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こんにちは、医学生道場です!
みなさんそろそろ夏休みが終わり始めてくるころですが、新学期の準備はできていますでしょうか!?
夏休み明けは、新しい学年にも慣れており、忙しいとはいえ、春頃や試験期間と比べると、日々の生活にもゆとりができているころですよね。
なかには、何か新しいことをはじめてみたいと考えている医学生の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな医学生の方に向けて今回の記事では、医学系の学会の参加についてご提案したいと思います!
医学生のうちから学会に参加してみて、他の医学生と一歩差をつけてみませんか????
学会では、研究者による研究成果の発表が行われ、他の研究者や専門家との間で議論や意見交換が行われています。
発表の形式としては、発表者が舞台に登壇し、スライド等を用いてプレゼンテーションを行う「口頭発表」や、発表者が掲示したポスターの前で発表を行う「ポスター発表」があります。
口頭発表は、たくさんの聴衆の前で、質疑応答ができる、
ポスター発表には、直接多くの時間を発表者に質問できるという特徴があります。
発表内容については、事前に掲示されているので、自分が興味のあるテーマをみつけて参加してみるのが良いでしょう。
※シンポジウムとの違いは?
シンポジウムとは、登壇者が、決められたテーマに関して、研究結果や考えを発表する場であり、それに対しての質疑応答も行われ、学会と似ているものです。
しかし、シンポジウムは、学会とは異なり、同じ研究をしているもの同士のみが集まるのではないという点に特徴があります。
基本的には、年中どこかしらで開催していますが、秋は特に開催が多く「学会シーズン」と呼ばれています!
ちょうど学校の授業にも慣れ始めてきた頃であり、参加のチャンスですね!
学校の先生に学会ついて聞いてみたり、日経メディカルの「学会カレンダー」で、
開催の概要を調べてみましょう。
日経メディカル学会カレンダー:https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/
学会では、発表されるテーマに関する分野の最新の情報を知ることができます。
たしかに、このような最新の知識は、定期試験や国家試験ではおそらく問われる可能性のない知識であり、今はまだ必要ないと考える人もいるかもしれませんが、間違いなく皆さんが今学んでいる知識の延長線上にある情報であり、無関係な知識ではありません。
また、なかにはわかりやすく面白い発表をする発表者の方もいて、自分が新たに専門としたい分野が見つかったり、
興味を持てそうな分野がみつかるきっかけの日となるかもしれません。
まだ、自分の専門が見つかっていない人もとりあえず参加してみてもいいかもしれませんね。
学会の参加者や発表者と話してみて、人脈形成の機会にしてみるのも良いかもしれません。
ここで出会った人が、たとえば、将来開業する際に病診連携がスムーズ形成できるなど今後のキャリア形成を導く手助けになるかもしれません。
医学生といっても、ほとんどの医学仲間は大学内部のみであり、バイトなどをしても外部の医学生仲間のつながりを見つけるのは難しいと思います。
そんななか、医学を専門とする者たちがあつまる学会は、学外の医学仲間をみつける絶好の機会ですので、是非活かしてみてください!
学会の参加費が医学生は無料であったり割引があったりする学会が多いです。
参加費がかからない医学生のうちにたくさんの学会に参加しておきましょう!
せっかく医学生のうちから学会に参加しても目的もなくただ発表を聞いているのでは、貴重な機会を無駄にしてしまいます。
ただただお客さんに徹するのではなく、目的をもって主体的に学会に参加しましょう!
ある程度の予備知識を事前に入れておいた方が、どのような発表が行われているかすんなりと頭に入ってきやすいです。
質問したいことなどをあらかじめ2,3個ほど考えていくのもいいかもしれません。
口頭発表形式の場合、大勢の前で発表するのは緊張するかもしれませんが、
その緊張とともに知識も忘れ得ぬ記憶となってくれますし、参加者に印象を与え、
「さっき質問してた人だな」と人脈を作るのにも役立ち、上に述べた学会参加のメリットの二つにつながるチャンスです!
質問もしやすいですし、集中して話を聞く姿勢になります。
場外に出やすい橋の席や、居眠りしやすい後ろの隅の席に座るのではなく、
堂々と前の方の席を狙いに行きましょう!
興味の分野であっても、ずっと同じ姿勢で動かず話を聞いているとどうしても眠くなってしまいがちです。
手を動かしてメモを取りながら話を聞くことで、継続して話を聞くことができるので、眠気対策としてはおすすめです!
発表の内容だけでなく、会場の雰囲気や参加者と話して思ったことなんかも記録しておくと記憶喚起にいいかもしれません。
学生であってもとっつきやすいセッションや、どの点に注意して発表を聞けばいいのか等のアドバイスをもらえるはずなので、学会に参加する場合にはあらかじめ学校の教員に知らせておくといいかもしれません。
学会発表は、レベルの高い学生が行うものであり、たくさんの準備期間もかかって大変だからしたくないという方も多いかもしれません。
しかし、学生のうちから学会発表を行って、その分野の専門家から質疑応答などを通じてフィードバックを貰えるのはとっても貴重な機会であり、自分が発表した分野の知識が深まるだけではなく、臨床医・研究医となってからも、必ず役に立つ経験となります。
発表の機会があれば、是非挑戦してみましょう!
記事を最後までご覧いただきありがとうございました!
今回の記事では、医学生が「学会」に参加するメリットについて紹介させていただきましたが、このようなメリットが活きるのも、もちろん、日々の医学生生活の勉強の基盤があってこそだと思います。
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