こんにちは!医学生道場です👐
CBT本試験の結果にショックを受け、どうすればいいのか分からず、このブログにたどり着いた方も多いかもしれません。
ですが、まずお伝えしたいのは――
「ここからどう動くか」が、何よりも大切だということです。
📌著者情報
おおしお
関東国立大学法学部 4年生
医学の専門知識はありませんが、だからこそ医学部のみなさんが見落としがちな視点や一般の人にもわかりやすい形で情報をお届けすることができます。医学の知識を学ぶ中で感じた疑問や気づきをシェアしていきます😊
(過去ブログ)
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・【不安ゼロ!】授業は?受講料は?医学生道場に通う前に知っておきたいこと
目次
・CBTに合格しないと臨床実習に進めず、留年が確定する
・本試験に落ちても、追試験を受けるチャンスがある
・大切なのは、今からの行動!落ちた原因を分析し、次に活かすこと
CBT(Computer-Based Testing)は、医学部4年生の夏頃に全国一斉で実施される、医学生にとってかなり重要な共用試験です。OSCE(実技試験)とセットで受けることが多く、CBTに合格しなければ臨床実習には進めません。
試験は一人一台のパソコンを使用し、6時間かけて全6ブロック・計320問に挑戦します。
出題範囲は広く、基礎医学・臨床医学・公衆衛生など、4年生までに学んできた内容がまんべんなく出題されています。
しかも、3万問以上の問題プールからランダムに出題されるので、受験生によって問題が異なるのが特徴です。
CBTの合否は「IRTスコア(Item Response Theory)」という方式で判定されます。
IRTとは、簡単に言えば「問題の難しさ」や「受験者の正答率」などを考慮してより公平にスコアを出す仕組みのこと。人によって受けた問題が違っても、難易度補正をしてくれます。
CBTの合格ラインはIRTスコア396以上とされています。(※大学によって若干の差があります)
ちなみにIRT396は、偏差値に換算すると約40未満くらい。
つまり、「極端に下位」でなければ、多くの人が合格できる仕組みになっています。
とはいえ、毎年CBTに不合格になる学生は一定数います。
理由はさまざまですが、よくあるパターンは以下の通りです。
CBTで落ちてしまった=IRTスコアが396に届かなかったというだけで、あなたが医学に向いていないということではありません。
むしろ、「ここで踏ん張れるかどうか」がその後の臨床実習・国家試験にもつながっていきます。
焦らず、今からできることに目を向けていきましょう❗
本試験に不合格だった学生に対して、再度受験の機会が与えられます。
学校によって制度や日程は異なるため、必ず自分の大学の情報を確認しましょう。
多くの大学では、本試の約3週間〜1か月後に設定されます。
ただ、本試の結果が出てから動き始めるとなると、かなり期間が短いですよね🌀
だからこそ「なぜ落ちたのか?」「どうやって勉強するか?」を今すぐ見直して、限られた時間で最大の効果を出していきましょう。
人によって原因は様々ですが、まずはなんで落ちてしまったのかを考えてみてください。
追試までの期間が短く、焦る気持ちもあるかと思いますが、まずは自分の弱点に正面から向き合うことで、追試で逆転合格できる可能性は高くなります!
とにかく勉強するしかありません!が、効率的に対策をする方法はあります。
①過去問演習
なんと言っても、医学部のCBTの勉強で絶対に欠かせないのが過去問です。
320題出題される問題のうち、8割(240問)が過去出題された問題なので、事前に過去問を解いたら、本番でも同じ問題が出てきた!なんてことも珍しくはありません。
(採点対象もこの240問なので解いて損ないです!!)
まずは過去問を一周して全体感を掴んだ後、間違えたところは参考書と合わせてチェック・復習しましょう。
ある程度過去問に自信がついたら問題のシャッフルやCBTの模試にチャレンジしてみてください!
②特に出る分野を重点的に勉強する
時間がなくて焦っているなら、臨床医学の勉強から始めるのも作戦です。
医学部のCBT試験で出題される問題の6割以上は臨床医学の分野です。
つまり臨床医学さえ自信がついていれば合格できる可能性が高いということになります!!
とはいえ、もちろん全範囲をしっかり勉強するに越したことはないので、あくまでも優先的に進めるという意味で知っておきましょう😊
得点できなかった分野がはっきりしている場合は、その分野の対策を進めていきましょう。
勉強が苦手分野で、追試験までに対策が間に合うか不安な場合は塾・予備校に相談することも効果的です。
医学生道場では、臨床経験のある現役の医師がマンツーマンで指導しています。
苦手分野が分かり切っていない場合も、丁寧なヒアリングを通じて「どこの理解に苦戦しているのか?」を分析し、確実に知識になる授業を展開しています。
医学生道場は、進級・留年・休学対策に特化した日本で唯一の医学生専門の個別指導塾です。
また、 それぞれの目標に合わせて 医学部進級試験対策コースや、医師国家試験対策コースなど10以上のコースを設置しているので、全学年の方が自分に合った方法でご利用していただけます!
CBT対策をする時、問題集を解くことだけが重要だと思われがちですが、問題集だけを集中して解く勉強法以外にも大切な事があります。
それは、何よりも「根本的な医学のの実力を身に着ける事」です。
CBTの問題は独特で、問題集を解くことによる対策はとても大切ですが、CBTの意義は臨床実習(ポリクリニカルクラークシップ、通称ポリクリ)に移るための試験です。
そのため、臨床現場を意識した勉強を普段から行う事が出来ているかどうかは最も重要です。要するに、臨床経験の豊富な現役の医師講師と一緒に学ぶ勉強法が最も効果的です❗
医学生道場は、現役の医師講師から一対一の個別指導を受ける事が出来る予備校です!
医学の知識だけではなく、臨床現場のイメージや効率の良いCBTの勉強法をマンツーマンで指導します。
もちろんCBTの再試験対策も可能です❗
CBTの勉強法を始め、医学部での学習に悩んでいる方や実力をきちんと付けたい方は医学生道場公式LINEやご相談フォームよりお気軽にお問い合わせください。
また、医学生道場HPの掲載ブログでは医学部CBTのお役立ち情報をたくさんご紹介しています!ぜひ合わせてご覧ください✊
中には、本試・追試の両方に不合格となってしまった方もいるかもしれません。
その場合は、残念ながら今年度の実習進級はできず、留年が決定します。
ただし、再受験に向けた準備期間が1年間ある、ということでもあります。
この1年間を「不合格の延長」ではなく、「合格のための準備期間」と捉えることが、来年の合格に繋がります。
一度試験を経験している分、流れや雰囲気を知っているという大きなアドバンテージもあるはずです。
医学生道場は再受験もサポートしています🙆♀️一緒に合格を目指しましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
こちらのブログでは、医学部CBT試験に落ちてしまった方向けに
・追試までにできる対策
・対策方法
・医学生道場のCBT対策
を紹介してきました!
CBT本試に落ちてしまっても、すべてが終わるわけではありません。
追試、そして再受験――どの段階からでも、「ここからどう動くか」で未来は変えられます。
焦らず、一歩ずつ。あなたの挑戦を、私たちは応援しています。
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