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2024.01.07
Misa Saitou

【医学生道場】医学生必見!苦手な生理学を克服せよ 勉強方法と暗記のコツ

はじめに

こんにちは!医学生道場です!

12月に入り、ぐっと気温が下がりましたね🥶

今年は暖冬ということもあり、未だ寒暖差が激しい日がありますが、体調を崩されることなく、過ごされているでしょうか?

インフルエンザもかなり流行しているようなので、引き続き体調管理には気を付けて行きましょう😌

ここで、ある医学部1年生と医学生道場の代表である橋本とのやりとりをご紹介します。

学生

「先生、生理学どうやって勉強していいか分からないです。(;∀;)」

Dr.橋本

「任しとけ!生理学なだけに勉強の仕方が整理(生理)つかなくなってるんだろ?(・∀・)どや」

医学生

「間違いないです。(笑)」

Dr.橋本

「じゃあ今回は、そんな整理がついてない生理学の勉強がスッキリする勉強のコツを教えてあげよう(*´▽`*)」

医学生

「お願いします!!」

ということで、本日は、「生理学」という科目の勉強法について話していきます。

生理学とは

生理学とは、正常な生命現象の機能を理解し、病理現象や臨床各科を学ぶための基礎となる学問です。

具体的には、呼吸の機構や体温調節、血液凝固や性機能について学びます。

学習範囲が広く、覚えることが多いうえに、読めない漢字も出てきます。学習してもなぜそうなるのか分からなくうんざりする方が多いです。

また、イオンやチャネルといった抽象的な電気現象や化学反応が出てくるため、イメージがわかないことが多いです。

その結果、特徴を掴むことができなかったり、難しく感じたりしてしまい、生理学を苦手とする医学生が多いです。

もちろん、生理学が大好きで、得意という方もいます。

現時点で苦手意識を持っている方も、少しでも生理学を勉強するのが楽しいと思ってもらえると嬉しいです!

生理学はとっつきにくく、勉強しにくい科目

上記で述べた通り、生理学は勉強範囲が広いうえに、イメージが掴みづらいため、他の科目に比べて、とっつきにくく、勉強しにくい科目です。

今回はそんな生理学の勉強方法を「周囲の人に聞いてみたよ」と言った、少し面白い話をしたいと思います。

その1 先生には教科書を読めと言われる

例えば、先生に生理学の勉強の仕方を聞くと、「教科書を読め」と言われます。

また、「標準生理学の教科書を読め」と言われた人もいるのではないでしょうか。

確かに、教科書を用いて勉強することは正しいことですが、医学の教科書は非常に分厚く、細かい内容まで書いてあるため、全てを読むのは大変ですよね💦

その2 先輩には過去問を解きまくれと言われる

次に先輩からです。

先輩に「過去問をとにかく解け」「過去問解けばいける」なんて言われた方も多いのではないでしょうか。

先生と先輩だけでも、言っていることが違うので、何をやればよいか悩んでしまう人もいると思います。

確かに、大学の定期試験は「過去問命!」みたいなところがあるので、身体の仕組みや機構を理解するというより、大学の試験に合格するという意味では、そのやり方を進めてくるのではないかと思います。

その3 賢い奴には、覚える必要がないといわれる

そして最後は、賢いやつです。

この賢い人が一番悩ませてくると思います。

例えば、「覚える必要なくない?」「考える必要なくない?」といった声です。

言いたいことは分かりますよね、、💦

生理学は仕組みや機構を理解する学問なので、膨大な量を丸暗記するよりは、構造から流れを理解する方が、覚える量が少なく済み、少しでも楽になるかと思います。

それぞれの意見のメリット・デメリットはありますが、こういった周囲の声に惑わされる人は多いかと思います。

なぜ、こんなにも様々な意見が返ってくるかというと、人それぞれによって、やり方が異なるからです。

例えば、大学によっても試験方法は異なりますし、他の科目の難易度も変わってきます。

なので、一概にこれが良いとは言えないのです。

個人的には、理解をしてから、過去問でアウトプットするというやり方が好きです。

生理学だけに限りませんが、是非、自分に合う勉強のやり方をみつけてほしいです😊

生理学の勉強の仕方を変える3つの視点

前置きが長くなりましたが、ここから本題です!

生理学をどういった点を抑えて勉強したら良いのか、3つの視点からお話したいと思います。

その1 点数配分

まず1つめは、点数配分です。

医学生は完璧主義の人が多い印象です。

「ここは絶対出ないよ」というところを一生懸命勉強していることが多いです。

私もどちらかというと完璧主義であるため、レジュメの端から端までを満遍なく勉強しています😅

過去問だけを行っていると、先生に裏切られたときに怖いので、裏切られても対応できるようにしています。

しかし、この勉強法だと、時間を大幅に取られてしまいますし、出ない確率が高いところを勉強しても、オーバーワークになってしまいます。

こんなに一生懸命勉強をしても、点数配分が2点だったり、3点だったりすることもあります。

生理学を効率よく、かつ嫌にならないためにも、過去問を通してどこが出やすいのかを見極めることが大切です!!

