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2025.09.26
島田優奈

【医学生道場】仮想通貨の常識を覆す!未来の医師人生を変える“安定通貨”ステーブルコイン徹底解剖!

✓このブログのポイント

☞「ステーブルコイン」ってそもそも何?
☞医学生・医師とステーブルコインの意外な関係性👀
☞メリット・デメリットを正しく理解することが大切!

■筆者紹介

著者名:シマダ

所属:早慶三年生、医学生道場の学生アルバイト

資格・経歴:年間40本以上観劇、毎期多数ドラマ視聴、FP3級、証券外務員一種

アピールポイント、自己紹介:年間様々な舞台を観劇したりドラマ、アニメ、映画などを視聴しており、皆さんの好みに合わせたおすすめ作品をご紹介することができます💡
また、FPや証券外務員一種の資格取得の際に学んだ知識を生かして金融の豆知識をお伝えしたり、早慶に通う現役大学生として学習方法のアドバイスや大学生活の今をお届けします!

過去のブログ➡【医学生道場】忙しい日常やCBTの息抜きに! おすすめの2025年夏アニメ【完全ガイド】FP3級の勉強法と対策まとめ 初心者でも合格できる効率的な方法とおすすめの理由【医学生道場】医学生のための解剖学勉強ガイド:基礎から実践まで徹底解説!など 

はじめに

医学生や若手医師のみなさん、日々の勉強や実習、本当にお疲れさまです!
解剖・病理・国試対策などで忙しくしていると、お金や経済のニュースにはあまり目を向けないかもしれません。
ですが、将来は奨学金の返済、結婚・子育て、そして開業や転職など「お金を大きく動かす場面」が必ずやってきます。そうしたときに役立つのが、金融リテラシーです💰

最近、金融・暗号資産の世界でよく耳にする言葉のひとつが 「ステーブルコイン」
「仮想通貨ってつまり、ビットコインとかの一種でしょ?」となんとなく知っている方もいるかもしれませんが、医療職に就く皆さんにとっても、将来的に無関係ではいられない仕組みなんです。

今回は、医師や医学生が知っておくべき「ステーブルコイン」の基礎から、将来のお金の管理にどう役立つのかまで、わかりやすく解説していきます✍

そもそも「ステーブルコイン」って何?

「ステーブルコイン(Stablecoin)」とは、その名の通り「安定した価値を持つコイン」のことです。
通常の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアムなど)は価格の変動が激しく、昨日は100万円だったのに今日は80万円に下がる、といったことがよく起こります。これでは、日常的に使う「お金」としては非常に不便ですよね😿

そこで登場したのが今回ご紹介する「ステーブルコイン」
米ドルや日本円といった法定通貨に価値を連動させることで、値動きを安定させた仮想通貨です。

たとえば、1ステーブルコイン = 1米ドル というように設計されているため、仮想通貨でありながら値動きがほぼ一定。固定相場制を想像してもらうと分かりやすいかもしれません!
「暗号資産の技術を使いながら、法定通貨の安定性も持っている」――そんな“いいとこ取り”を狙った画期的な仕組みの仮想通貨です💰

医療現場の視点から考えると…

実は、このステーブルコインの「安定性」が医療業界でも注目されています👀
たとえば海外の製薬会社や研究機関とのやりとりを想像してみましょう!もし支払いをビットコインで行うと、送金のタイミングで価値が変わってしまうリスクが想定されますよね。
100万円相当で払ったはずが、数日後に90万円分の価値しかなくなっている…なんてことが起こり得ます。これでは損をしてしまいます💦

一方、ステーブルコインなら1ドル=1ドルで安定しているため、研究費や学会費の支払いなどにも利用しやすいですね!
「値段が安定している」というシンプルな特徴が、結果として日常的な実用性につながるのです✨

医師・医学生にとっての第一歩

ここで大事なのは、「ステーブルコイン=投資で一攫千金を狙う道具ではない」ということ。
むしろ、「将来の金融インフラになるかもしれない仕組み」なんです。

医師や医学生は普段、どうしても医学の勉強や臨床に意識が向きがち。金融や経済のニュースは後回しにしてしまいがちですが、ステーブルコインのような新しい仕組みを知っておくだけで、将来の資産管理や国際的なキャリアにも大きなアドバンテージになります。

👉 初めて聞く言葉や内容が多かったと思うので、一度整理しておきましょう📝

まとめると、ステーブルコインは

・「値動きが激しい仮想通貨の欠点」を補った安定型のコイン
・多くはドルや円に連動し、日常のお金として使いやすい
・医師や研究者にとっても「海外送金」や「医療関連の国際取引」で活用される可能性が高い

