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東京私立医学部 6年生
医学生として、また、医学勉強とバイトと部活を両立させてきた身として、医学を学ぶ皆さんに色々な情報をお届けしたいと思っております!
医学部高学年として、「基礎医学」や「臨床医学」などについて、勉強法や暗記法を分かりやすくご紹介することを目標としています!😊
【過去ブログ】
・【医学生道場】腎臓の解剖!腎動脈、腎静脈の位置は?【解剖学】【腎臓内科】
・【呼吸音・副雑音(ラ音)】Wheeze?断続性?連続性?副雑音の種類を完全解説!【医学生道場】
目次
このブログでは、第120回医師国家試験実施についての最新情報を掲載しています。
第120回医師国家試験(2025年度/令和7年度)は、
【2026年 2月7日・2月8日】で実施されると、厚生労働省から正式医発表がありました。
2025年7月1日に発表された、厚生労働省からの正式な実施要項を分かりやすくまとめ、ご紹介します。
さらに、第120回医師国試について、
例年の傾向や昨年度(第119回)の情報をもとに、「医師国試日程」「医師国家試験の時間割」「出題基準」「会場」など、気になるポイントをまとめてご紹介します。
「医師国家試験の日程はいつ?」
「医師国試は去年とどう変わった?」
「今のうちに何を確認すべき?」
そんな不安や疑問を少しでも早く解消できるよう、厚労省の公式情報や信頼できる過去データをもとに整理しています。
詳細は、厚労省の医師国家試験ページ「医師国家試験の施行」をご確認ください。
(今すぐ確認したい方はこちら☟ 🆕2025年7月1日更新 最新版🆕)
(医師国家試験の施行について|厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/ishi/
2026年(令和8年)2月7日(土曜日)・8日(日曜日)
北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県、沖縄県
臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能
1.学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学において、医学の正規の課程を修めて卒業した者(令和7年3月10日(月曜日)までに卒業する見込みの者を含む。)
NEW! 2.医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後1年以上の診療及び公衆衛生に関する実地修練を経たもの(令和8年3月10日(火曜日)までに実地修練を終える見込みの者を含む。)詳細はこちらへ
NEW! 3.外国の医学校を卒業し、又は外国で医師免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有し、かつ、適当と認定したもの詳細はこちらへ
4.沖縄の復帰に伴う厚生省関係法令の適用の特別措置等に関する政令(昭和47年政令第108号)第17条第1項の規定により医師法の規定による医師免許を受けたものとみなされる者であって、厚生労働大臣が認定したもの
受験書類は、受験願書と証明写真、卒業見込証明書などが必要です。
例年、
①受験概要は前年9月ごろに発表され、
②願書の取り寄せを10月中旬以降に行い、
③願書受付期間(願書提出期間)は前年11月末までとなっています。
医師国家試験の受験手続きについては、先輩や友達、詳しい人にしっかり聞いて確認するようにしましょう。
| 官報公告での受験概要発表 | 2025年7月1日 |
|---|---|
| 願書等受験書類の受付期間 | 2025年11月4日(火曜日)~2025年11月28日(金曜日) |
| 受験票の交付 | 2026年1月下旬(月)まで |
| 試験日 | 2026年2月7日(土)~2026年2月8日(日) |
| 合格発表 | 2026年3月16日(月)午後2時 |
| 受験書類 |
・受験願書(受験料の額に相当する収入印紙貼付) ・証明写真(書類に添付) ・返信用封筒 ・卒業見込証明書など受験資格の証明に必要な書類 |
第120回医師国家試験を受験する皆さん!
しっかり受験手続きを期限までに不備なく済ませ、安心して受験に挑みましょうね🙆🏻♂️🙆🏻
2026年(令和8年)3月16日 (月曜日) 午後2時
厚生労働省の資格・試験情報のページにその受験会場と受験番号を掲載して発表されます。
☟合格速報に直接アクセスするURL☟ (こちらは第119回のものになります)
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2025/siken01/hp01.html
その他、受験者留意事項
https://www.mhlw.go.jp/content/001374058.pdf
第120回医師国家試験の試験会場については、例年12月末の受験票が配布される頃に確定し始めます。
ですので、試験会場についてはおおよその場所は予定がされているものの、まだ未定であることは把握しておきましょう。
早速、11月4日に『第120回医師国家試験の試験会場』について厚生労働省からの発表がありましたので、
各会場の「受験会場」「場所」「住所」について第120回医師国家試験会場をまとめました!
しっかり確認しておいてくださいね♪
(厚生労働省サイトはこちら☟)
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/h25_kaijou.html
(厚生労働省 | 令和8年 医政局所管国家試験 試験場(予定)一覧)
出典:
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/h25_kaijou.html
(厚生労働省 | 令和8年 医政局所管国家試験 試験場(予定)一覧)

試験は2日間にわたって実施されます。
2日間で合計400問
試験時間 計13時間40分です。
参考までに、2025年2月8日・9日に行われた⚠️第119回医師国家試験⚠️の時間割は以下のようになります。
☟時間割だけ見たい方はこちら☟

一日9時間も拘束されると思うと、とても大変ですよね…
医師国家試験は体力勝負です!
