こんにちは。医学生道場の代表の橋本です。
先日、ある医学生さんから、次のようなお問い合わせを頂きましたので、ご紹介したいと思います。
医学生
「先生、こんな相談する人いないかもしれないんですが、仲間作りが昔から弱いんです。どうしたらいいのでしょうか」
橋本
「どうして仲間が欲しいんだい?」
医学生
「だって、仲間がいないと、医学部は進級が難しいって言うじゃないですか。試験に落ちるのも、仲間を作るのも嫌です」
橋本
「なるほど。ちなみに私は、医学生から年に30回ぐらい相談される」
医学生
「先生、仲間には困ってなさそうですものね、、、。いいなあ」
橋本
「いや、そんな事は無いよ。医学生の時は、友達は本当に少人数しかいなかった」
医学生
「え、そうなんですか!?」
橋本
「よし、いい方法を伝授しよう!名付けて、医学生道場式友達ワンサカ大作戦だ!」
医学生
「え、、、なんか友達が減りそうな気がしてきました(´・ω・`)」
では実際、仲間づくりが上手な医学生はそれほど多いのでしょうか。まずはそこから考えてみましょう。
ほとんどの医学生が、高校三年間に限らず小中学校から、大半の時間を勉強に費やしてきたのではないでしょうか。
世間の中高生が、友達とゲームセンターやカラオケで遊んでいる中も、きっと問題集と長い時間にらめっこしてきたと思います。
ですから、仲間作りが強い医学生は、それほど多くないのは当たり前かもしれません。
全く恥ずかしがることは無く、これから磨いていけばいいのです!
このコラムでは、仲間を作る方法を三つ伝授したいと思います。
多くの医学生が実践している事ですが、仲間を作るために一番手っ取り早いのが、「何かの部活やサークルに入る」ことです。
部活に入ると、必然的に人と話す機会が増えます。部活に目標があれば、本気になって価値観をぶつけ合うこともあると思いますし、もしかしたら、恋をすることも有るかもしれません(^◇^)
また、試験前に困った時に、誰かに聞きたいことも出てくるでしょう。
そんな時には、部活の仲間がいると、頼りにしやすくなります。興味のある部活やサークルがあるのであれば、考慮してみても良いでしょう。
資料班に入るという方法もあります。
知らない人もいるかもしれませんので、補足しておきます。
資料班というのは、進級試験の対策をするために、クラスを科目の数だけ分けて、資料を作るというものです。
学年やグループごとに資料班のクオリティーは違いますが、「これだけやっておけば大丈夫」という資料を作ってくれる、素晴らしい仕組みです。
その資料班に入り、一緒に勉強する仲間を作るという方法です。
また、その科目が得意になれば、質問を受けることもありますので、どんどん仲間ができる可能性があります。
しかし、大学や学年によっては、資料班が無い場合もあります。
そんな時にはこの「資料班を自ら作る」という方法がお勧めです。
これは、①の資料班に入ることよりも勇気が必要なことですが、資料を無料配布すれば、沢山の人に喜ばれます。
沢山の人に喜ばれる人は、沢山の仲間が必然的に増えていきます。
どんどん資料班を作って、どんどん資料を作って、仲間を増やしてしまいましょう(*´▽`*)
3つの方法を挙げましたが、それでもなんだか難しいと感じる人もいると思います。
そこで一つアドバイスです。それは「チャンスがあれば色々な人に話しかけてみる」ということです。
例えば、大学には、たくさんの人が関わっています。
掃除のおばちゃんや、食堂のおじちゃん、花屋のお姉さん、駐輪場の警備員さんなど、数えればキリがありません。
話すチャンスはどこにでもあるのです。
それが人生にとって、大切な出会いにつながる可能性は大いにあると思います。
初めから上手くいく人は、そうそういません。恥ずかしい失敗をしてしまうこともあるかもしれません。最後に必要なのは、「勇気」です。
それでも、失敗を重ねるうちに、大切な友達が少しずつ増えていくことでしょう。
素敵な仲間が周りに増えていくことを、祈っております(^^♪
相談するのが遅くて手遅れになることはあっても、早くて問題になることはありません。お困りの方は早いうちにご相談ください。
医学生道場 代表医師 橋本将吉