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2024.04.01
藤本あすな

【医学生へ】【医学生道場】医学部って仲間を作らないと進級は難しいんですか?

はじめに

こんにちは!医学生道場です🙇🏻‍♀️

最近は日中とても暖かく、春の訪れを感じられますね🌸
花粉や黄砂がきつくなってきているので、お体には気を付けてお過ごしください。

さて今回は、医学部は仲間を作らないと進級は難しいのかどうかについてお話していこうと思います。

まずはここで、仲間を作るべきか悩み中の医学生と医学生道場の代表である橋本とのやり取りをご紹介します💁🏻‍♀️

医学生

「先生、医学部って仲間を作らないと進級は難しいですか?」

橋本

「う~ん、なるほど。そういう見方もあるか。仲間を作りたくない?」

医学生

「いや、そういうわけではないんですが、なんとなく面倒で、、」

橋本

「なるほど。その気持ちも良く分かる」

医学生

「え、そうなんですか?先生なんて、顔が広くて仲間だらけじゃ、、、」

橋本

「全くそんな事は無い。そして俺は、意外に気を遣い過ぎるから、すぐに疲れやすい」

医学生

「うわ、顔に似合わず、、、」

橋本

「あ、言ったな!顔の「面積が」広い癖にって言ったな!」

医学生

「いや、言っていません(-ω-)/」

ということで、今回は「医学部では、仲間を作らなければ進級は難しいんですか?」という内容でブログを書いてみたいと思います。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!✨

医学部での仲間ってなんだろう

そもそも前提として、医学部での仲間ってのは何なのでしょうか。人によっては色々な価値観がありますので、色々な答えがあると思います。

「将来の医者仲間になると思っています」

「どうせ将来同じ職場で働く可能性は低いわけですから、今だけの都合のいい付き合いです」

「まあ、喧嘩しないように、仲良くなり過ぎないように、が丁度いいのかな、なんて思っています」

「僕は仲間に頼らないと生きていけない性格なんで、いつも助けてもらっています」

このように沢山の価値観があって、楽しいと思います。✨

どのような考えでもその人の個性だと思っていて、それは将来的に患者さんにとって、お医者さんを選ぶ時の選択肢になると思うからです。

人に話せないような価値観だったとしても、その考えはあなたにとって大切なものなので、まずは否定したり卑屈になったりせず、大切にしてあげてくださいね。

では次に、医学部の中で、仲間がいることのメリットについて挙げていきたいと思います。

医学部の中で仲間がいることのメリット3選

今から医学部の中で仲間がいることのメリットについてお話していきます。

①試験での情報収集で有利になる

医学部では膨大な進級のための試験があります。

そうすると、手を抜く科目と手を抜かない科目のバランスが重要になります。もし全ての科目を全力投球で満点合格を狙って、留年科目と言われる科目を落としてしまっては大変です。💦

その時に重要になるのは、試験に関しての「情報」です。

情報と言うのは、過去問だったり、試験での重要ポイントだったり、手抜きが出来るかどうかの情報だったり、試験対策のための資料だったりと様々です。

医学部の中での情報は、医学部の卒業を容易にすると言っても過言ではありません。

※関連コラム「医学部って資料が無いと、進級は難しいですか?大切さから作り方までを伝授!

そして、部活やサークルに入っていたり、クラスに仲のいい仲間がいたりすると、そういった情報を、より多くもらうことができます。それらの情報は時間の無い医学生にとって、とても大切な情報になります。

「薬理学の〇〇先生のアドレナリンの範囲は、先生の研究範囲だから、毎年出題されるんだって!」

「この範囲は毎年出題されているから、来年は出されないと思う、って同じ科の〇〇先生が言ってたよ!」

「次の試験は難しいらしい。でも過去問をやっておけば時間が削減できるみたい!」

と、このような様子です。こういった情報があるだけで、とても効率的に学習することが可能です。

ただし、やはり所属できる部活やサークルは、どうしても限界があります。沢山の部活に入ることはできません。そこで、「色々な」部活に所属している仲間が重要になります。

ラグビー部にはラグビー部の情報がありますし、サッカー部はサッカー部の情報がありますし、軽音楽部には軽音楽部の情報があります。どんどん情報は共有したいところです。

※関連コラム「医学部で生き残るには、部活に入らないとダメ?

