こんにちは!医学生道場です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
7月に入ってすでに試験が始まっている方、あるいは試験を間近に控えている方が多いかと思います。
みなさん、試験勉強は順調に進んでいますか?
順調に進んでいる場合でも、行き詰ってしまっている場合でも、試験勉強を進めていく中で「試験勉強しんどい、つらい…」とネガティブな気持ちになることがあるかと思います。
このように気持ちが不安定になったりストレスを感じた際、みなさんはどのように乗り越えていますか?
今回の記事では、試験勉強がしんどいと感じたり、ストレスを感じた際の気持ちの整え方・すぐに取り組めるストレス解消法をご紹介します✨
自分の心と向き合いながら、試験勉強を頑張りましょう!
ぜひ最後までご覧くださいね(^^)/
まず気持ちの向き合い方について知る前に、「現状、何に不安を感じているのか」「何がつらいのか」を把握し、不安の要素を洗い出しましょう。
試験前に感じる不安の原因は主に、下記の3つであると考えられます。
①プレッシャー
色々あるプレッシャーの中でも、特にこの3つのプレッシャーに押しつぶされそうになるのではないでしょうか?
・1科目でも不合格になれば留年確定
・自分が今やっている勉強が正しいのか
・合格できる気がしない
②効率の良さが求められる
医学部の試験は暗記量が膨大すぎるため、効率のよい勉強の仕方を継続していかなければならない風潮があるかと思います。
しかし、周りに比べて要領が悪いと感じている人にとっては「効率の良さ」を求められるのはつらいでしょう…
③そもそもどうしたらよいのか分からない
暗記量が膨大すぎて、何を優先してやるべきか、どうやって勉強していいのか分からない…
これは特に医学部1・2年生の低学年に見られる傾向だと思います。
自分に合った勉強法がまだ確立できていない場合に、このような不安を感じてしまう医学生が多いです。
自分に合った勉強法は、いろいろな方法を試してから見つかるものだと思います。
そのため、「これだ!」という勉強法が見つかるまでに、時間がかかってしまうでしょう。
別の記事で、まだ自分に合った勉強法が確立できていない方向けに、自分に合った勉強法の見つけ方を紹介しています。
そちらも参考にしてみてください(^^)
次に、具体的につらい時にどうしたらいいのか、一般的な方法について説明したいと思います。
①緊急度と重要度で整理する
まず、ここでいう緊急度と重要度について解説したいと思います。
緊急度:出来るだけ早く解決しないと、身が持たなそうなこと
重要度:急がなくても大丈夫なものではあるが、しっかり解決しないといけないこと
いまつらい、しんどいと思っていることについて、上記2つのポイントを踏まえて現状を整理するようにしてみましょう。
辛いと思っていることの度合や現状を可視化することで、自分がどこに焦点をあてれば良いのか、今後の気持ちの向き合い方をはっきりさせることができます。
②つらいことに対応していく順番をつける
次に、つらいことに対応していく順番をつけます。
人間の身体は一つしかありませんし、一度にできることに限りがあります。
また人間は一度に色々なことを考えようとすると、かえってキャパオーバーになってしまうものです💦
そのため、物事にははっきりと順番をつけることにより、一つずつ集中して解決することができます。
緊急度も重要度も大切ですが、時間軸を考えると緊急度の高いほうを優先させるのがポイントです。
「重要度の高いつらいこと」を優先してしまうと、時間がかかってしまうなどでなかなかつらさを解決できないことも多く、また「緊急度が高いけど解決がしやすいつらさ」が解決できずにいつまでも残ってしまう可能性があります。
③解決に向けて目標設定
①、②の過程で現状がどうなっているかを考えました。
次にやることは、今からどうなりたいのか・どうしていきたいのかを考えることです。
例えば、現状が試験勉強に苦戦していて、息抜きの時間がなかなか取れなくてつらいということであれば、
息抜きをせず身体を壊すまで勉強に集中しないといけないのか、それとも身体を壊さないように少しでも息抜きの時間が取れるように学習スケジュールを変更して計画的に勉強したらよいのか。
どちらが自分にとって生きやすいのか、つらくないのかを考えるといいのかと思います。
試験前だとどうしても「ここで頑張れなかったら、おしまいだ」という極端な考え方になりがちですが、人間が一度にこなせる勉強量は限られています。
無理をするとキャパオーバーしてしまい、心と身体に不調をきたし、試験の本番で力を発揮できなくなってしまうこともあります。
そうならないためにも負荷を少しでも減らしながら、上手く息抜きをするようにしてくださいね!
