この記事のPOINT💫
・ 「睡眠」は知識の定着に重要!睡眠サイクルを確立しよう💤
・運動は集中力UPに有効?!座りながらできるプチ運動もご紹介!
・睡眠×運動、勉強スケジュールの確立で勉強効率を上げよう
📌著者情報
おおしお
関東国立大学法学部 4年生
医学の専門知識はありませんが、だからこそ医学部のみなさんが見落としがちな視点や一般の人にもわかりやすい形で情報をお届けすることができます。医学の知識を学ぶ中で感じた疑問や気づきをシェアしていきます😊
(過去ブログ)
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目次
「勉強はしているはずなのに、なぜか集中力が続かない…」「毎日が忙しすぎて、疲れが抜けない…」
医学部の膨大な知識量と、終わりなき試験・実習に追われる医学生にとって、「持続的な集中力の維持」と「効率的な知識の定着」は、常に心の中にある最大の課題ではないでしょうか?
受験勉強とは異なり、医学の学習は一夜漬けで乗り越えられるものではありません。体力の限界を超えた精神的プレッシャーの中で、いかに最高のパフォーマンスを維持し続けるかが、あなたの未来を左右します。
多くの学生は、この壁を乗り越えようと「睡眠時間」を削り、「運動する時間」を失ってしまいがちです。しかし、これが実は、集中力と記憶力を自ら低下させる、最も危険な悪循環の始まりなのです。
集中力や記憶力は、精神論や根性で維持できるものではありません。それは、あなたの脳と体がしっかりと回復しているかという「物理的な土台」の上に成り立っています。
この「土台」を支えるのが、「睡眠」と「運動」です。
睡眠:疲労回復と、学習した知識を長期記憶に定着させるための必須プロセスです。
運動:脳の血流を増やし、やる気(ドーパミン)と記憶力(BDNF)を高めるための、最強のブースターです。
このブログでは、この2つの土台をいかに効率的に管理し、あなたの集中力を最大限に引き出すか、科学的な根拠に基づいた具体的な方法を「完全ガイド」としてご紹介します。
どうか、今日から「睡眠や運動を削って勉強する」という発想を捨ててください。
今のちょっとした習慣一つ一つが、あなたの医師としてのキャリアを切り拓くための、「学習効率を高める投資」になるはずです。
ぜひ最後までご覧ください!
「テストも近いし、今日くらい寝ずに勉強しても大丈夫」——そう感じることってありませんか?
しかし、現在の医学生であるあなたは、質の高い睡眠を必要としています。
医学部の難関な試験を突破するためには、他の学生よりも知識を「確実に」定着させ、本番で「ミスなく」解答する高い集中力が不可欠となるからです。
実はたった1時間の睡眠不足でも、学習効率と健康に深刻な影響を与えます。睡眠は単に体を休ませるだけでなく、「脳の情報整理」と「記憶の定着」を担う、学習における重要な要素の一つなのです。
もし睡眠不足が続くと、以下のような悪影響が生じます。
・致命的なパフォーマンス低下
集中力、記憶力、情報処理能力が低下し、学習効率が極端に悪くなります。難易度の高い医学知識を吸収するためには、最低でも6〜7時間の睡眠を確保することが、効率化の近道です。
・感情の不安定化とメンタルリスク
イライラやストレスが増加し、感情のバランスを崩しやすくなります。将来、患者と向き合う上で重要な共感性や判断力の低下を招くだけでなく、うつ病などの気分障害につながる可能性も潜んでいます。
・将来的な健康リスクの増加
食欲増進ホルモンが刺激され肥満につながるほか、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の発症リスクが高まり、将来的に心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な病気に発展する危険性があります。
睡眠の質を高めるためには、まず「睡眠のメカニズム」を知り、そのサイクルを乱さない工夫が必要です。
人間の睡眠は、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2段階が交互に現れ、深い眠りと浅い眠りを繰り返します。
ノンレム睡眠(深い眠り):脳や交感神経が休息し、脳の疲労回復に不可欠です。
レム睡眠(浅い眠り):体が休んで脳が活動し、日中の記憶を整理・定着させる重要な働きを担っています。
つまり、医学部の膨大な医学知識を確実に定着させ、翌日の集中力を確保するには、両方の質を高める「完璧なサイクル」を作り出すことが重要です。
このサイクル導入のためにおすすめしたいのが、『就寝1時間前!3つのルーティン🌙』です!