つまり、未来の医療者にとっても無関係ではない存在、ということが分かって貰えたと思います☺

ステーブルコインの種類

一口にステーブルコインと言っても、その裏付けの仕組みによっていくつかのタイプがあります。ここではそんなステーブルコインの主要なタイプを3つご紹介します📖
ここを理解すると「どのステーブルコインを信頼できるか?」が自分で分かるようになります👀

① 法定通貨担保型(Fiat-collateralized)

最もシンプルで分かりやすい仕組みです。
その名の通り、「ドル」や「円」などの法定通貨を担保に発行されるコインです!たとえば USDT(Tether) や USDC(USD Coin)が有名です。

発行体が銀行口座に1ドルを預ける


その1ドルに対応する「1USDT」を発行する

だからいつでも「1USDT=1ドル」と交換できる

イメージとしては 「プリペイドカード」 に近いです。
1万円をチャージすれば、カードの中に1万円分の残高があるように、1ドルを預ければ1ドル分のコインがある、というイメージを持っておくと分かりやすいですね!

この仕組みのメリットは「とても安定している」ということ。 一方でデメリットは「発行体を信頼できるかどうか」ということです。
実際にこのデメリットは問題になっており、Tether(USDT)は「本当に十分なドルを保有しているのか?」とたびたび疑問を投げかけられてきました。

② 暗号資産担保型(Crypto-collateralized)

こちらは法定通貨ではなく、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を担保にするタイプ💰
代表例は DAIがあげられます。

例えば、100万円分のイーサリアムを預けて、70万円分のステーブルコインを発行する…という形

です。

この仕組みは「過剰担保(オーバーコラテラル)」になることを前提にしています。
価格変動が激しい仮想通貨を担保にするため、「担保が値下がりしてもステーブルコインの価値を保てるように、余分に預けておく」必要があるんです👀

メリットは「発行体を信頼しなくても、ブロックチェーンの仕組みで担保が守られる」という点。デメリットは「効率が悪い(100万円預けても70万円分しか使えない)」ことです。このデメリットを「安全性の向上」と取るか「非効率的」と取るかはあなた次第!

③ アルゴリズム型(Algorithmic)

こちらはもっと特殊で、「担保」を持たずにプログラムの仕組みで価値を安定させるタイプです。

・需要が増えて価格が1ドルを超えそうになったらコインを増発して供給を増やす。
・逆に需要が減って1ドルを下回りそうになったら供給を減らす。

簡単に説明すると、以上のような仕組みです。つまり、中央銀行のような金融政策をプログラムで自動的にやっているのがこのアルゴリズム型になります!

一見すごい仕組みですが…実はリスクも大きいタイプになります💦
2022年には TerraUSD(UST) というアルゴリズム型ステーブルコインが破綻し、時価総額数兆円が一気に吹き飛びました。その規模を想像するとハイリスクハイリターンなタイプであることが分かりますよね。

現在では「アルゴリズム型だけ」ではリスクが大きいとされ、担保と組み合わせたハイブリッド型が研究・開発されています。
現在はデメリットも大きいですが、有用なタイプであることに間違いないので今後の改善に期待したいですね✨

医師・医学生にとってステーブルコインが関係あるの?

「でも、仮想通貨なんて投資家やエンジニアの話でしょ?」と思うかもしれません。
でも実は、医師という職業においてもステーブルコインやデジタル通貨は 「遠い世界の話」ではなく、じわじわと関わってくる可能性が高い んです!
この項目では、実際に医師・医学生の皆さんにステーブルコインが役に立つシーンをいくつか例に挙げ、活用方法をご紹介します📝

① 海外留学・国際学会での送金・決済がラクになる

医師のキャリアでは、海外留学や国際学会への参加が珍しくありません。
その際に面倒なのが 海外送金や外貨建ての支払い です💰

・学会参加費をドルで払うときに高額な手数料がかかる
・海外留学先の大学に授業料を送るのに数日かかる
・為替レートの変動で思わぬ損をする

こうした悩みは皆さんが医師となった将来に直面しがちな問題です。
そんな時にステーブルコインを使えば、ブロックチェーンを通じて 数分〜数時間で低コストで送金 が可能に!ドルに連動するUSDCなどを使えば、為替変動リスクも小さく済みますよね✨

つまり、医学生の皆さんが数年後に海外でキャリアを積むとき、ステーブルコインが「便利な送金手段」として当たり前に使われている可能性があるんです👀

② 奨学金や留学費用の送金にも活用できる

「親が海外から仕送りしてくれる」
「留学先に授業料を送る」
こうしたシーンでもステーブルコインは大活躍します!

