきません。対策としては、帯のようなもので毛布ごと足を縛る、でしょうか。
…と言ってみたは良いものの、私は上記の対策では全く効果がありません。
そこで、既製品の紹介です。
「巻きつけるラップブランケット」という株式会社スパイス様から発売されている商品をご紹介します。これは縛る部分の付いた毛布ということで、多少動こうとも毛布がずり落ちなくなるようです。
世の中には便利なものがありますね。私が見たときは2000円でしたので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか。
以下製品紹介ページのURLです。
巻きつけるブランケット – コレクション – カテゴリ | SPICE CO., LTD. | 株式会社スパイス
それでは次に参りましょう。
さて、体全体を温める装備の2つ目は上着です。
全体を温めるといっても毛布は下半身に巻くことが基本ですので、上半身はまだ寒いですからね。
また、読者の皆様の中には下半身を冷やして上半身を温める方が調子が上がる方もいらっしゃるかもしれません。
そのような上半身を温める際に有用なのはやはり上着でしょう。腕を温めながらフレキシブルなペンさばきが可能ですし、興が乗って暑くなれば脱ぐことも可能です。
フリースやカーディガンなどがお手軽でしょうか。
私は腕の動きに抵抗があると不快になる性質ですので、とにかく柔らかい素材を追求した結果スウェットに落ち着きました。
体全体を温める装備の3つ目はこたつです。
「装備じゃなくて設備やろがい」そんな突っ込みはナシでお願いします。
さて、廃人製造機としても知られるこたつですが、下半身をしっかりと温めながら勉強することができますね。
さらに、古くから健康に良いとされる「頭寒足熱(上半身より下半身を温める)」を手っ取り早く実現できる設備なのです。
健康に良いからと言って勉強の能率が上がるかどうかは不明ですが…。
ただし、すぐに昼寝できてしまう点には要注意です。
少し休もうと思って横になったが最期、目覚めたら朝で体バキバキ肌カサカサ。
そんなスリルがあった方が燃える、根っからの勝負師気質の方にお薦めです。
末梢を温める装備の1つ目は靴下です。
足元をしっかり温めることができ、分厚い靴下ならばタンスの角に足の指をぶつけてもノーダメージ。
本稿で紹介する中で最も装備らしい装備です。
足先は冷えてくると感覚がなくなるだけでなく、一度冷えが気になり出すとひどく気になって勉強どころではなくなる集中力ブラックホールです。
後述するストーブは気を抜いていると接触事故でヒヤリとしたり、一部だけ不自然に温まるのが気になるため、個人的には足元No.1の装備です。
末梢を温める装備の2つ目はストーブです。
寒いのなら熱源を持ち込めばいいじゃない。そんな竹を割ったような漢らしさ、正直嫌いじゃないです。
とは言っても勉強しながらのストーブの利用となると、足元を集中的に温める使い方になると思います。
電気ストーブならば出火の危険は低いですし、火力を調節できるタイプもあります。
また、温風ファンヒーターと呼ばれる、温風を出す羽根なし扇風機もあるようです。小型であれば手元を温めるのにも使えるため、検討してみてはいかがでしょうか。
末梢を温める装備の3つ目はアームウォーマーです。
簡単に言えば、指先が出ている手袋 with 肘までの袖、というイメージです。
布で覆われていないため指先は温まらなさそうに思えますが、掌を温めることで指先に暖かい血液が届くことでしっかり温まるそうです。
袖がいらないよ、という方は指先が出ている手袋でも代用できそうです。
末梢を温める装備の4つ目は卓上マットヒーターです。
その名の通り、デスクに敷くホットカーペットを想像していただければと思います。
指先のみならず上腕までしっかり温めることができるでしょう。
しかし問題点として、マットと腕の間に物を敷いていると温かみが薄れるようです。
実際に購入した方で、マウスやキーボードを固定する装置を敷くと恩恵が受けられないと嘆く口コミもありました。
そこで、この方は足元に敷きホットカーペットとして使用したところ、コンパクトなサイズも相まって快適な暖房器具になったとのことです。
消費電力控えめかつ3段階調整可能で暖かい「ぽかぽか デスクマットヒーター」は足下にこそ敷くべき – 安値世界一への挑戦 レビュー
さて、これまでは上半身・下半身・足先・指先をそれぞれ温める装備(や設備)をご紹介して参りました。
そこでここからは番外編として、「内臓」と「全身」を温められそうな装備やアイテムを述べていきたいと思います。
内臓を温めるアイテムです。
大仰な表現をしましたが、要は温かい液体を飲めば腹の中から温まるアレです。
白湯から始まり、粘性があり持続的に温まるコーンスープ、カフェインを同時に摂取できるホットコーヒー、エネルギー補給を兼ねるホットココア辺りが王道でしょうか。
保温性の低い紙コップやマグカップを使うとすぐに冷めてしまいますが、飲みながら指先を温めることができます。
保温性の高いタンブラーならば指先を温める効果はあまり期待できませんが、長くホットドリンクを楽しめます。
気分や体質、設備によって使い分けると良いでしょう。
なお、食事後は食事誘発性熱産生という現象により体温が上昇します。
これは栄養素を分解する際に一部が体熱として消費されることで生じるため、意外と食後は勉強に適しているかもしれません。
ただ、もちろん眠気に打ち勝つ必要はありますし、熱い物を食べて汗をかいてしまうと後で非常に寒くなります。
上手くバランスをとって試してみてください。
全身を温める装備(?)です。
体全体を温めることができますが、冬場の入浴にはいくつかの注意点があります。
まずは体温の乱高下です。
体が冷え切った状態で熱い湯に入る、体を洗うために湯船から出る、体を洗い終わった後に湯船に浸かる。
このように、入浴では体が芯から温まる前に体温が上下します。
窓を閉めたりヒーターを設置したり、体温が下がりすぎないような工夫が必要になるかもしれません。
さらに湯冷めにも注意です。
濡れたままだと外気に触れた途端体温が一気に下がります。
しっかりと体を拭き、すぐに温かい服を着込み、長髪の方は非常に面倒でしょうが髪をしっかり乾かす。
このようにして、体温の降下を緩やかにすることが肝要です。
ここまで見てきましたが、入浴は気を付けることが多く面倒ですね…。
勉強のためだけに暖をとるには不向きかもしれません。
私(短髪・基本すっぴん・平熱37度)は、入浴時に何かを気にすることなくささっと入ることができるため、入浴がとても楽というイメージを持っていました。
しかしこうも気にすることが多いと、サクッとシャワーで汚れを落としてさっさと着込んでストーブで温まった方が向いている方もいるかもしれません。
ぜひ自分に合ったスタイルで温まってください。
さて、これまで冬の寒さに負けずに勉強する装備やアイテムを紹介してきました。
期末試験や卒業試験、国家試験など重要な試験が目白押しですが、どうか体調に気を付けて乗り越えていってください。
皆様の健康と健闘を祈っております。
医学生道場