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2024.06.22
Odaira

医学部は進級率が低いって本当?留年回避のために必要なこととは【医学生道場】

こんにちは!医学生道場です😊

皆さんは医学部の「進級率」ってどれくらいかご存じでしょうか?
医学部は入学が難しいイメージが世間的にも強いですが、同じくらい進級するのも難しく大変です💦

こちらのブログでは、そんな医学部の「進級」について、最新のデータをもとにお伝えします!

また、留年を回避するためにはどうすればいいかについても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!

医学部は進級率が低い?原因は?

医学部の進級率

「医学部は約5人に1人が留年している」という噂を聞いたことがある人もいるかと思います。
これは本当なのでしょうか?💭

厚生労働省が発表している「医学部医学科における国家試験等の状況」(直近2年間)のデータを見てみましょう。
国公立大学、私立大学ともに最低修業年限での進級(=ストレートでの進級) をした人は以下のようになっています。

 入学者数 最低修業年限での
6年次在籍者数
最低修業年限での
6年次進級率
H29年度入学者(全体)9,4848,12585.7%
国公立5,8095,01886.4%
私立3,6753,10784.5%
H28年度入学者(全体)9,2967,96685.7%
国公立5,7774,97586.1%
私立3,5192,99185.0%
表①:国公立大学および私立大学における平均最低修業年限での6年次進級率
参照:厚生労働省「各大学の医学部医学科の入学状況及び国家試験結果等」(令和4年度、令和3年度 )


国公立大学でも私立大学でも、ストレート進級率はだいたい同じであることがわかります。ただし、裏返しとして、約15%の人が留年を経験している、ということになりますね。

そのため、「医学部は約5人に1人が留年している」という噂は的を射ているといえるのではないでしょうか……!!



さて、皆さんはこの結果を見てどう感じましたか?

「意外と問題なさそうだな」「5人に1人なら大丈夫でしょ!」

と感じた方もいるでしょう。ですが、これだけで安心してしまうのは大変危険です⚠️


次の表②を見てください。同じデータからの引用ですが、先ほどお伝えした「平均」進級率のさらに詳細を見てみると、印象が違ってくるのではないでしょうか🤔

 大学(国公立、私立)   H29年度入学者 における 
ストレート進級率
A大学100.0%
B大学96.6%




C大学77.9%
D大学72.8%
E大学65.5%
表②:国公立大学および私立大学における、学校ごとの最低修業年限での6年次進級率
参照:厚生労働省「各大学の医学部医学科の入学状況及び国家試験結果等」(令和4年度)


どうでしょうか?
学年のほとんどの人がストレートで進級している学校がある一方、70%を切ってしまっている学校もあり、その差は顕著です。

そのため、自分は15%に入らない、留年しないだろうとの油断は禁物です。
決して他人ごとではありませんよ!

ちなみに、医学部で最も留年しやすいと言われているのは、いつかご存知でしょうか?

それは、1年生から2年生に進級する時です。

医学部の進級試験は、受験の勉強とは異なる方法が求められます。理系科目を得意分野として入学した学生は、入学時の成績が良くても、膨大な量の暗記が間に合わなかったり、機序の理解が不十分であったり、あるいは医学の勉強方法が確立しないまま試験を迎え、成績不振となっていることが多々あります。

次に、医学生が忙しいと言われている偶数学年です。

2年生では解剖など、基礎医学から本格的な臨床医学に変わり始めます。また、4年生ではCBTとOSCE、6年生では国家試験があり、忙しいのは想像に難くないでしょう。

それでは、このように無事進級できる人と、留年してしまう人では何が違うのでしょうか?

留年の原因として、どんなことが考えられるでしょうか?

考えられる原因


①ほとんどが必修科目

医学部では、6年間のカリキュラムがびっしりと組まれているため、単位を1つでも落とすと留年となってしまう学校が多いです。

また、履修する科目も医学系の科目以外にも、1年次には教養科目があったり、2年次以降も英語や選択科目など幅広いうえに、試験があることもあります。

これらを全て履修しなければいけないため、進級が厳しくなっているように思います。

②学習内容

医学部では、1~4年生で、基礎医学や臨床医学を学び、5~6年生で臨床実習を行うというカリキュラムが組まれています。

それらの学習量は膨大で、内容も複雑で難しい、と感じる学生は少なくないでしょう。

特に、2年生頃から始まる「基礎医学」は躓きやすい科目です。
(基礎医学・・・解剖学・生理学・分子生物学・生化学などの医学科目)

どの科目も、専門性が高く、非常に暗記量が多いため、多くの医学生が苦戦します。
しかし、医学の基礎となる部分であり、どれも大変重要な科目ばかりなので、確実に習得しなければなりません

③時間確保の難しさ

医学生のみなさんの中には、部活やサークル、アルバイトなどをしていて、
勉強に時間を割いている余裕なんてない!という方もいるのではないでしょうか?