きちんと把握してから、試験勉強に移りましょう👍👍

その2 問題の出題形式

2つ目は出題形式です。

大学によって過去問は全く違います。

大学によっては、選択問題のところもあれば、自分で単語の穴埋めをしていく記述、図自体を書かせて内容を説明させる記述の問題があります。

本試験に落ちた場合に、レポートでいい大学もあれば、がっつり試験をさせる大学もあるため、大学によってさまざまです。

そこで、しっかり過去問を解いて、自分の大学の傾向を掴むことは大切です。

完璧に傾向を掴むことは難しく、必ずしも過去問通りの問題形式になるとは限りませんが、先生によって問題の出し方や形式に特徴があると思うので、まずはそれらを把握しましょう!

その3 実力をつける

3つ目は「実力をつける」ということです。

生理学は、「なぜそうなるのか」仕組みや機構を理解する学問です。

内容が複雑なうえに、膨大で、理解に苦しむ学問のため、過去問で出るところだけを丸暗記しようとしている方が少なくなく、生理学を勉強する際には視野が狭くなりがちです。

生理学は、CBTで再度勉強しなおさなければいけなく、また、臨床を学ぶうえでの基礎となってきます。

そのため、生理学は解剖学や薬理学、臨床医学へと結びつくため、生理学だけで丸暗記をするのではなく、応用していけるよう、視野を広げて勉強していくことが大切です。

実力をつけるような勉強、応用できるような勉強をすると、生理学だけではなく、他の科目へ活かすことができるので、是非、いろいろ考えるような勉強を行って下さい👍

個人的には、実力をつけるというのが一番難しいと思います。

ただ丸暗記して解ける問題であれば良いですが、暗記した知識から発展させ、考えて解く問題は難しく、実力がつくまでには時間がかかると感じています。

実力をつける勉強は大変ですが、その分解ける問題も増えてきて、応用をきかせられるようになってくるので、一緒に頑張っていきましょう!!

勉強の仕方のコツ

それでは生理学を効率よく理解し、暗記していくためにはどうしたらよいのかを話していきます。

その1 過去問を解く

まずは、過去問を解くことが大切です。

1回解いてみることで、今自分がどのレベルなのか、目標がどの地点にあるのか、把握することができます。

目標が把握できると、どのように勉強しなければならないのか、どの程度勉強しなければならないのか、具体的に考えることができます。

また、過去問を解けば解くほど、全体像をつかむことができます。

例えば、「消化器の範囲がたくさん出るんだな」「視覚の部分は特に大切なんだな」など、過去問の傾向を掴むことができたり、先生による特徴を掴むことができます。

これが過去問の1番嬉しいところです。

その2 専門用語を覚える

過去問を解き終わったら、そのまま専門用語を覚えてしまいましょう。

この過去問を解いていて、生理学を勉強していてぶつかる壁が、専門用語だと思います。

過去問を解いて、丸暗記をするのはオススメしません。

分からないものは調べ、理解しながら覚えるというのが重要です!

分からない部分を調べれば調べるほど、繋がりがみえてきます。

覚えることが多いため、イラストを用いて覚えたり、ストーリーで覚えるのが良いです。

人は丸暗記するよりも理解を伴った方が覚えやすいので、是非実践してみてください。

その3 論理で考えながら記憶をつなげていく

最後に大切なのは、論理で繋げて考えていくことです。

例えば、好きな人をみるとドキドキするとします。

「あれ?それってどうしてなんだろう」と思うと思います。

それを覚えたことから繋げてみてください!

現実世界と繋げてみることによって、分かることがあります。

生理学は、人間の体がどのように動くのかをたくさん学んでいるので、繋がる部分も多いかと思います!

また、繋がったことを人に説明し、インプットしたことをアウトプットしてみてください。

人に説明することで、自分がどこまでわかっているのか、分かっていない部分がどこなのか、理解が不十分なところを知ることができます。

インプットしただけでは、実際に問題を解くことができないため、アウトプットが非常に重要になります。

また、アウトプットの方法として問題をたくさん解くというのも大切です。

効率よく覚えていくためにも、インプットとアウトプットを繰り返しましょう。

こうすることで理解を深め、記憶を繋げていきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

生理学は、ただの暗記ではうまくいきません。大学によっても大きな違いがあります。

また、ここだけでは伝えられない技術もたくさんあります。

医学生道場は日本で初の、医学生専門の個別指導塾です。

全てを経験した医師が直接、医学を楽しく教えてくれます。

ブログや動画でお話出来ているのは、実はほんの少しです。

医学生道場には、最短最速で効率よく勉強できる技術など、実はもっとすごい技術がたくさんあります。

もし、医学の勉強や勉強の仕方でお悩みの方は、是非気軽にお問い合わせください。

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