また、先生のところへ質問に行くのが好きなタイプの人がいます。そういうタイプの人は、時々「この範囲は重要だから、他の人にも伝えておいて」と、最重要の情報を教えてもらっていることがあります。そういう友達とは、ぜひ交流をもっておきたいですね。

医学部の進級試験は、難関入試を突破したもの同士の戦いです。ですので少しでも多く、力強い仲間を集めることは重要になってきます。沢山の情報を手に入れて、逆に自分が手に入れた情報は仲間に惜しみなく流して、みんなで共有して、なんとか乗り越えていくようにできれば理想です。

(ぜひよければこのブログも、周りの方に教えてあげるだけでも、悩んでいる人にとっては嬉しい情報になると思います!😊)

②仲間がいることで、メンタルも強くなる

試験の前には独特の不安な空気が流れます。自分の医学の勉強が本当に正しいのかどうか、それぞれの試験科目に費やす時間の比重を、大きく間違えていないかどうかなど、様々な心配が出てきてしまいます。

また、普段には思わないような小さな心配も、大きく感じることがあります。

そういったものを和らげてくれるのも、やはり仲間だったりします。

「ねえ、ねえ、微生物の勉強、どこまで進んでる?」

「そういえばさあ、医学生物学で配られたこのプリント、見ておくべきかな?」

「今回の医学部前期試験、どの科目が重いと思う?」

「そういや寄生虫学の授業聞いてたじゃん。部活で疲れて聞いてなかったんだけど、講義ノートコピーさせてほしい。

「この科目は極めてるから、もし何かあったら声かけて!」

このような何気ない会話でも、とても大きな心の支えになったりします🙂

医学生の皆さんには、少し先の話になってしまいますが、医師になってから患者さんの治療をする時に、本当に正しい治療を出来ているかどうか不安になることがあります。

そういう時には、やっぱり仲間がいてよかったと実感することがあります。少し試験前の仲間の感覚に似ているかなと思いお話しました。

③遊び相手ができる

医学生は医学部に入るまで、ずっと勉強してきたと思います。

ですので、友達が多くないのは当然です。もし地方出身で住み慣れた地域を離れて、地元から遠い医学部に進学した人であれば、なおさら当然だと思います。

確かに人間関係は面倒なこともありますが、楽しいこともあると思います。

自分の趣味や楽しいことを共有できる仲間を見つけたら、医学部で過ごすためのメンタルを確保できる可能性が格段に上がります。ぜひ意識してみてください。!

※関連コラム「医学生がコミュニケーション能力を鍛える方法を考えてみた!

特に同級生は、入学してから6年間もの間様々な形で関わっていくようになりますので、良好な関係を作って医学部生の生活を充実したものになれば良いですね。✨

+α 医学生道場の代表Dr.橋本が医師になってから気づいた大きなメリット

Dr.橋本は、昔からあまり人に頼るのが好きではなくて、医学生時代は全部自分のせいにして生きていく癖があり、何かあった時には、自分の力不足のせいだと、だからもっと頑張らなきゃいけないと、そう考えるようにしていたそうです。

医学生の中にもこのような方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなDr.橋本が医師になってから気づいたことは、年齢を重ねて気づいたメリット。それは「昔話で笑い合える」ということです。

先日、後輩の部活に顔を出してきたときに、たまたま医学生時代の仲間が来ていて、その時に昔話をしていて、「なるほど、仲間のメリットは医学生時代には気づかなかったが、会う機会が減った時に初めて感じるものなんだ」と感じたそうです。

相談するのが遅くて手遅れになることはあっても、早くて問題になることはありません。お困りの方は早いうちにご相談ください!🙇🏻‍♂️

おわりに

最後まで、読んでいただきありがとうございました!😄

今回の内容は、医学生に限った内容ではない部分も多くあったと思いますが、いかがだったでしょうか。

限られた貴重な時間を、有意義に過ごせるように、効率的に勉強してほしいなと思います。

今回お話した内容以外のブログも配信していますので、是非ご覧ください!

また、医学生道場では、個別指導であるため、気軽に何でも相談しやすい環境が整っていますので、もし何か少しでも悩んでいることがございましたら、お気軽に お電話メール公式ラインよりお問合せください!

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