【入眠スムーズ化のための3つのルール】
・就寝1時間前の入浴
ぬるめ(38~40℃)のお風呂にゆっくり浸かると、深部体温が一時的に上がります。その後の体温下降がノンレム睡眠への移行をスムーズにし、深い眠りへと誘います。
・スマホ・PCの使用を制限
就寝の1〜2時間前からスマホやタブレット端末の使用を控えましょう。ブルーライトは睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制し、レム・ノンレムのサイクルを乱す最大の要因です。
・カフェイン・アルコールを摂らない
特に就寝前のカフェインやアルコールは厳禁です✖ これらは覚醒作用や覚醒を促す作用があり、サイクル全体を浅くし、記憶定着を妨げます。

質の高い睡眠サイクルを維持するためには、寝る前の行動以外に「起きた後」の行動も実は重要です。
ここでは良好な睡眠に作用する+1習慣をご紹介します♩
ずばり、日を浴びることです。
朝起きたらすぐにカーテンを開けて日光を浴びましょう。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、睡眠と覚醒のリズムが整います。これが、その日の夜に再び質の高い睡眠を得るための最強の準備となります🌞
睡眠サイクルを確立する一環として、勉強のスケジュールを立てることも有効です。計画的に勉強を進めれば、徹夜で勉強の必要性もなくなります。
医学生道場では、マンツーマン指導なので医学生一人一人に合った勉強スケジュールを立て、一緒にこなしていくので、自分でスケジュールを立てるのが苦手💦という方にこそ利用をオススメしています。
無料相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にご連絡ください!

勉強での集中力を上げるには、適度な運動も重要です。
運動は単なる体力づくりではありません。脳を活性化し、集中力と学習効果を向上させると言われています🔥
体を動かすことは、脳の特定部位への血流を増やし、神経細胞の成長を促す物質を分泌させます。これにより、思考力や記憶力が強化され、結果として学習効果が向上します。
特に重要な、脳内物質の役割は以下の2点です。
・やる気と意欲を高める「ドーパミン」
運動することで、意欲や動機づけに関わる神経伝達物質であるドーパミンが生成されます。
これは、疲れていても「また頑張ろう」という意欲を湧き起こし、長時間の学習を乗り切るための原動力となります。
・記憶力を飛躍的に向上させる「BDNF(脳由来神経栄養因子)」
運動、特に有酸素運動は、BDNF(Brain Derived Neurotrophic Factor)というタンパク質を増加させることが近年注目されています。
医学の勉強で特に重要となる知識の定着や長期記憶への移行は、このBDNFの働きに強く依存しているため、運動は単なるリフレッシュ以上の、医学知識の効率的な吸収に不可欠な要素と言えます。
医学生は長時間座って勉強するか、長時間立って実習を受けることが多く、運動不足や同じ姿勢による疲労が蓄積しがちです。ここでは、座りながらできる、短時間で血流と脳を活性化させる運動メニューを紹介します。
・かかとの上げ下げ
名前そのまま!つま先を地面につけたまま、かかとを上げ下げするだけです。
ふくらはぎの筋肉を使うので、血流を改善し、むくみやエコノミークラス症候群の予防になります。
立ったままでも座ったままでもお手軽にできるのでおすすめです!
・脚閉じアップ
座っている時にオススメの運動です。両足を閉じ、膝をくっつけたまま腹筋の力で足を持ち上げます。
腹筋(インナーマッスル)にアプローチし、正しい姿勢の維持をサポートします。
・体側伸ばし
手の指を組み、手のひらを天井に向けます。腕は耳よりも後ろでまっすぐ伸ばす、鼻から大きく息を吸うことを意識してください。
凝り固まった上半身をリフレッシュさせ、座り疲れを解消に効果的なストレッチです。
学習効率は、睡眠と運動の両方から生まれます。
適度な運動は夜の睡眠の質を向上させ、質の高い睡眠は、翌日の集中力とやる気(ドーパミンやBDNF)を高めます。この好循環を意識し、両方実践することが、あなたの最高のパフォーマンスを維持するための鍵となります。
ぜひ睡眠と運動の習慣をつけ、学習への集中力や効率もあげていきましょう!

