著者名:シマダ
所属:早慶三年生、医学生道場の学生アルバイト
資格・経歴:年間40本以上観劇、毎期多数ドラマ視聴
アピールポイント、自己紹介:年間様々な舞台を観劇したりドラマ、アニメ、映画などを視聴しており、皆さんの好みに合わせたおすすめ作品をご紹介することができます!
また、早慶に通う現役大学生として学習方法のアドバイスや大学生活の今をお届けします!
大学生の皆さんは、学業やバイト、サークル活動に忙しい日々を送っていると思います。特に医学生の方はCBTを控え、勉強に追われる日々を送っている方も多いのではないでしょうか。そんな中で、ホッと一息つける時間や、気持ちをリフレッシュできる趣味は大切ですよね。アニメはまさにその一つ。
今回は、2025年夏に二期が始まる注目のアニメ3作品、『ダンダダン』『その着せ替え人形は恋をする』『怪獣8号』をピックアップし、大学生の皆さんにおすすめする理由を深掘りしていきます!友情、恋愛、バトル、SF、青春などなど、さまざまな魅力が詰まったこれらの作品は、きっとあなたの心に響くはずです。
ぜひ1期を一気見して夏の2期に備えておきましょう!
『ダンダダン』は、異能力バトルとホラー要素が混じり合った斬新な作品です。主人公の少年・世良と、超常現象オタクの少女・阿久津が、幽霊や怪異と戦いながら成長していく物語。時に笑い、時にハラハラさせられ、飽きさせない展開が魅力です。
大学生の皆さんは、勉強や人間関係でストレスを感じることも多いでしょう。そんな時に、『ダンダダン』のコミカルでエネルギッシュなキャラクターたちの姿を見ると、元気がもらえます。特に、世良の不器用ながらも真っ直ぐな性格は、友達や恋人との関係に悩む大学生にとって共感できるポイントが多いはずです。
おすすめポイントを三つご紹介します。まずは友情と成長の物語がリアルな点がポイントです。 世良と阿久津の関係性は、馬鹿なことや日常も全力で楽しめる、大学生活を送る上でかけがえのない友達です。さまざまな困難を乗り越え、一緒に成長していく2人の姿に自分の大切な友人たちを思い出す人も多いのではないでしょうか。
ドキドキと笑いの絶妙なバランスもおすすめしたいポイント!学業や就活のストレスを抱える大学生には、ホラーとコメディが絶妙に混ざったこの作品が気分転換にぴったりです。怖いホラー要素にドキドキしながらも笑いどころが多いため、重くなりすぎずに楽しめます。
また、個性豊かなキャラクターたちも見逃せません。クセが強いキャラが多く、会話もテンポ良く進むので飽きずに一気見したくなること間違いなし!友達と一緒に見て話題にしても盛り上がること間違いなしです。
一期で特におすすめしたいのは第3話。第3話では、主人公の世良が初めて本格的に幽霊、怪異と戦うシーンが描かれます。ホラー・バトルとしての面白さはもちろん、世良と阿久津の信頼関係が深まる重要なシーンです。怪異との戦いの非日常な緊張感と、それに立ち向かう二人の掛け合いのコミカルさがバランスよく描かれていて、「ダンダダン」という作品の魅力がぎゅっと詰まっているお話になっています!ここから始まる2人の物語に期待が膨らむこと間違いなし!
大学生活は、自分の興味や価値観が広がる貴重な時期。新しい環境で新しい人間関係が生まれ、恋愛や趣味、将来への不安や希望など、さまざまな感情が交錯する複雑な時期でもあります。そんな多感な大学生にこそ観てほしいアニメが、『その着せ替え人形は恋をする』です。
この作品は、見た目は地味だけれど雛人形の衣装作りに情熱を注ぐ男子高校生・五条新菜と、ギャルで学校の人気者でありながらもアニメやコスプレが大好きというギャップがかわいい女子高生・喜多川海夢の2人の恋模様を優しく面白く描く、ものづくりと恋愛が融合した青春ラブストーリーです。
一見、異世界ファンタジーやバトル要素のないラブコメ作品に物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、この作品の魅力はむしろ「自分の身近でも起きるかもしれない等身大のリアルさ」にあります。自分の趣味を周囲に理解されない悲しさや、他人と本音で向き合うことの難しさ、そして誰かと心からつながることの嬉しさが、高校生という等身大のリアルさで丁寧に描かれているのがとても魅力的です!
一見正反対な2人が轢かれあっていく過程にきゅん級んするとともに背中を押され勇気をもらえるところがこの作品のおすすめポイントの一つです!
