著者:おぎの(関西の心理学部在学)
医学部について学ぶうちに解剖学などの暗記の大変さやスケジュール管理の難しさを知ることができました。それをもとにOSCEなどの医学生に役立つブログやアルバイト事情、冬の勉強法などの大学生に役立つブログを書いています!
💡このブログで分かること💡
1.医学部で試験に落ちた後の立て直し方
2.勉強法を修正する4つの具体的工夫
3.失敗を改善のチャンスに変える考え方
目次
医学部に通っていると、誰もが一度は「もうダメかも」と思う瞬間に出会います。
定期試験の結果が悪くて、「ここで落ちたら留年かもしれない」と感じたとき。
同期が順調に進級の準備をしているのに、自分だけ取り残されたように思えるとき。
不安や焦りで頭が真っ白になり、勉強しようにも手がつかない。
夜眠れず、スマホを見ながら「自分の医学部生活はここで終わるんだ」と思い込んでしまう──そんな心境はとてもつらいものです。
でも、実際には「失敗=終了」ではありません。ここからでも修正は可能です。
多くの学生が口をそろえて言うのは、
「落ちたときこそ、自分に足りなかった部分が見えた」
ということです。
医学部の試験は競争ではなく、**“基準に到達できたかどうか”**を確かめるもの。
つまり「他人より下だから落ちる」のではなく、「基準に届いていない部分があるから落ちる」だけ。
そう気づくことで、「修正すればまだ間に合う」と考えられるようになる学生も多いのです。
試験に落ちたあと、「全部を完璧に覚えようとする」勉強
試験に落ちた直後は、「もっと勉強しなきゃ」「全部やらなきゃ」と焦ってしまいがちです。
ですが、限られた時間の中で“どこに力を入れるか”を変えることが大きな転換点になります。
例えば、過去問を見返して「よく出題される範囲」を優先する。あるいは自分の苦手分野を最初に押さえる。
「全部を完璧に」ではなく、「まずは合格ラインに届くこと」をゴールにするのです。
これによって学習量が現実的になり、達成感を得やすくなります。小さな成功の積み重ねが「まだやれる」という自信につながります。
「分からないからとりあえず全部聞く」では、先生や先輩も答えづらく、結局理解が深まらないこともあります。
効果的なのは、自分で調べたうえで“ここから先が分からない”と具体的に伝えること。
例:「肝臓の解剖の位置関係は理解できたけど、血管の走行がイメージできません」
こう伝えるだけで、相手はピンポイントで説明できるので、理解が一気に進みます。
また、質問すること自体を「迷惑」や「恥」と感じる必要はありません。
質問は“効率的な学びのショートカット”。むしろ上手に質問できる人ほど、伸びやすいのです。
「自分だけが落ちこぼれている」と思うと、つい一人で抱え込みたくなります。
でも、実際に先輩や同期に打ち明けてみると、「自分も同じ経験をしたよ」「こうしたら乗り越えられたよ」と返ってくることは多いです。
話すことで、気持ちが軽くなるだけでなく、実際に役立つ学習の工夫や生活の工夫を知れることもあります。
人に弱さを見せるのは勇気がいりますが、相談は立派な行動力のひとつ。
「一人で頑張らなくてもいい」と気づけると、余裕が生まれます。
試験前は「睡眠を削ってでも勉強すれば合格できる」と思いがちですが、これは逆効果です。
脳は寝ている間に記憶を整理し、知識を定着させます。徹夜続きでは頭が働かず、せっかく勉強しても身につかなくなってしまいます。
実際に立て直した学生の多くは、「睡眠・食事・休憩」を意識的に整えたことが転機になったと語っています。
「22時には勉強をやめて寝る」「朝型に切り替える」など、自分に合ったリズムを作るだけでも集中力は大きく変わります。
健康な生活習慣は、勉強の土台そのもの。無理に詰め込むより、整えることが結果的に合格への近道です。
一度の失敗で全てが終わるわけではありません。
むしろ失敗は、「自分の勉強法や生活習慣のどこに改善の余地があるのか」を教えてくれる貴重なサインです。
合格に向けた軌道修正のきっかけになるのです。
たとえば、暗記に偏りすぎていた人が「理解中心」に学び方を変えたら成績が伸びた。
生活リズムを整えたことで、以前より短時間で集中して勉強できるようになった。
そんな事例は医学部の中でも珍しくありません。
順調に見える同期であっても、実際は一度や二度の不合格や、挫折を経験している人が多いものです。
「違い」は、失敗をどう受け止めたか、そしてそこから何を変えたか。
落ち込んで立ち止まるか、修正して進むかが、次の結果を分けます。
つまり、失敗は終わりではなく、改善のスタートライン。
焦りや不安を抱える今こそ、立て直しのチャンスなのです。
立て直しに成功した学生たちの多くは、「特別な方法」よりも「小さな工夫の積み重ね」が大きな変化を生んだと語っています。
例えば──
こうした習慣は一見するとささいですが、続けることで確実に自信につながります。
「できたこと」を積み重ねると、焦りや不安に押しつぶされる気持ちも和らぎ、再び前に進む力を取り戻せるのです。
「もうダメかも」と感じるのは、それだけ本気で医学部生活に取り組んでいる証拠です。
失敗は終了ではなく、修正のきっかけ。
そう思えたとき、また前に進む力が戻ってきます。]
以下のブログでは比較による苦しみを和らげるための方法を記載しています。ぜひご覧ください😊
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Q1. 医学部で一度落ちたら留年は確定ですか?
A. いいえ。科目数や大学の規定によりますが、1科目の不合格だけで即留年になることは多くありません。まずは「何を修正すれば次は合格できるか」に目を向けましょう。
Q2. 勉強法を変えたいけど、どこから直せばいいですか?
A. まずは「出題頻度が高い範囲」と「自分の弱点」に絞って取り組むのがおすすめです。全部を完璧にしようとするよりも効率的です。
Q3. 勉強とアルバイトの両立は可能ですか?
A. 可能です。ただし生活リズムを崩すと効率が落ちるため、優先順位をつけることが大切です。医学生道場では両立を目指す学生への相談も受け付けています。
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