医学生道場は、進級・留年・休学対策に特化した日本で唯一の医学生専門の個別指導塾です。
それぞれの目標に合わせて 医学部進級試験対策コースや、医師国家試験対策コースなど10以上のコースを設置しているので、全学年の方が自分に合った方法でご利用していただけます!
ここからは、医学生道場の医学部進級対策コースについてご紹介します。
そもそも、学校の授業に部活動、アルバイトなど多忙を極める医学生にとって、医学部を一度も留年せずに卒業することはとっても困難です。
2回連続で留年してしまえば放校(退学処分)なんてこともあるでしょう😢
そこで、医学生道場では「勉強する時間がない!」「勉強法が分からない!」という医学部1~5年生の方を対象に「医学部進級対策コース」をご用意しています!
医学生専門の個別指導塾として培ってきたノウハウも駆使しながら、医学生の皆さんを全力でサポートします✊
「医学部進級対策コース」の特徴
★受講生ひとりひとりに合わせたカリキュラム
それぞれの学生さんの理解度に合わせたカリキュラムを作成させていただき、効率的に学習が進められるよう、授業をメイキングいたします。
また、進級試験は大学によって出題傾向も出題範囲も異なるので、自身の通う医学部に合った対策が求められますが、様々な医学部の出身の医師講師が出題傾向をお伝えします。
★豊富なアウトプットの機会
現役医師講師がマンツーマンでサポートすることで、質問や復習、アウトプットの機会が豊富にあります。
しっかりとしたアウトプットにより、知識の定着が図れることは間違いなしです。
★モチベーション、気持ちの維持
医師講師だけでなく、教務の者が生徒さんひとりひとりを担当し、定期的なフィードバックや進捗管理をいたします。
学習のモチベーションを高く保てるだけでなく、いつでもどこでも、お気軽にご相談いただけます。
★柔軟な学習スケジュール
月の受講回数や受講内容、テストの目標、最終的な目標など、ご自身で決定して頂けますので、自分のペースで学習していくことができます。無理せず、継続していくことが大切ですので、医学生道場ではその点を大切にしています。
効率よく勉強して、確実に医学部で進級しましょう❗❗
進級試験を通して自身の勉強法を確立したい方、医学部生向けの塾や予備校選びに悩んでいる方、進級試験の対策で少しでも悩みや不安がある方は、無料で医学生道場公式LINEよりご相談承ります。お気軽にご相談ください!
また、医学生道場のブログでは様々なお助け情報を発信しています。ぜひ合わせてご覧ください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
集中力を最大限に引き出し、学習効率を上げていくためには、この2つの要素を「点」ではなく「サイクル」として回し続けることにあります。
医学生生活は長く、ハードな道のりです。目先の勉強時間を増やすために睡眠や運動を削るのではなく、これら2つの管理を学習効率を上げるための最優先事項として捉えなおしましょう!
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Q1. 再試験対策コースはどのような人向けですか?
A1. このコースは、主に定期試験や進級試験に不合格となってしまい、再試験で確実に合格を目指したい方、留年を回避したい方を対象としています。
特に、独学での対策に限界を感じている方、効率的な学習方法を探している方におすすめです。
Q2. 再試験まで時間がないのですが、対応してもらえますか?
A2. 医学生道場はこれまで相当数の直前授業の実績が御座います。また一人一人に合わせた個別指導ですので、最短最速で結果を出す事が可能です。是非医学生道場にお任せください!
Q3. 受講料はいくらですか?
A3. 医学生道場の授業は全て、一人一人の生徒様に合わせた個別指導です。その為授業料に関しましては、生徒様の目的やペースなど様々な事をヒアリングさせて頂いた後、面談の際にご提案させて頂いております。
大切なお金に関する事ですので、LINE、メール、お電話のいずれかの方法でご面談をお申込み頂けましたら幸いです。