[KEY WORDS🔑 ・東京科学大学 ・医工連携 ]
こんにちは!医学生道場です🙌
2024年10月に設立されて話題の東京科学大学ですが、皆さんはそこで注目されている「医工連携」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
こちらのブログでは主に
・東京科学大学の概要
・科学大のカリキュラム ~「医工連携」の学びとは~
について紹介しています。
科学大について、少し詳しくなれちゃう情報を盛り込みました!ぜひ最後までご覧ください😊
東京科学大学(Science Tokyo)は、東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して2024年10月に誕生した国立大学です。
(正確には、東京工業大学が名称を「東京科学大学」に改名をして、東京医科歯科大学が吸収合併されました。)
設立にあたって、東京科学大学をどのような大学にしていくのか・するべきかを考えるために「東京科学大学Brand Action!」を立ち上げ、約半年に及んで実施してきました。
このプロジェクトには両大学の構成員や関係者延べ6,000人以上が参加し、ワークショップやアンケートを通じて理念、ロゴマーク、そして大学名略称(「科学大」)とブランドカラーが決定されました。
「『科学の進歩』と『人々の幸せ』とを探求し、社会とともに新たな価値を創造する」をMission に掲げ、両大学のこれまでの伝統と先進性を生かしながら、どの大学もなしえなかった新しい大学の在り方を創出するという思いが込められています。
東京科学大学は、両大学のキャンパスをそのまま活かし、東京・神奈川・千葉に合計6つのキャンパスを構えています。
基本的には、理工学系学部は旧東工大キャンパス、医歯学部は旧医科歯科大キャンパスを使用していくようです。
しかし、2025年4月からは理工学系と医歯学系の学士課程の新入生全員が、入学直後の2ヵ月間、週に1日、大岡山キャンパスに集う「大岡山Day」が始まります。
そこでは、学院や学部を交えた少人数グループで意見を交換して学ぶ「立志プロジェクト」などユニークな授業も展開されるようなので、分野の異なる学生と垣根を越えて交流できることがが期待されます。
東京科学大学では、理工学・医歯学の中の一つの専門性を深めるだけでなく、両方の領域を横断する異分野交流による活動を通じて、新しい価値を創造することができる力を身に付けることができます。
これにより、今までにない新しいキャリアの開拓を実現します。
では、なぜ東京科学大学では「医工連携」が注目を集め、期待が高まっているのでしょうか?
それは「医工連携」の最たる例ともいえる、医療機器産業に秘密があります!
現代では、世界規模で高齢化が進み、医療需要の拡大が続いています。そのため、世界の医療機器市場は今後ますます拡大し、成長産業として期待されているのです。
日本の医療機器市場は、米国に次いで世界第2位の規模となっていますが、売上高を見ると、アメリカが約40%、日本が7%となっており、その差は圧倒的です。そのため、国内においてもアメリカ産医療機器を輸入する状態が続いています。
一方で新規医療機器の開発が、国民の健康・医療のニーズを満たしながら高齢社会を支えていくために重要であることは間違いないでしょう。
つまり、医療機器開発には国民の健康ニーズの実現と国内経済を牽引するための成長産業としての二つの使命が与えられており、それらを実現するために最先端診断・治療機器技術開発等の推進やイノベーションを創出するリーダー人材の育成の動きが国内で進んでいるのです。
このような状況をうけて、国内の大学・大学院では、2つの学問をともに研究できる機関の創設や、体系的に学ぶことができるカリキュラムを設置するなど、「医工連携」を進めています。
東京大学、東北大学など、研究が盛んな旧帝で取り組まれていることからも、注目度が高いことが伺えますよね👀
理工系最高峰と名高い東京工業大学と、長らく医学研究を行ってきた医科歯科大学。
本来であれば、両者の研究は交わることがなかったかもしれません。
しかしながら、東京科学大学の誕生に合わせて、
「ヘルスケアの場面で存在する課題を、理工学を応用することで解決していくという研究」(治療)
「脳内へ安全かつ高効率に薬を運べるナノマシンを使って、タンパク質の設計図として多様な疾患への応用が期待されるmRNAを脳内に届ける研究」(投薬)
・・・など、いくつかの連携研究がすでに始まっているようです。
最先端の医学と工学が掛け合わされた東京科学大学の研究から、今後も目が離せませんね。
東京科学大学の「医工連携」の動きは研究だけではなく、学部のカリキュラムにも表れています。
理工学系学生と医歯学系学生とが、学生自身の興味・関心、時間割などの都合に応じて、それぞれに開講する授業科目を相互に履修することができます。(2025年4月から開始)
また、学士課程の全学教育プログラムとして、「医歯理工融合プログラム」を設置し、自身の専門とは異なる分野の基礎知識や研究スキルを学修し、複数の専門分野を融合した高度な研究開発を実施できる課題探求型の研究者、技術者、医療者を育成していきます。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!
こちらのブログでは誕生したばかりの東京科学大学について、医工連携をキーワードにカリキュラムの特徴を紹介してきましたが、いかがでしたか?( 参考:東京科学大学HP)
「おもしろい」「ためになった」と感じていただけたら、とてもうれしいです。
科学大の本格的な始動は来年度からのようなので、今後どのように発展をしていくか楽しみですよね。
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