著者:おぎの(関西の心理学部在学)
医学部について学ぶうちに解剖学などの暗記の大変さやスケジュール管理の難しさを知ることができました。それをもとにOSCEなどの医学生に役立つブログやアルバイト事情、冬の勉強法などの大学生に役立つブログを書いています!

💡このブログで分かること💡
1.医学生が「やる気を失う」原因と心理的メカニズム
2.行動科学に基づく“やる気を引き出す”5つの勉強法
3.一人では続かない時にモチベーションを回復させる実践的ヒント
目次
「勉強しなきゃ」と分かっているのに、体が動かない。
参考書を開いても、なんとなく頭に入らない。
──そんな“やる気が出ない日”は、医学部生なら誰にでもあります。
定期試験、CBT、実習、国家試験。
医学部生活は常にプレッシャーの連続で、
気力も体力も削られていく時期が必ず訪れます。
でも安心してください。やる気は“出るまで待つ”ものではなく、
自分で“引き出す”ことができる力なんです。
ここでは、心理学的にも効果が実証されている
「やる気が出ないときの勉強法」を、医学生目線でランキング形式にまとめました。
「もう無理かも」と感じたときこそ、試してみてください。

「机に座るのもしんどい…」そんなときこそ、
“2分だけ”を目標に始めてみるのがポイント。
心理学では「作業興奮(Work Excitement)」と呼ばれる現象があり、
人は行動を始めることでモチベーションが後から生まれることが分かっています。
つまり、“やる気が出たら始める”のではなく、
**“始めたらやる気が出る”**のです。
たとえば、
それだけでも構いません。
最初の一歩を「超小さく」設定することで、脳が自然と動き出します。
💬ポイント:
「2分だけやる」は魔法の言葉。
一度机に向かえば、そのまま20分続けていた──そんな経験、ありませんか?

長時間勉強しようとすると、集中力が続かずにダラダラしてしまう。
そんな人におすすめなのが、ポモドーロ・テクニックです。
これは「25分勉強+5分休憩」を1セットにして繰り返す方法。
人の集中力が持続する時間(約25〜30分)を活かした仕組みで、
イタリアの大学生が考案したことからこの名前がついています。
医学部の勉強は範囲が広く、集中が切れやすいのが難点。
しかしこの方法なら、**“終わりが見える安心感”**があり、
「あと10分だけ頑張ろう」と自分を動かしやすくなります。
💬実践例:
休憩中はスマホやSNSを見ず、
ストレッチ・水分補給・目を閉じて深呼吸を。
頭がリセットされ、再び集中しやすくなります。

「やる気が出ない」には必ず理由があります。
眠い・疲れた・焦っている・内容が難しい・他の科目に気を取られている──。
原因を“見える化”するだけで、
頭の中のモヤモヤが整理され、解決策が立てやすくなります。
たとえば、
💬おすすめ習慣:
ノートの端に「今の気分メモ」を残しておくと、
自分のコンディションパターンが見えてきます。
「生理周期の前は集中できない」「夜より朝がはかどる」など、
勉強のリズムを客観的に分析できるようになります。

脳は「快」と「不快」で行動を判断します。
そのため、“勉強=楽しい体験”を増やすことが、モチベーション維持の鍵。
たとえば、
このように小さな報酬を積み重ねることで、
「勉強=自分を満たす時間」と脳が学習します。
💬コツ:
「終わったらご褒美」ではなく、「途中にも小さな嬉しさ」を。
たとえば、好きなペンを使う・お気に入りの香りを置く──
そんな“環境ご褒美”も立派なモチベーション源です。

心理学では、他者の存在がやる気を高めることを「社会的促進」と呼びます。
人は一人でいるよりも、同じ目標を持つ人と一緒にいる方が、
自然と行動量が増えるのです。
特に医学生は孤独になりやすく、
「周りが頑張っているのに自分だけ…」と感じる瞬間も少なくありません。
そんなときは、誰かと時間を決めて勉強するだけでも効果的。
これだけで「一人じゃない」と感じられ、モチベーションが回復します。
💬医学生道場のおすすめ活用法:
医学生道場では、同じ目標を持つ仲間と講師があなたを伴走します。
学習内容だけでなく、気持ちの波やペース管理も一緒に調整できるため、
「一人では続かない」を根本から解消できます。

やる気が出ないときこそ、自分を責めずに**“仕組み”で動く**ことが大切です。
やる気は感情ではなく、行動の中から生まれるもの。
この5つを習慣化すれば、
医学部生活の長い道のりも、無理なく前に進めるようになります。
上記のブログでは、
**「勉強しなきゃ…でも動けない」**という苦しさを少しでも軽くするためのヒントをまとめています。
そんな気持ちを一人で抱え込まなくて大丈夫です。
このブログが、あなたの気持ちをほぐし、前に進む一歩を見つけるきっかけになりますように。
焦りを感じている方はぜひ、読んでみてください。
医学生にとって「やる気が出ない日」は誰にでも訪れます。
でもそのまま放置してしまうと、不安がふくらんで勉強へのハードルがどんどん高くなっていきますよね。
そんなときに頼りになるのが 医学生道場 です。
医学生道場では、勉強が手につかない時期も含めて、
「できない」を責めず、一緒に“再スタート”できる環境を用意しています。
💡医学生道場の強み
「勉強はしたい。でも動けない」
そんなときこそ一度、医学生道場に相談してみませんか?
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Q1. どうして勉強のやる気が出ない日があるのですか?
A. 脳はストレス・睡眠不足・情報過多に弱く、エネルギーが足りないと「やる気が出ない」というサインを出します。怠けではなく、心と体が“休息を求めている”状態です。無理に詰め込まず、まずは2分だけ取り組むなど“小さな行動”で再起動しましょう。
Q2. 国家試験前にモチベが落ちたとき、どう立て直せばいいですか?
A. 「完璧にやらなきゃ」という焦りが、やる気を奪っていることが多いです。まずは1日のタスクを細分化し、25分×5分のポモドーロ法で区切るのが効果的。やり切る感覚が戻れば、自然とモチベーションも再燃します。
Q3. それでも一人では続かない場合はどうすれば?
A. 医学生は孤独になりやすい環境です。そんなときは「社会的促進」を利用し、仲間や指導者と一緒に取り組むことが効果的。医学生道場では、同じ目標を持つ学生と講師が伴走しながらモチベーションを維持できる環境を整えています。