【著者紹介】
田邊まき 医学部在学
~過去ブログ~
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医学部の試験や実習の情報を実体験を交えてご紹介します!皆さんと医学生あるあるの悩みを共有しながら一緒に解決できたらいいなと思っています。親近感のあるブログになっているかと思いますのでお気軽にご覧下さい♪
目次
こんにちは、医学生道場です。
医学部cbtの模試の結果が悪かった、、、どうしよう、、、焦りが強くて何も手につかない、、、そんな方はいませんか?
今回の記事では医学部cbtの模試で判定が悪かった人へ、医学部cbtを実際に受験した医学生が、立て直すための思考と行動をお伝えします!
医学部cbt(Computer-Based Testing)は、医学部生にとって避けては通れない重要な試験です。知識の定着度、臨床推論の理解、そして試験形式への対応力――多くの要素が問われるこの試験に向けて、全国の医学部生が日々努力しています。
そんな中で受けた医学部cbt模試で、期待とは裏腹に6割以下を取ってしまった――。
今、みなさんは大きな不安と挫折感を抱えてこの記事を開いたのかもしれません。
「今まで努力してきたのに、結果が出ない」
「もう自分には無理かもしれない」
「あと数ヶ月で逆転なんてできるのか」
そうした苦しみを抱えているみなさんに、まず伝えたいことがあります。
それは、「模試の判定は、あなたの価値を決めるものではない」ということです。
この言葉が少しでもあなたの心の重みを和らげられたらと願いながら、この記事では、模試の成績が悪かったときにどのように思考を整え、どう行動すれば本番に向けて立て直せるかを、段階的に解説していきます。
まず最初に行うべきことは、焦りや自己否定から自分を一旦切り離すことです。
医学部cbt模試で判定が悪いと、まるで自分の存在そのものが否定されたような感覚に襲われることがあります。これは非常に自然な反応です。
しかし、そうした感情のまま次の行動に進んでしまうと、冷静な分析ができず、効率的な学習からは遠ざかってしまいます。
医学生の多くが、学力的に高い能力を持ち合わせています。しかし今悩みを抱えるも例外ではありません。
だからこそ、失敗をしたとき、「自分はダメなんだ」と自責の念に囚われがちです。
でも、失敗とは本来、課題を発見するチャンスであり、「次にやるべきこと」が明確になった貴重なデータなのです。
むしろ、今この模試の時点で失敗できたことは、本番での成功を引き寄せる重要なきっかけとも言えます。失敗を怖がる必要はありません。怖いのは、失敗を受け止めきれず、立ち止まってしまうことです。
ここからは、模試の結果を建設的に活かす具体的なプロセスについて解説します。重要なのは、ただ「やり直す」「復習する」だけではなく、分析・戦略・計画・修正という一連の流れを繰り返すことです。
間違えた問題の復習では、以下のように深堀りの「なぜ」を繰り返すことをおすすめします。
例:ある生化学の問題で誤答した
このように問いを重ねることで、ただ「知識が足りなかった」と結論づけるのではなく、学習習慣やアプローチの課題が見えてきます。
医学部生は真面目で努力家が多いため、「勉強量を増やすこと」ばかりに意識が向きがちです。
しかし、本当に大切なのは、「一度ミスしたことを二度と繰り返さない」ことです。
そのためには、以下のような記録を作ると効果的です:
デジタルで管理するならNotionやGoogleスプレッドシートなどの活用もおすすめです。
QBのデジタル版ではメモ機能や〇✕△と記号を付ける機能などがあります。ぜひ活用してみてください。
医学部cbtまで残り数ヶ月という状況であれば、残された期間を約3週間ごとのサイクルに分けると戦略が立てやすくなります。
例:残り12週間 → 3週間ごとに目標と振り返りを設定
それぞれの期間に「明確な到達目標」を設定しましょう。
例:「QB公衆衛生を全問2周して、正答率を80%にする」「微生物での理解不足分野(菌の特徴など)をノートで整理する」など。
勉強時間に目が行きがちですが、時間=成果ではありません。
むしろ、「集中して解いた問題数」「定着した内容」「記憶に残った構造」のほうが重要です。
おすすめの計画方法:
毎日の目標を「問題数」「テーマ数」で設定することが、時間に囚われない効率的な学習につながります。
どれだけ良い計画を立てても、心が折れてしまえば継続は困難です。
モチベーションを維持するためには、外部からの支えと小さな成功体験の積み重ねが不可欠です。
「誰かと比較する」のではなく、「誰かと伴走する」ことが大切です。
以下のような活動は、孤独な受験勉強を心理的に和らげてくれます。
医学部は縦も横もつながりが強い環境です。うまくそのリソースを活用しましょう。
自信のなさは、自己肯定感の欠如から生まれます。実際に私も動画教材を見るなど、インプットしているだけでは、身についている感覚がせず、常に自信がありませんでした。
そこで、できるようになったことを1つでも多く記録し、「自分は前に進んでいる」という実感を得られる仕組みを作りましょう。
どんなに小さな一歩でも、積み重なれば大きな結果になります。
医学部cbtで最初は6割も取れていなかった人たちが、本番で高得点を収める事例は多数あります。
そうした人たちに共通していたのは、計画でも記憶力でもなく、「折れても立ち直る力」でした。
つまり、最も成績を伸ばす人は、最も早く立ち直る人なのです。
あなたも、今日からその一人になれます。
模試の判定が悪かったとしても、それは「過去の一瞬の結果」にすぎません。
医学部cbt本番は、まだ未来の出来事です。あなたの行動次第で、結果はいくらでも変わります。
あなたが今やるべきことは、「もうだめだ」と思うことではなく、
「じゃあ、ここからどうすればいい?」と問い直すことです。
答えは、必ず見つかります。
そして、その答えを見つける力が、まさに医師に必要な素養でもあるのです。
あなたの再起を、心から応援しています!
小さな一歩からで構いません。今から、もう一度始めましょう。
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