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2023.07.10
Runa Yoshinaga

【医学部4・5年生向け】企業インターンや病院見学に参加しよう!参加のメリットとポイントを詳しくご紹介。

👀この記事は5分で読めます!

 

【はじめに】

みなさん、こんにちは!医学生道場です。

最近は真夏日と言われるほど暑い日が続いていますが、みなさん元気に過ごせていますか?

(筆者は既に夏バテぎみ…)

この先さらに暑くなり、熱中症の危険もありますので水分補給と適度な休憩で頑張っていきましょう!

 

さて、今回の記事ではこちらの内容について詳しくご紹介しています!

・夏休みにおすすめ医学生向けインターン

・医学生がインターンをするメリット

・病院見学とマッチング

 

ぜひ最後までご覧ください!

 

SNSやってます!ぜひチェックしてみてください!

 

【医学生向けインターンについて】

こちらでは、インターン参加にあたっての心構えと医学生がよくやるインターンについて詳しくご紹介します!

 

〜参加にあたって〜

インターンに参加するにあたり、自分がインターンでの経験を通して何を得たいのか、将来的にどう活かしたいのかなどを具体的に考えておく必要があります。

まずそれを考えておかないと、そもそもインターンの面接に合格できませんし、インターンに参加をしたとしても自分の望んだ経験や成長を得られないということもあります。

 

せっかく普段の生活で忙しい合間を縫ってインターンに参加をするのなら、インターンでの経験を少しでも実りのあるものにするための準備を最初にしておきましょう!

 

〜医学生がよくやるインターン〜

続いて、医学生がよくやっているインターンを2種類ご紹介します!

 

・医学関連サービスの企画・開発・グロース・拡大

特に多いのは画像診断アプリや医療サポートのためのシステム開発、何かしらの医学関連サービスの認知・利用者の拡大をサポートする業務です。

具体的に行うこととしては、イベントやセミナーの企画、マーケティング戦略を立ててターゲットに実際に営業をかける、運営サポートなどです。

機械学習、ウェブサイトやアプリの設計・構築・カスタマイズといったエンジニアのスキルを有していれば、何らかのサービスのアイデアを出したり、実際に開発したりする業務を任されることもあります。

 

インターンはバイトとは異なり求められることや責任が大きいです。また任せてもらえる業務も幅広く、その時々に応じて必要とされる業務も変わっていきます。

そこで必要なのは、いま何が必要なのかを考え、会社の利益向上のために貢献できることを模索することです。

 

業務で扱うスキルや求められることは企業によって異なりますが、 医学部という特殊な環境の中では経験することのできないようなことに挑戦できるのが、企業でのインターンの特徴です。

慣れないことも多く、大変に感じることもあるかと思いますが、学生のうちに企業で働くということがどういうことなのかを知っておくというのも良い経験になります!

”病院見学”という名のインターン

医学生が行う病院見学は、一般の就職活動でいうとインターンに相当するものです。

病院見学の受け入れ先については、「知り合いの先輩が働いている病院だから」「在籍している大学の大学病院・関連病院だから」「自宅から通いやすい病院だから」といった理由でも問題ありません。

しかも 見学のための選考はなく、日程の都合さえ合えば見学できるのが嬉しい点ですね!

また病院見学では、実際に初期研修医が勤務している様子を見たり、先生方からお話を伺ったりすることができます。

ただ、場合によっては病院見学に際して履歴書の提出を求められたり、採用に携わっている先生と話す機会もあったりしますので、ある程度のアピールは必要なのかもしれません。

ご紹介したように病院見学という名のインターンは選考もなく、日程があえば参加しやすいので、参加のハードルは低いです!

先の話をすると、6年生から始まるマッチングに際して病院見学はマストになりますので、時間があるタイミングで早いうちから病院見学を経験しておくことをおすすめします!

ここまで医学生向けのインターンについて、インターン参加の心構えと医学生がよくやるインターンをご紹介しました。

続いて医学生がインターンをするメリットをご紹介します。

【医学生がインターンをするメリット】

将来的に起業をしたいと考えている方や医学以外のことに興味を持っている人はもちろん、まだ今は具体的に将来のことは考えていないけど、いろんな経験をしたい方にとっても、インターンに参加することは今後の人生においても大きな経験値になります!

そこで、インターンに参加することで得られるメリットを3つご紹介します!

 

①社会人としてのビジネスマナーやスキルを学ぶことができる

インターンに参加することで、業務上で得られる様々なスキル(ハードスキル)はもちろん、社会人として求められる基本的なビジネスマナーをはじめとしたソフトスキルを身につけることができます。

将来医者になるにしても、企業に就職するにしても、起業するにしても、 対人関係において必ずと言っていいほど求められるのはビジネスマナーをはじめとしたソフトスキルです。

一社会人の筆者から厳しいことを言いますが、基本的なビジネスマナーが備わっていないと、「この人に仕事を任せて大丈夫かな…」「この人、基本的なこともわからないんだ…」と思われ、人からの信頼は簡単に下がります。

 

昨今はビジネスマナーをはじめとしたソフトスキルを向上させるための本も出ていますが、当然座学だけではは身につきません。

その点、インターンへの参加はビジネスマナー・ソフトスキルを身につける絶好の機会なのです!

具体的にインターンに参加することで、どんなマナーやソフトスキルが勉強できるかというと

・ビジネスにおける正しい言葉遣い

・正しい報連相の仕方

・相手の意見を丁寧に傾聴する力

・自分の考えを端的にわかりやすく伝える力

・相手の悩みやニーズを汲み取る力

・問題解決力

などなどパッと挙げただけでも6つあります!

