海外の医学部とは?
医学部に入学すると考えると、日本の医学部のみ焦点を当てがちですが、海外の医学部にも入学することができます。海外の医学部に通い、厚生労働省の審査を受ければ、日本の医師国家試験を受験することができます。海外の医学部に通うことによる最大のメリットは、卒業後の進路の道が広いということです。
主な進路としては、①日本で医師として働く②現地で医師として働く③日本の大学院に進学する④現地や他国の大学院に進学する⑤国際機関で医師として働く、以上の5つです。多くは日本で医師として働くことが多いとのことですが、②、④、⑤のように日本の医学部を卒業しただけでは進むのが難しい道が開けるのは魅力的です。
また、海外の医学部は入学の難易度が日本よりも低いとされています。海外は、受験に必要な科目数が少なく、日本と違い数字が重視されていないのが特徴です。そして、比較的学費が安価な医学部も多くあります。日本の私立大学医学部の学費は総額3000万〜5000万円にのぼり、非常に高額になっています。