④解決に向けて課題の把握
課題というのは目標と現状の「ギャップを埋める作業」のことを言います。
この課題を解決していくことができれば、いずれ目標を達成することができます。
つまり、つらくない、悩みの無い状態に到達することができます。
人は多すぎる課題に対しては、モチベーションを失ってしまいます。
また人は遠い未来に対してアクションを起こしていくことが苦手でもあります…
そのため設定する課題は多くても3つまでに絞り、それらの課題に全力で取り組みましょう!
4つ目以降は、あらかじめ設定した3つの目標の1つが終わってから取り組むようにしてください。
⑤モチベーションの継続
課題を見つけるところまでこれば、あとはそれらの課題をどんどんこなすだけです!
だがしかし…人は時間が経つにつれてモチベーションが薄れていくものです。
モチベーションが薄れてしまうのを前提に、どのような課題をこなしていくのかというのが大切です。
そのためには様々な方法がありますが、ここでは2点ご紹介したいと思います♪
一つは「内的報酬」という「内側からのやる気」を利用する方法です。
例えば「これは楽しそうだ」というような、知的好奇心を利用することでやる気、モチベーションを向上させます。
もう一つは「外的報酬」という「外側からのやる気」を利用する方法です。
例えば課題を乗り越えたとき、なんだか頑張れないな〜というときに自分にご褒美をあげて、やる気、モチベーションを向上させます。
チョコでも、ケーキでも、ステーキでも!なんでもいいので、自分にご褒美をあげましょうね(^^)/
これらを上手く組み合わせることができれば、モチベーションの維持や継続も簡単になります。
これについては、代表が出版した「医学生やる気強化法」という書籍にまとめてありますから、ぜひこちらも参考にしてみてください✨
続いて、試験期間中にサクッと実践できるストレスの解消法をご紹介します。
あくまで試験期間中のストレス解消法ということで、あまり時間をとらないストレス解消法だけを紹介しています!
①料理
料理をすることでセロトニンが分泌され、ストレス解消法に効果があるとされています。
またストレスの緩和というメリットだけでなく、
・自炊の習慣がつく
・外食が減って節約になる
・栄養面でバランスが整う
などのメリットもあります!
さらに、料理をすることでこんな効果も期待できます✨
刻む、すりおろす、あわ立てる・・・など、単純な作業に集中することにより、表層意識や雑念が取り除かれ、瞑想のような効果を得られます。これはマインドフルネス療法とも呼ばれる方法。マインドフルネス療法は、「心のエクササイズ」とも呼ばれており、単純な反復運動に注意を向けることで精神の安定を図ろうとするものです。
http://www.frein.co.jp/blog/16986/
ストレスの緩和において、メリットしかない料理!
まずはレンジで作れる料理や、5分で作れる料理など、簡単なものから始めてみるのがおすすめです。
②テイクアウト・デリバリー
自分で料理を作るのがめんどくさい場合は、テイクアウトやデリバリーで美味しいものを食べるのもおすすめです。
普段はなかなか使えないかもしれませんが、たまの贅沢はストレス解消にとても効果的です!
③読書・漫画
普段医学部の教科書・参考書以外の本をあまり読まないのではないでしょうか?
