辛い受験から解放されて大学生になると、様々なことに挑戦したくなります。部活やサークルに入って、スポーツを頑張ったり、仲間と楽しい時間を過ごしたりする学生は珍しくありません。ただ、医学部の学生の場合は授業やレポートが厳しいので、勉学以外に打ち込みすぎてしまうことは禁物です。学業と両立できる部活やサークルをきちんと選ぶ必要があります。
サークルや部活での活動は可能
医学部と言っても、大学ですから部活やサークルに入る資格はあります。他の学部の学生と同様に、スポーツなどを仲間と楽しんでも何の問題もありません。ただ、医学部は最終的に国家試験に合格して医者になることが目的になっています。将来の医者を育てるために、医学部では様々な専門科目を学び実習等の参加も不可欠となっています。他の学部に比べると、医学部はカリキュラムに余裕がほとんどないといえるでしょう。周りの学生も受験を勝ち抜いてきた優秀な人たちですから、気を抜いていると成績も下がっていってしまいます。授業の出席はもちろん、普段から真面目に勉強していないといけない学部です。部活やサークルが楽しいからといって勉強を疎かにすると、他学部よりもずっと、巻き返しが難しいのです。医学部の学生でも部活やサークルに入ること自体は自由ですが、勉強と無理なくきちんと両立できるかどうかを見極めることが大切です。
欠席して大丈夫な部活
部活やサークルのイベントのために、授業を休んでしまうと言う学生は少なくありません。他の学部なら問題のないことでも、医学部では成績だけでなくある進級に関わることもあるので注意が必要です。例えば、頻繁に遠征や合宿があり欠席が許されないような活動をしているところは避けたほうが無難でしょう。医学部の実習の中には、欠席が一回も許されないというものもあります。遅刻すら認められず単位を落としたとしても、何の不思議もないのが医学部の特徴です。サークルに入会するときは、医学部の授業でも両立できるかどうか確認しておきましょう。勉強と両立させている先輩が活動しているサークルなどを選ぶという手もあります。どんなスポーツでも、授業などで遅れて参加できるかどうかが大切なポイントです。基本的に全国大会を狙うようなサークルなどは、練習等も厳しいので大変です。もし、どうしても厳しい部活に入りたいのであれば、留年もある程度覚悟する必要があるかもしれません。
先輩の口コミを参考に
大学では中には学年が上がると、授業数も減って楽になるといっている人もいます。ただ、それは医学部や他の理系学部に関して言うとあり得ないことです。文系に比べると、何しろ実習やレポートなどが多い傾向があります。部活やサークルに入るときは、なるべく文系ではなく理系の人に両立可能か聞いてみましょう。医学部は学年が上がると本当に忙しくなるので、年々勉強との両立が難しくなっていきます。 両立は大変ですが、部活に入れば他学部の友人ができるなどメリットもあります。なので、医学部の忙しい学生でも部活やサークルに入らないより入った方が良いです。文科系とスポーツ系に関しては、得意不得意があるので見学等して自分の目で見ることをお勧めします。場合によっては、進級したら勉強が忙しくなるという必要性が出てくるかもしれません。周りに医学部の先輩がいないときは、他の理系学部の人に相談してみるのも一つの手です。
大学に入学すると、まずは部活やサークルに入ると言う学生はたくさんいます。ただし、医学部は他の学部に比較すると勉強などが忙しいことで知られています。もし医学部の学生ならば、勉強や論文を読む時間も必要です入会を考えているのなら、先輩の口コミなどを考えることも大切です。きちんと調べておけば、忙しい医学部の学生でも問題なく心置きなく部活やサークルを楽しむことができるでしょう。
医学生の進級や卒業をサポートしている「医学生道場」では、受講する方の希望にあわせたカリキュラムを組むことができます。平日に部活動に参加している学生の例では、土曜日に医学生道場の個別指導授業を設定している方もいます。空いている時間に自習室を利用できるので、部活動と勉強を無理なく両立することができますよ。