勉強を後回しにした結果、基礎学力が定着しない、試験に合格できないという場合が考えられます。


以上みてきたような

・膨大な学習量をこなし、基礎学力をつける
・勉強時間の確保をする

という課題をこなすためには、「スケジュールの管理」が重要です。
闇雲に勉強を進めるのは、修羅の道まっしぐらです。


「忙しくて対策とかスケジュールとか考えてられない!」「もう間に合わないんだけど!」

という方もいるかもしれません。

その際は、ぜひ医学生道場にご相談ください!ひとりでは難しい勉強スケジュールの立案や、勉強ペースの相談など、現役の医師講師から直接指導を受けられます🙌

医学生道場は、日本で唯一の医学生専門の個別指導塾で、 医学部の1年生から6年生まで全学年に対応しております。学校の授業の予習・復習、各種試験対策など医学部で学ぶすべての学生さんのために、全力で勉強のサポートを行っています。

留年のデメリット

さて、ここまで見てきたように「留年」は決して他人ごとではありません。留年してしまうと、思っているよりも大変です。
もし留年してしまった場合に、直面するであろう事態について考えてみましょう。

①医師になるまでに時間がかかる

当たり前のことではありますが、留年してしまうと、医師になるまでの年数が延びてしまいます。

医学部はただでさえ6年間通う必要があるため、ストレートで卒業できたとしても、18歳で入学、24歳で卒業となります。

そこからさらに、一人前の医師になるまでには医師国家試験に合格してから数年かかります。そのため、医師として第一線で活躍できるまでには、かなりの時間がかかってしまいます。

②学費がかかる

医学部の学費は高額です。
国立医学部はまだしも、私立医学部は6年間で約3000-4000万円ほどかかります。

一度留年してしまうと、年間500-700万円ほど学費が余計にかかってしまうため、家計が非常に苦しくなることが予想できます。

学費を払うことができず、退学せざるを得ない状況に追い込まれてしまう…という医学生もいます。

③留年回数により退学となる

留年を繰り返したことによって、退学処分となることがあります。

多くの大学では、同じ学年に2回までという制限がついています。2回留年をすると放校、つまり退学処分となってしまいます。

(大学によっては、復学のための試験である復学試験が設けられている学校もあります。)

一度留年を経験すると、モチベーションが大幅に低下してしまう学生も多いため、決して稀なケースではありません。

せっかく難関の医学部に合格したのにもかかわらず、放校となってしまうのは悲しいので、そうならないようしっかり勉強し、進級しましょう!🔥

とはいえ、医学部のカリキュラムと方針の特性上、6年間で留年をせずに卒業することは至難の業です。

医学生道場では、進級サポートはもちろん、留年・復学対策も行なっています!
LINEやお問合せフォームから無料でお問合せ頂けますので、お気軽にご連絡ください。



医学生道場の進級サポート

ここでは、具体的に医学生道場で普段行われている進級対策の授業についてご紹介します✨


医学生道場は個別指導に特化した予備校であるため、指導を務める医師講師と受講生の1対1で授業を進めます。

授業が行われる数日前から、授業ではどのような科目を取り扱うかを受講生から聞き、それに沿って当日の授業内容を決定することがほとんどです。

また、同時に
・大学で配布されている授業レジュメ
・学内で出回っている過去問
といった試験対策に不可欠な資料も受講生から受け取った上で、医師講師に共有しています。

こうした方法をとることで、受講生はより効果的に指導を受けられます。

加えて、授業では
・医師講師からの学習の進捗状況の確認
・新しい学習スケジュールの作成
といった試験対策に直接関係しないことも行っています。

これは試験対策を行う上で、受講生が日々の生活の中でしっかりと学習を進められているか、非効率な学習を行っていないかといった確認を行うことを目的としています。

闇雲に学習を進めるだけでは医学部の難しい定期試験を突破することは難しい、といったお話を先程もしましたかと思います。

医学生道場の授業では受講生が効率の良くない学習を行っていないかといった部分にも着目し、出来る限り的確な学習を行って進級・卒業を目指すことを最重要視しています。

自分自身の努力が報われない、といった経験により、モチベーションを喪失してしまう学生さんが毎年存在します。しかしながら、こうした方式を採ることで志を持った学生さんを一人でも多く医師にすることに尽力しています✊

医学生のことを一番に考える予備校・医学生道場だからこそ、医学生を多方面からサポート出来るのです。

さいごに

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

こちらのブログでは

・医学部の進級率

・もし留年してしまったら

・医学生道場の進級対策

について紹介してきましたが、いかがでしたか?

進級は確実に積みあげられた学力があって、やっと達成できるものです。

医学生道場は進級・留年回避を目指す医学生を全力でサポートしていきます。



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