読書もストレスを解消効果があると言われており、5分くらいのスキマ時間でも行えるおすすめストレス解消法です!
また漫画を読むのもおすすめです。
漫画は電子書籍化されていることも多く、スマホでも漫画アプリがあるので読みやすいです。
アニメ化・映画化されたマンガを読むのも面白いですよ(^^)/
④散歩・ウォーキング
散歩やウォーキングは思い立った時にすぐ始められるのでおすすめです。
昼夜問わずいつでもできますし、自宅や大学付近を探検してみると新たな発見があるかもしれません!
学校からの帰り道、いつもと違う道を通るだけでも気分転換になりますよ✨
⑤運動・ジム通い
適度な運動を行うことでストレス解消につながります。
ランニング、サイクリングなど簡単に行えるものから始めてみるのがおすすめですよ!
また自宅では運動できないという方には、ジムに通うのも良いでしょう。
ジムに行くことで生活習慣が整い、運動をすることで健康体質になります💪💦
自宅での運動が難しかったり、一人だと運動できない方はジムを使って強制的に運動するのもおすすめです!
⑥寝る
どうしてもやる気・モチベーションが起きない時はしっかり寝るのも選択肢の1つです!
そして睡眠不足は身体に大きく影響し、ストレスに繋がりやすいです💦
睡眠とストレスの関係についてはこちらに詳しく記載されています。
そもそも睡眠は1日フル回転で働いてくれた脳を、ゆっくり休ませるために必要な行為です。
したがって、睡眠時間を極端に少なくすると脳の働きが乱れてしまい、自律神経やホルモンのバランスも乱れ、心身に不調をきたします。もともとストレスと戦うためのホルモン(副腎皮質ホルモン)は、朝に最も多く分泌され、昼間から夜にかけて次第に少なくなり、深夜には最低になります。
このような生体リズムを考えると、夜遅くまで起きていることは、自らストレスに弱い体を作っているようなものです。
https://www.japa.org/tips/kkj_1001/
ただし寝るのならただ寝るのではなく、睡眠環境を整え、睡眠の質も意識しましょう!
まくらやマットレスに気を配るだけで、睡眠の質は格段にアップします✨
⑦入浴
ゆっくりと湯舟につかることで、十分なリラックス効果が期待できます。
また入浴することで得られるメリットとして
・疲労回復&自律神経をコントロール
・血流やリンパの流れがよくなる
などの効果もあります(^^)/
ストレス解消には、「お湯の温度は39度くらい」のぬるめのお湯につかるのが効果的です。
お風呂から出て1時間後に体温が下がり始め、眠りやすくなるといわれています。
ぬるめのお湯は副交感神経を優位にするためリラックスしやすくなり、精神的なストレスの解消に期待できるのです✨
お好みで入浴剤やバスソルトを使うと香りによるリラックス効果も期待できるので、ぜひ参考にしてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
今回の記事では試験前の不安な気持ちやつらい気持ちとの向き合い方、ストレスの解消法をご紹介しました。
試験前は心身ともに疲れ、不安定になりがちだと思います。
しかし、みなさんには自分の心の声にも耳を傾け、不安やストレスとうまく向き合いながら、試験を乗り越えてほしいです!
医学生道場一同、みなさんの試験突破を応援しています💪
医学生道場では各学年の定期試験対策はもちろん、CBT・OSCE/国家試験/復学試験などの対策にも対応しており、各学年の学習とお悩みに対応しております!
さらに、受講生それぞれのスケジュールに合わせたオリジナルの学習計画を立てながら、医師講師とマンツーマンで学習を進めることができます。
まさに、医学生の救世主!!
「医学部の勉強から逃げ出したい!」「医学部つらすぎ!!」という思いをお持ちの方、医学生道場に頼るというのも一つの選択肢です。
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まずは何か気になること・悩み事等、あなたの思いを率直にお伝えください。
医学生道場はあなたの学習の悩みに丁寧に寄り添います。