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こんにちは! 医学生道場です。
8月に入り、暑さも本格化してきましたね。皆さんの調子はいかがでしょうか? 暑さで体調を崩していませんか?
さて、医学生の皆さんは前期課程が終わり、夏休みも明けいよいよ後期に入っていきますね。
後期に向けて、皆さんの勉強へのモチベーションはいかがでしょうか。
前期と同様、頑張っていくぞ! と意気込む方もいれば、前期試験の結果が気になって気が気ではない方、もしくは前期試験の結果によっては留年の危機に立っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、主に前期試験で結果が出せず、留年に対する焦りと不安を感じている方、特に医学部1、2年生の方に向けた記事になっています。
あるデータ によると、医学部1、2年生は留年率が高く、また1年生は近年増加傾向にあるそうです。そんな医学部1、2年生の方に向け、留年を回避し、無事に進級するにはどうすればいいのか? ということをこの記事ではご紹介していきたいと思います。
この時期に焦りや不安を抱える皆さん必見の内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
まずは、医学部1、2年生の留年の割合について見ていきましょう。
2017年度に全国医学部長病院長会議が実施した「医学生の学力に関するアンケート調査」の結果によると、医学部2年生は従来から留年率が高くありましたが、それに加え1年生の留年率が増加しているようです。
2年生の留年率が以前から多かったのは、生理学、解剖学、生化学などの基礎医学で覚えるべき情報量が非常に多いことが理由だと考えられています。
1年生の留年率が増加してきている理由については、医学部に入学してからのモチベーションの低下があると考えられているとのことです。
それぞれ、思い当たるところがある方もいるのではないでしょうか。
1年生の方は、大学受験で一生懸命勉強してきた分、いざ医学部に合格してからもさらに勉強が待っていると思うとモチベーションがなかなか上がらないですよね。
2年生に上がると、それまでは教養科目中心の勉強だったところからいきなり基礎医学中心になり、勉強のペースがつかめないまま試験に挑んだ結果単位を落としてしまったという方もいるのではないでしょうか。
医学部1、2年生の留年率とその原因を見てきましたが、次に留年する人全員に共通する特徴を見ていきましょう。
医学部で留年する人には、主に次の4つの特徴があります。
・危機感が低い
・情報を持っていない
・完璧主義
・勉強の方法が分からない
一つづつ解説していきます。
医学部の試験は甘くありません。周囲から少しでも遅れてしまうと、それだけで不合格となってしまいます。一夜漬けでは到底間に合いません。
そのため、周囲の勉強のペースを常に確認することが重要なのですが、危機感が低い方はこの周囲とペースを合わせるということができていない傾向にあります。
周囲から少しでも遅れてしまうと不合格になるということは、反対に言えば周囲と同じことをすれば必ず合格できるということです。
あなたの周りの同級生の多くは、試験前にどのような勉強をしていますか? 一夜漬けという人はきっと一人もいないでしょう。図書館や自宅にこもって勉強しているはずです。
周りと同じように勉強する。当たり前のことですが、それが合格の秘訣です。
具体的には、過去問を入手できていなかったり、授業に出席できていないため出題範囲が分かっていなかったりする人のことを指します。
まず、過去問は必ず最低3~5年分は集めましょう。今はインターネット上で共有している大学も多いため難しくはないと思います。できれば、模範解答と解説が載っているものを入手するのがベストです。
次に、出題範囲が分かっていない場合は必ず教授に聞きに行きましょう。
また、出題傾向についての情報も重要です。先輩に、過去問から出題される割合、難易度等の情報を入手しましょう。
問題の解答にどうしても納得できないから、教科書や資料集を駆使して調べつくす。一見すると、立派な行為に見えます。
ただし、医学部の試験においては、その探究心が不合格に結び付くかもしれません。
医学部の科目の多さに対して、一つ一つを完璧に理解しようとすると、到底試験までに間に合いません。丁寧に細部まで勉強した人と、ざっと暗記してきた人とでは、後者の方が高得点をとるというのが医学部の試験です。
そのため、科目ごとに力の入れ具合を調整して、まずは試験に合格することを目標に勉強を進めていくことが大事です。
そもそも、医学部の試験に合格するための勉強方法が確立できていないため、合格することができず留年してしまう方もいます。
大学受験までは、予備校や参考書が教える方法でなんとなく解けていた問題も、医学部の試験では通用しません。
参考書や教科書で勉強していれば合格できた大学受験とは異なり、医学部の試験では教科書から勉強する人はまず落ちます。
過去問を活用しながら、自分の勉強方法を早めに確立しましょう。
まず、試験を落として再試験になってしまった人は危機感を持ちましょう。
医学部は一つでも単位を落としてしまえば留年になってしまいます。つまり、再試は最後のチャンスなのです。必ず合格しなければなりません。
具体的にどうしていくべきか、紹介していきます。
まずやるべきことは、再試験の日程を確認し、その日程に向けて勉強スケジュールを立てることです。スケジュール通りに勉強をしていくことが何より重要です。
「一日〇時間勉強する」というような、勉強時間だけを決めるのではなく、勉強する科目と何を理解できるようにするのかというタスクを決めて勉強していきましょう。
再試には過去問を使うのが大切になってきます。
大切な理由の一つ目としては、再試受験者のほとんどは過去問をもとに挑むためです。
周囲が解ける問題が解けない、ということが医学部の試験においては致命傷になります。そのため、過去問で徹底的に対策を行い、周囲が解ける問題は必ず解けるようにする必要があります。
二つ目の理由は、過去問を使うことで再試の傾向を掴むことができるためです。
これは本試でも同じことですが、過去問をベースに試験問題は作られているため、過去問で試験の全体像を把握し、傾向に沿った箇所を重点的に勉強していけば合格することができます。
以上のように、再試に挑むためには過去問がかなり重要になってきます。
以上、留年回避のコツや再試験に挑むためにやるべきことなどを紹介してきました。
しかし、自分一人で全てこなすことができていたら、そもそもこの記事にたどり着いていないですよね…。危機感だけが増してしまった方もいるかもしれません。
でも、この記事を読んでいるあなたは大丈夫です! そんなあなたをサポートし、危機的状況から救い出してくれるサービスを紹介します。
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