医学部は日本でも非常に合格するのが難しい学部として知られています。
医学部に進学した方の大半は医師になります。
それゆえに医師を目指せることこそ、医学部に入学するメリットであると考えられることがあります。
しかし、実際には医師にならなかったとしても医学部に入ることには大きなメリットがあるので、それらについて解説していきます。
結論から言うと医学部に入学した方はその多くが医師になります。
医学部に入学するためには高い学力と、大きな費用が必要になりますが、医師になることで収入が大幅に高くなって取り戻せるというのが多くの医学部進学者の認識です。
そのことに何の間違いもありません。
では、医学部に進学した方が全て医師になっているのかというと決してそのようなことはなく、医療以外の分野で活躍している方もいます。
医学部で学んだことは他の分野で生かすことも出来るということです。
それは医学部進学の1つのメリットともいえるでしょう。
それゆえに医学部で学ぶ中で自分は医師になるのを辞めようと考えたとしても、その後別の道に進むことが出来ます。
医学部に進学したからといって将来が決まるということではありません。
医学部に入るメリットは医師になれること以外にもあるので、その点を踏まえて進路を決定することが重要といえるのではないでしょうか。
医学部に進学した方が医師以外になる道としては企業に就職するという方法があります。
日本では医療資格を持っているものでないと、医療に従事することは出来ないと定められています。
それゆえに特別な許可を取っている企業でない限り、医療行為を商売にすることは出来ません。
しかし、医療に関係する薬や機械などを作ることは出来ます。そのため、医学部に進学した方がその時の経験を生かすことにより、企業での活躍をしているケースは少なくありません。
医学部出身者ならではの仕事が存在します。医師にならなければ大きな収入を得られないのでは、と考えている方もいます。
確かに民間企業に就職して、医師よりも大きな収入を得ることは容易ではありません。
ところが民間企業は医療業界と異なり、税金の介入が少ない現場です。
高い成果を上げれば莫大な収入を得られる可能性もあります。
医師免許を取ることが容易ではないことについて、多くの企業の人事担当者は理解しています。
ゆえに医師免許を持っている方を優遇する傾向にあります。たとえ医療と全く関係のない分野へと就職していくとしても、医師の免許の評価は高いままです。
それゆえに医学部進学者の中には医療以外の分野へと就職している方がいます。
その高い学力と、合格に向けた努力の部分を評価してくれます。
医療用のレーザーは免許を持つ方しか使うことができないため、脱毛などの分野に活躍の場を広げている方もいます。
医学部の出身者は免許を持っているケースが多いためメリットが存在し、美容業界でも活躍することができます。
このように美容業界では医師や医師経験者の転職を歓迎する傾向があります。
医療現場以外で働きたいと考えた場合には、そういった分野についても選択肢の1つに加えてみると良いかもしれません。
どのような職場で活躍できるか自分の力を試したい時にも選択肢に入ります。
医学生道場という塾をご存知でしょうか。
医学生道場では、現役の医師に進路についての相談をすることができます。
今の医学生と同じく様々な職業の中から医師を選び、医療の他に様々な選択肢を熟知しています。
医師講師も自分自身が医学生だった頃に感じていたような悩みに共感や理解を寄せてくれることも多いです。
医師を目指したいという学生にも、その他の道を知りたいという学生にも、手厚いサポートで相談に応じてくれます。
医学部進学は非常に難しいため、進学できればそのことを評価する方向があります。
医学部に入ったからといって必ずしも医師にならなければならないわけではなく、様々な道に進むことが出来ます。
どの道に進むにしても医療免許があると就職しやすい傾向があります。
そのメリットを生かすだけでなく、自分に合っている職場を見つけることが大切であるといえるでしょう。