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2025.09.18
SH

【医学生道場】医学部1年生・2年生 再試験で窮地に立たされたあなたへ 再試のリスクと対策

はじめに

皆さんこんにちは。医学生道場です。医学部の1・2年生で最も怖いのが「再試験」。
本試験に比べて「範囲が狭いから楽勝でしょ」と油断する人もいますが、実際はその逆。再試験に落ちれば、留年という現実が待っています。

「本気で合格したい」

「もう後がない」

そんな不安を抱えているあなたに向けて、再試験突破のための具体的な戦略をまとめました。

今回の記事のポイント

💡再試験に隠されたリスク

💡再試験合格対策最短ルート

💡医学生道場の再試対策

🖊 著者紹介

SH 都内私立医学部3年生

現在所属部活主将。2年の前期で成績を大幅に落とすも、対策を講じ後期の期末で成績を上げ無事進級。自分自身、不器用なためプライベートと勉強と部活の両立を目指し日々模索中。ブログでは自身の経験を活かしてどのように成績を上げればよいのかや効率的な勉強方法を紹介。現在、来年のCBTに向けて情報収集中。

医学部の再試験の厳しさ ~再試に隠されたリスク~

本試で落ちても、再試に合格すれば大丈夫、そう思っていませんか?しかし、残念ながら現実はそう甘くありません。再試験の初回合格率は65%!再試験通知を受けた学生の3人に1人は留年してしまうのです。また、本試験から再試験までの期間が短く対策しづらいのです。以下にリスクを紹介します。

精神的ダメージ

留年に際しての精神的ダメージは図り知れません。再試験に臨む学生は、「自分だけ取り残されているのではないか」「医学部に向いていないのでは」という不安に苛まれやすく、強い劣等感や孤立感を抱きやすくなります。試験に落ちれば進級できないという重圧から、慢性的なストレス、不眠や体調不良に悩まされることも少なくありません。こうした心身の不調は学習効率を低下させ、再試験突破をさらに難しくするという悪循環を生み出します。また、再試験が続くと「このままでは国家試験に合格できないのでは」という将来への不安が強まり、精神的な負担が長期化していきます。

経済的負担

経済的な面で最も大きいのは、留年による学費や生活費の増加です。私立医学部では1年あたり500万〜1000万円規模の負担が発生することもあり、国公立でも生活費だけで数百万円の追加出費となります。さらに、大学によっては再試験料が1科目ごとに数千円から数万円かかる場合があり、これも積み重なれば大きな負担になります。留年すれば奨学金の支給が止まったり、将来的な返済額が増えたりする可能性もあり、本人だけでなく家族の経済状況にまで影響を及ぼします。

つまり、再試験は「失敗できない最後の砦」なのです。

再試験合格のための最短ルート戦略

① 出題範囲を“正確に”把握する

皆さん、

「すべての動画を見返すぞ」「レジュメを片っ端から覚えよう」

と思っていませんか?それ間違いです。真面目な人ほどやってしまいがちなのですが再試を合格するために授業内容を全て総復習して100点を取るため試験ではありません。確実に最低限の重要な知識を付けて合格ラインに到達させることが目的です。

まず大切なのは「何が出るかを知る」こと。重点的に注目するポイントは以下の通りです。

  • 教員が授業で強調していたポイント
  • 過去問や先輩からの情報
  • 配布レジュメや小テストで扱われた問題

再試験は「基本を確認する試験」であることが多いので、範囲を外さなければ十分に突破可能です。

② 暗記は「本試、過去問⇒まとめノート+反復」で徹底

まずは言わずもがな本試で間違えたところを総復習しましょう。その時にただ答え合わせをするのではなく、

なぜ間違えたかにフォーカスして解き直すことが大切です。

・知識は知っていたけど試験でアウトプットができなかった。

・そもそも内容を習得していなかった

・勘違いで別の選択肢を選んでしまったなど。

決して本試験の類題は失点してしまったら実に勿体ないです。原因を根底から探り、次回出題されたときには解けるようにしましょう。過去問から問題を変えますと言っても、医学において重要な点はそこまで変わらないでしょう。おそらく、問題の出し方や周辺知識を問われる可能性が非常に高いです。 過去問は最低でも2.3年分は解きましょう

③ アクティブリコールを実践する

人は「思い出そうとする過程」で記憶が強化されます。まとめノート作って終わりでは何の意味もありません。 暗記のコツは「見て終わり」ではなく、自分で書き出す・声に出すこと。まとめノートやフラッシュカードを作り、短期間でも何度も繰り返しましょう。