主人公の五条は、祖父の影響で雛人形の衣装作りに強い情熱を持っているものの、その情熱を周囲の同級生から「気持ち悪い」と言われたトラウマから、誰にも趣味を打ち明けられずにいました。そんな彼に共感し手を差し伸べたのが、自由奔放で明るさが魅力の海夢。海夢はコスプレというオタク文化を心から楽しんでいますが、それを恥ずかしがることなく、周囲にもオープンにしています。彼女は自分の「好きなこと」を隠さず堂々と語り、かつて同級生から気味悪がられた五条の趣味にも偏見を持たず、「すごい」と純粋に感動します。
そんな海夢の「自分の好き」にまっすぐな姿勢は、みんなの「好き」を肯定する力を持ち、五条だけでなく視聴者のわたしたちにも「好きを誇っていいんだ!」という勇気を与えてくれます。大学という自由な環境でこそ「自分らしさ」を追求したいと思っている人には、とても刺さるメッセージなのではないでしょうか。
この作品のもう一つの見どころは、2人が「衣装作り」という創作活動に真剣に取り組む姿です。雛人形の衣装作りの経験を活かし、五条と海夢が海夢のコスプレ衣装を二人三脚で完成させていく過程はワクワクすること間違いなし!生地の選定から型紙づくり、仮縫い、調整といった工程を丁寧にこなし、完成までの道のりで2人で悩み、工夫し、完成した瞬間の喜びを共有されるストーリーを見ていると、「自分も何かを創作してみたい」とアイデアと意欲が湧くかも。
自分の好きを活かし、誰かのために時間と労力を惜しまず注ぐ、その姿勢に勇気とやる気をもらえるはず。完成した衣装を身につけた海夢の嬉しそうな表情を見る五条の姿は、「自分の努力と好きが誰かを笑顔にした瞬間」の嬉しさをストレートに感じることができます!
少し疲れた時、気分を変えたい時、背中を押してほしいと思った時に、ぜひ一度『その着せ替え人形は恋をする』を観てみてください。あなたの「好き」をもっと好きになれるきっかけがきっと見つかるはずです!
「本当は、もっと違う自分になりたかった」そんな気持ちを抱えたことはありませんか?思い描いていた未来と現実とのギャップに押しつぶされそうになった時に見てほしい作品がこの「怪獣8号」です。
『怪獣8号』は、松本直也による大ヒット漫画を原作としたアニメで、怪獣災害が日常的に発生するようになってしまった世界が舞台です。主人公の日比野カフカは、かつては「怪獣を討伐する防衛隊」に入るという夢を抱きながらも、30代になった現在は防衛隊に入ることは叶わず怪獣専門の清掃業者として働いています。
ある日突然、謎の生物によって怪獣の力を手にしたカフカは、国家から「怪獣8号」と呼ばれる存在に認定されてしまいます。それでも彼は、防衛隊に入り人々を守るというかつての夢をあきらめずに危険を承知で防衛隊への入隊を決意します。
このアニメの一番の特徴は、主人公が30代という年齢でかつて志した夢を再び追いかけ始めるという熱い逆転ストーリーにあります。少年漫画やアニメの主人公は10代の若者が多いのがセオリーの中で、一度は社会の荒波に揉まれた挫折経験のある大人が主役であるこの作品は異彩を放っているといえるでしょう。
大学生にとっても、将来への不安や夢と現実のギャップは身近な問題です。本当にこの道でいいのか、小さい頃の夢は捨てるべきなのか、と将来について悩んだことがある人も多いはず。そんな中で、カフカの「何歳になっても夢にもう一度挑戦してみよう」という前向きな姿勢は、皆さんの背中を押してくれること間違いなしです!あの頃の夢を追うのに年齢なんて関係ない。カフカの勇気があり挑戦的な行動は、そんな前向きなメッセージをストレートに胸に届けてくれます。
『怪獣8号』のおすすめポイントは、ストーリーだけでなくバトルアニメの映像としての迫力にもあります。Production I.Gとスタジオカラーというとても豪華な制作陣によって描かれる防衛隊と怪獣とのバトルシーンは、アニメならではの躍動感にあふれ、その非日常にドキドキすること間違いなし!
また、それ以上に心を惹きつけるのは、個性豊かな登場人物たちの葛藤や人間関係の描かれ方です。主人公のカフカだけでなく、彼の幼馴染で防衛隊のエースとして第一線で活躍するミナや、カフカに影響を受ける若い中区のルーキー・レノといったキャラクターも、それぞれが悩みを抱えながら一歩ずつ前に進んでいます。
お互い手探りながらも少しづつ信頼を築くことや、失敗してしまっても仲間に支えられて立ち上がることなど、そういったリアルな人間関係の描写は、リアルでも人間観権に悩んだり立ち止まった時に心の支えになってくれるでしょう。
『怪獣8号』は、バトルアニメとしての魅力を存分に味わうことができることはもちろん、夢や葛藤、成長、そして人とのつながりといったリアルな要素が絶妙に絡み合った、現代に生きる私たちに寄り添って背中を押してくれる異色のヒーロー物語です!
いかがでしたか?今回ご紹介した三作品は、どれも2025年の夏に二期が放送される注目のアニメ作品です。忙しい日常やCBTの勉強の合間に、息抜きに是非楽しんでみてください!
このブログを執筆したスタッフが所属している医学生道場では、医学部に在学する医学生を対象とした個別指導を行っています。身近に医学部の学習や試験についてつまづいていたり、誰かに相談したいと悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
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