従来の国際送金(SWIFT経由)は手数料が数千円〜数万円かかり、着金まで数日かかることも。 でもステーブルコインなら、数十円程度のネットワーク手数料で、即時に送金が完了します!

実際、海外では「国際送金のためにステーブルコインを使う」のはすでに一般的になりつつあるんです🌎

③ 医療現場の「国際的な支払い」に使われる可能性

もう一歩進んだ視点では、医師が将来研究や臨床の場で関わる 国際的な医療のやり取り にステーブルコインが入り込む可能性もあります💡

・海外の医療機器や薬剤を購入する際の決済
・臨床研究の国際共同プロジェクトでの資金移動
・発展途上国での遠隔医療サービスの報酬支払い

こうしたケースで重要になるのは「送金の速さ・安さ・透明性」。そんな時に役に立つのがステーブルコインです💰
ステーブルコインを使えば、資金の流れをブロックチェーンで可視化でき、プロジェクト全体の透明性を高めることにもつながります。いいこと尽くしですね✨

ステーブルコインのメリットとリスク

ステーブルコインは「値動きが安定している仮想通貨」として注目されていますが、どんなものにも光と影があります。ここでは、医師や医学生にとって重要なメリットとリスクを整理してみましょう✍

メリット

・価格が安定しているため、仮想通貨の弱点をカバー
・海外送金が安い・速い
・ブロックチェーン上で使えるため、金融サービスと連携しやすい

リスク

発行元の信用が揺らぐと価値が崩れる(例:USTの崩壊)
・規制がまだ整っていないため、国によっては利用制限がある
・日本円に連動した「円ステーブルコイン」は発展途上

つまり、便利だけれど「リスクゼロではない」ことをしっかりと理解しておくことが重要。常に細心の注意を払って効率的に運用する心構えが大切です✨

医学生・若手医師が今できること

「じゃあ、今スグにステーブルコインを買った方がいいの?」と思うかもしれません。
結論から言えば、投資対象としてステーブルコインに全力を注ぐ必要はそこまでありません💡
ステーブルコインは投資手段の一つとして捉えておいてくださいね!

ただし、これからの金融の仕組みを理解する「教材」としては非常に優れています。
おすすめの学び方はこんな感じです📝

・ニュースで「USDT」「USDC」といった単語を見かけたら仕組みを調べてみる
ブロックチェーンや暗号資産の基礎を解説した入門書を1冊読んでみる
・将来的に留学や国際学会に行くときに「海外送金の手段」として意識してみる

つまり、「今すぐ楽に大儲けする手段」ではなく、「未来の医師としての視野を広げる知識」としてステーブルコインに注目しておくのがおすすめです✨

よくある質問

Q1. ステーブルコインって、投資初心者の医学生でも使えますか?
💡はい、可能です。ただし投資対象というより「海外送金や資産管理に便利な仕組み」として理解するのがおすすめです!まずは少額で仕組みを体験してみると安心です☺

Q2. ステーブルコインは安全なのですか?
💡 値動きは安定していますが、「発行元の信用」や「規制リスク」には注意が必要です。特に法定通貨担保型(USDCなど)のように信頼性の高いものを選ぶのがポイントです📝

Q3. 医学生や若手医師が今すぐやるべきことは?
💡実際に体験してみることは大切ですが、 いきなり巨額を投資する必要はありません
まずはニュースで「USDT」「USDC」などを見かけたら調べてみたり、基礎書を読んで仕組みを理解するのが第一歩です!

まとめ

ここまでご紹介してきたように、ステーブルコインとは、法定通貨と価値を連動させた「安定した仮想通貨」です!
最後まで読んでくれた皆さんなら、ステーブルコインの仕組みからメリットデメリット、活用法まで完璧に理解している「ステーブルコインマスター」になったこと間違いなし✨

ステーブルコインを通じて知ってほしいのは、「お金との上手な付き合い方」
医学生や若手医師にとっても、奨学金返済・資産形成・開業資金準備といった「お金との付き合い方」を考えるうえで、ステーブルコインなどの新しい金融の仕組みを知っておくことは大きな強みになります💡

ステーブルコインを理解することは、医師としてだけでなく、一人の社会人としての選択肢を増やすことにつながります!
「お金の知識もまた、巡り巡って患者さんの人生を支える力になる」――そんな視点で、この秋は隙間時間を活用して少し金融の世界を覗いてみませんか?👀

■最後に

このブログを執筆したスタッフが所属している医学生道場では、医学部に在学する医学生を対象とした個別指導を行っています。身近に医学部の学習や試験についてつまづいていたり、誰かに相談したいと悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

そのような方がいらっしゃったら、ぜひお気軽に医学生道場にご相談ください!

YouTubeで医学生道場の様子をご紹介しています。

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