 

これらの能力は一部アルバイトの経験だけでも身につけることが可能ですが、アルバイトはルーティン化された業務ということもあり、一度マナーやスキルを身につけるとそれ以上は身につかないということもあります。

 

状況に応じて業務が目まぐるしく変化し、臨機応変に対応しなければいけないインターンでの環境だからこそ、アルバイトよりも経験値を高めることができ、マナーやスキルを身につけやすいです!

 

②学んだことをすぐにアウトプットできる

アウトプットは、単に自分の考えを行動に移すだけでなく、自分の知識やスキルをより深めるためにも大切です。

このアウトプットというステップを踏むことで、一時的に自分の頭の中にあった知識やスキルを定着させることができます。

 

またアウトプットを通して、他人からのフィードバックがもらえるのもポイントです。

フィードバックを通して自分の知識やスキルで不足している点、誤った理解をしている箇所を指摘してもらうことでさらに理解が深まり、自身の成長に繋がります。

 

③意欲の高い学生や社会人との繋がりが持てる

インターンに参加する医学生は、今後の自分のキャリアプランを真剣に考え、できることはなんでも挑戦してみよう!という意欲の高い学生が多いです。

そのような意欲の高い学生と大学内で出会うのは難しいでしょう。

しかしインターンであれば、意欲の高い学生との繋がりを持つことが可能になります!

意欲の高い人が集まる環境に身を置くことで自分にはなかった考えや知識に触れ、それが刺激になり、視野も広がるでしょう。

 

ここまでインターンに参加することで得られるメリットを3つご紹介しました。

インターンでの出会いや挑戦が、今後の自分のキャリアのヒントになったり、キャリアの選択肢を広げることにも繋がります!

 

【病院見学とマッチング】

先ほど病院見学は一般的な就職活動でいうインターンという話をしましたので、それに関連して病院見学とマッチングについてもお話ししようと思います!

 

〜病院見学、いつから始めるのが正解?〜

現在、医学生・初期研修医向け研修病院説明会「イーレジフェア」によると、参加者の約8割を4・5年生が占めているようです。

その理由は主に、

1.なるべく多くの病院を見学したい

2.ポリクリがある5・6年生では夏休みや春休みが限られているから

5・6年生の夏休みや春休みは1年生から4年生と比べると短いです。

さらに医学生みんなが考えていることは同じで、「長期休みに病院見学に行こう」と行動するので、特に市中病院へのアクセスが制限されてしまいます。

また、6年次の夏季休暇はほぼマッチング試験で消費されることから、必然的に低学年から病院実習に行く必要があり、今後もその傾向は強まってきます。

まとめると、ポリクリ等で忙しくなる5・6年次には病院訪問にいける時間がなくなることから、 遅くとも時間がある4年生のうちに病院見学を開始したほうがよさそうです!

 

〜マッチングまでに何を準備したらいい?〜

マッチングまでにしておくべき一番の準備は情報収集です。

合同説明会や病院見学に参加して、希望する病院の情報を集めましょう!

 

では、なぜ情報収集がそんなに重要なのかについてご紹介します。

①「自分に合った初期研修先を見極める」必要があるから!

初期研修医師としての土台が築かれる大切な時期であり、そのためにも自分に合った病院(研修先)を見つけることが重要です。

 

そこで、自分に合った研修先を見つけるためにまず必要なこと、それは自分にとっての優先順位を明確にすることです。

特に重要なポイントは次の3点です。

1.大学病院か、市中病院か、市中病院ならどこの大学病院関連か

2.興味がある科を重点的に見学するのか、初期研修のうちはなるべく広く回るのか

3.就職する地域の制限や希望はあるか

 

その他に働き方やライフワークバランス、待遇、人間関係など優先順位はそれぞれあるかと思いますが、初期研修先を決めるにあたって特に上記3つのポイントについては、必ず自分の意思を明確にし、病院見学に行く際には考えておきましょう!

 

そして、実際に見学に行ってみないと分からなかったり、目の当たりにしてみると見学前に自分が思っていた様子と違ったりします。

見学を繰り返すことで、研修先の条件を確認できるという側面もありますので、病院見学を始めるのは早いに越したことはありません!

 

②情報を多く持っていればいるほど、有利になるから!

他大学の人との交流もマッチングにおいての情報収集には欠かせません!

病院見学がきっかけで他大学の人が何をしているのかというような情報交換や、友人ができたという医学生もいます。

 

他大学の人とつながりができるというのは、その後もメッセージでのやりとりにおいて病院情報を共有することが可能になります!

このように 病院見学やマッチングにおいては情報を多く持っていればいるほど、有利になります!

ぜひ積極的に他大学の人とつながりを持つようにしましょう。

 

【さいごに】

最後まで記事をご覧いただきありがとうございます!

今回は医学生向けの企業インターン、病院見学とマッチングについて詳しくご紹介しました。

医学生にとっても、夏休みは比較的時間があるかと思いますので、興味のあるインターンや病院見学の募集があればぜひ参加してみましょう!

 

併せて、時間のある夏休みの間に後期の授業の予習、試験対策も無理のない範囲で行っていきましょう!

医学生道場では実際に医学部を卒業した先輩医師による具体的なアドバイスで、試験に向けた勉強方法の提案、不安や悩みの相談など、あらゆる面で医学生のみなさんをサポートいたします。

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