[KEY WORDS🔑 ・働き方改革 ・多職種連携 ・タスクシフト]
こんにちは、医学生道場です!
こちらのブログは、2024年に行われた「医師の働き方改革」の紹介記事となっています。
今回は、それらの中でも特に注目度が高い
・長時間労働の改善
・多職種連携の動き
についてご紹介します👐
医師を志す医学生の皆さんは知っておくべき情報がたくさんですので、ぜひ最後までご覧ください!
改革の目的
医師の長時間労働によって支えられる医療からの脱却
→患者・国民に対して提供される医療の質・安全を確保する
持続可能な医療提供体制を維持
実施策
・残業可能時間の上限規制
・長時間労働に対する健康被害対策
・看護師や薬剤師へのタスクシフト/シェア
近年日本では働き方改革の動きが進み、長時間労働に対する規制が強化されてきています。
ですが、時間外診療、救急医療に携わることも多い医師の長時間労働には、その特性からか、なかなか規制がかからない状況が続いており、問題視されていました。
実際、病院常勤勤務医の約4割が年960時間超、約1割が年1,860時間超の時間外・休日労働をしているようです。
先ほどもお伝えした通り、日本では、労働基準法32条によって労働時間の上限を定めており、労働者の長時間労働を抑制しています。
では、そもそもなぜ長時間労働がダメとされているのでしょうか?
想像がついている方も多いと思いますが、長時間労働は 仕事のパフォーマンスを低下させたり、身体に深刻な健康被害をもたらす要因となります。
実は、17時間起き続けているだけでも、飲酒時の作業能力の水準を下回ったという研究結果もあるんだとか・・・!(※Drew Dawson & Kathryn Reid, Nature volume 388, page235 (1997), Fatigue, alcohol and performance impairment)
そんな状態で医師が診療をすることは、医師にとっても、患者さんにとっても不安ですよね🌀
そこで、医師の働き方に対して、大きな改革が始まる運びになりました!
現役の医師講師のみが在籍する医学生道場では、このような改革のもと、実際の現場で、医師どんなふうに働いているのか、医学生道場なら講師から直接聞けちゃいます♪
医学生道場は、進級・留年・休学対策に特化した日本で唯一の医学生専門の個別指導塾です。留年やCBT、国家試験と乗り越えるべき壁が多い医学生の皆さんの不安を解消します!
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具体的な医学生道場のサポートについては、本記事の最後で紹介しています!ぜひ最後までご覧ください!
先ほど、日本では法律で労働時間の上限を定めているとお伝えしましたが、実はそれ以上の労働をすることも可能です。
実際、多くの会社で残業や、休日出勤、医師でいうと当直などが「36(サブロク)協定」によって行われています。
36協定とは、「時間外労働・休日労働に関する協定」のことで、残業や休日出勤をする際に、労働者と使用者間での締結と労働基準監督署への届出が必要となる協定のことです。
残業(以下、時間外労働)・・・法定労働時間(1日8時間および週40時間)を超えた時間、労働すること。
休日出勤・・・法定休日(週1日または4週に4日)を確保できず、法定休日に労働すること。
この協定は労働基準法36条に基づくことから、サブロク協定と呼ばれています。
もちろん、この36協定は何時間でも時間外労働をさせてOK!という協定ではありません。
原則として時間外労働は1ヵ月で45時間、1年で360時間までという上限が決まっていて、これを超えると労働基準法違反となります。
そんな36協定ですが、実は、一般企業では2019年(中小企業は2020年)からこの上限が適用され、働き方改革が進んでいたのに対し、医師は適用まで5年の猶予期間が設けられていたんです・・・!
そのため、医師の働き方改革は2024年から本格的に行われるようになりました。
とはいえ、医師という職業の特性上、時間外労働の上限が一般企業の場合と異なります。
医師の場合は、勤務状況によって3つの水準が定められ、それぞれに上限労働時間が課せられます。
また、長時間労働によって危惧される医師の健康を守るため、
・医師による健康チェックの機会
・勤務間インターバルの確保のための規制
が設けられました。
また、この改革で注目すべき点はもう1つあります!
それは、タスクシフト/シェアの取り組みが一部法改正によって推進されていることです。
タスクシフト/シェアとは、医師がいままで担っていた仕事を、医療専門職(看護師や臨床検査技師)と分担して医療行為を行うための仕組みです。
タスクシフトとタスクシェアは同じような意味で用いられていますが、微妙に内容が異なるため、その違いを簡単にお伝えします。
タスクシフト
・・・医師が担っていた業務の一部を看護師や薬剤師などの他の医療従事者に移管すること。
タスクシェア
・・・医師の業務を複数の職種で分け合う「業務の共同化」のこと。医師と他の医療従事者が協力して業務を遂行すること。
もちろん、すべての仕事について移管や分担が出来るわけではありませんが、
例えば、特定行為研修を受けた看護師は、医師の判断を待たずに、採血やカテーテルの抜去などの特定行為を実施することができます。
これらの動きによって、医師の負担を軽減させ、医師にしかできない仕事に専念できるようになりました。
一方で、これらを推進するにあたっては、患者の安全を守るため、医師と看護師、その他の医療系役職間にはより強固かつ円滑な連携が求められてきます。
そのため、医学部の学習でも、このような多職種連携をカリキュラムに加える学校が増加しているんです!
タスクシフト、タスクシェアは、ぜひ今注目すべき施策と言えますね。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!
こちらのブログでは
・ 医師の長時間労働の実態とその改善
・タスクシフト/シェアによる多職種連携
・医学生道場の国試対策
について紹介してきましたが、いかがでしたか?
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