体力・体調を万全にして挑みましょう!
医師国家試験の出題基準はおおむね4〜5年ごとに改定され、118回以降は令和6年版の出題基準が適用されています。
問題形式は、
医師に最低限必要な知識が問われる「必修」、疾病ごとの知識を問われる「各論」、疾患を跨いで横断的な知識が問われる「総論」の3つに分類されています。
それぞれの領域で、キーワードについての知識が問われる(症例問題ではない)「一般問題」と、
症例文を読み、それについての所見や対応が問われる「臨床問題」から構成されます。
<必修>
50問×2日間の計100問。一般問題25問、臨床問題25問で構成されています。
基本的知識であるため、合格ライン8割(得点160点/200点)という絶対基準が設定されています。
<各論>
75問×2日間の計150問。一般問題15問、臨床問題60問で構成されます。
疾患の症状や検査、診断、治療などのテーマ。科目別、臓器別に分類され、個々の疾患に対する知識が問われます。
<総論>
75問×2日間の計150問。一般問題35問、臨床問題40問で構成されます。
解剖、生理、症候、検査、治療、診察、保険医学、法律といった、医学・医療全体に関わるテーマ。基礎的な知識と各科目を横断する幅広い知識が問われます。
【必修の基本的事項(出題範囲)】
【医学各論】
・先天異常、周産期の異常、成長・発達の異常約 (約5%)
・精神・心身医学的疾患 (約5%)
・皮膚・頭頸部疾患 (約11%)
・呼吸器・胸壁・縦隔疾患 (約7%)
・心臓・脈管疾患 (約10%)
・消化器・腹壁・腹膜疾患 (約13%)
・血液・造血器疾患 (約5%)
・腎・泌尿器・生殖器疾患 (約12%)
・神経・運動器疾患 (約9%)
・内分泌・代謝・栄養・乳腺疾患 (約8%)
・アレルギー性疾患、膠原病、免疫病 (約5%)
・感染性疾患 (約8%)
・生活環境因子・職業性因子による疾患 (約5%)
【医学総論】
・保健医療論 (約13%)
・予防と健康管理・増進 (約17%)
・人体の正常構造と機能 (約9%)
・生殖、発生、成長、発達、加齢 (約9%)
・病因、病態生理 (約12%)
・症候 (約12%)
・診察 (約7%)
・検査 (約9%)
・治療 (約13%)
医師国家試験合格のためには以下3項目の基準を満たす必要があります。
1.必修問題は80%以上の得点(絶対基準)
2.必修を除く 一般/臨床問題の得点がボーダー以上(相対基準)
3.禁忌肢の選択が基準数(3問)以下(絶対基準)
以上の、
〇必修問題を80%以上の得点とすること、
〇必修を除いた一般/臨床問題をボーダー以上(受験生の上位9割程度)得点すること
〇禁忌肢の選択を基準数以内におさえること、をすべて満たすことで「医師国家試験に合格」となります
過去5年間の医師国家試験の合格点は369〜390点です。
つまり、必修問題(160点分)を除いた一般問題および臨床実地問題については、209〜230点 (73%前後)あたりがボーダーラインになると考えられます。
第119回医師国家試験(前回)の出題数、配点、合格基準は以下の通りになります。
■合格基準:
約10,000人が受験し、その合格率は例年90%前後です。
「9000人を通し、1000人を落とす」というスタイルは大きく変わってはいません。
しかし、医師国家試験の出題数と合格点は年々変動し、
★過去4年間では、相対評価パートの合格ボーダーが年々上昇し、
69.7%(第115回)から76.7%(第118回)まで上がり70%以上が継続される見込みです。
これは、「第120回医師国家試験の受験生のレベル・試験の難易度はさらに上がる可能性がある」
ということになってくると思いますので、皆様気を抜かず、焦らず対策を続けていきましょう📝
近年、幅広い医学知識を実際の臨床に結びつける能力がさらに求められるようになってきたため、第120回医師国家試験では、試験問題の形式や内容はさらに実践的になることが予想されます。
近年新しくなったガイドラインからや、社会的に注目されている医療概念や、実臨床を意識した長文ケーススタディ問題の出題が見られるなど、新しい知識を求められるケースも多くなっています。
従来の難化とは異なり、過去問に基づく知識をそのまま使える問題が減少し、過去問の内容を深く理解していないと解けない問題が増えたと考えられます。そのためただ答えを覚えるのではなく、“問題の周辺知識の確認”を対策として行っていく必要がありそうです。
不安があれば、ぜひ【医学生道場】の講師陣に相談してみてくださいね♪
今回は、第119回医師国家試験(2024年度)に関する情報が詳しくまとまっています。試験の日程、試験地・試験場所、試験内容、出題基準、当日の時間割、合格基準をまとめました!
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