  • 何も見ずに模試形式で過去問を解いてみる。
  • レジュメだけ見て自分で病態、治療を説明できるようにする
  • 問題集を何度も解き直す

受け身の学習ではなく、脳に負荷をかけて思い出す練習を重ねることで、再試験の本番で確実に答えられるようになります。

④ 時間配分を決める

再試験は本試験から日が浅いことが多く、準備時間は限られています。

  • 苦手分野は朝の集中力が高い時間帯に
  • 前日は総復習+十分な睡眠
  • 不安だからと新しいことに手を出さない

短期決戦だからこそ、メリハリをつけた時間管理が勝敗を分けます。


再試験でやってはいけないNG行動

NG① 「徹夜で詰め込み」

一度勉強しているし、再試験は前日で同に関ると思っているそこのあなた。その甘い考えは捨てましょう。一度勉強しても完成度が足りずに試験に落ちているのに1日でどうにかのるわけがないのです。また睡眠不足は記憶の定着を阻害します。徹夜で覚えた内容は、翌日には驚くほど抜け落ちます。最低でも一週間は見積もりましょう。

NG② 「一人で抱え込む」

不安を口にせず、一人で黙々と勉強していると、効率が悪くなりがちです。

  • 自分の弱点に気づかない
  • 誤った勉強法に気づかない
  • 不安が強まり集中できない

NG③ 「前回と同じ勉強法を繰り返す」

本試験でうまくいかなかったのに、同じやり方を続けても結果は変わりません。再試験に向けては、戦略の見直しが不可欠です。


再試験を突破するために必要な環境

再試験は「知識」だけでなく「戦略」と「メンタル」が揃わなければ突破できません。

  • 効率的に要点を絞ってくれる人がいるか
  • 自分の弱点を客観的に指摘してくれる人がいるか
  • 不安を共有できる場があるか

これらが揃うことで、限られた時間の中でも合格に近づくことができます。

✨これらの対策法を見て不安になったそこのあなた。医学生道場に頼ってみてください!✨

医学生道場【医学部再試験】基礎医学の再試で「詰んだ」と思ったあなたへ 今からできる最短合格ルートとは?

医学生道場ができること

再試にかかってしまった。

「自分でどうやって対策していいのか分からない。」

「プレッシャーで押しつぶされそうで勉強どころではない」

と動揺してしまってる方もいらっしゃると思います。しかし安心してください。

♦医学生道場では、現役医師講師が再試験を控えた学生のために次のようなサポートを行っています♦

  • 個別カリキュラムの作成
    あなたの試験範囲や現状に合わせて、再試験までの最短ルートを設計します。
  • 医学部出身の講師による徹底指導
    解剖・生理・生化学など、基礎医学の再試験で狙われやすい範囲を、臨床とのつながりも含めて解説。理解と暗記を同時に進めます。
  • 学習計画+メンタルサポート
    「どこから手をつければいいかわからない」という不安を取り除き、日々の勉強ペースを管理。安心して試験に臨める環境を整えます。

まとめ

医学部1・2年生にとって、再試験は大きな壁です。しかし、正しい方法で取り組めば必ず突破できます。

  • 出題範囲を正確に把握する
  • 基礎を徹底反復し、アクティブリコールを取り入れる
  • 一人で抱え込まず、効率的な戦略を立てる

再試験は「最後のチャンス」であり、決して失敗できない場面です。今の不安を行動に変えることが、進級への確実な一歩になります。

👉 再試験に不安がある方は、まずは医学生道場にご相談ください。
あなたの状況を丁寧にヒアリングし、最短で合格に導くプランをご提案します。

今ならLINEでお気軽にご相談できます。

再試験を“ただ乗り越える”のではなく、“次につながる学び”に変えていきましょう。


Q1. 再試験に落ちたらどうなりますか?

A. 大学によって制度は異なりますが、最も大きなリスクは 留年 です。1科目の不合格でも進級できないケースがあるため、再試は「最後のチャンス」と心得る必要があります。

Q2. 再試験の勉強法は通常試験と同じで良いですか?

A. 基本は同じですが、 「出題範囲が狭まる」ケースが多い ので、過去問・教授の強調点・講義資料を徹底的に整理することが効果的です。無駄に全範囲を復習するより、 落とした原因を分析してピンポイントで克服 することが大切です。

Q3. 一夜漬けで詰め込めばなんとかなりますか?

A. 一夜漬けは大きなリスクです。短期記憶には残っても、当日緊張して飛んでしまう可能性があります。さらに徹夜は集中力を落とし、逆に実力を発揮できません。

YouTubeで医学生道場の様子をご紹介しています。

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