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こんにちは! 医学生道場です。
今回は、医学生として日々勉強を頑張る中で、
「どう勉強していったら分からない…。」「一から一人でやるには時間が足りない」と考える方や、
勉強方法に不安や行き詰まりを感じている方に向けた記事となっております。
試験勉強をしていると、どこまで勉強するべきなのか、自分の勉強方法は正解なのか…と、不安に思う瞬間があると思います。
試験勉強の一例として、こちらで紹介する勉強法をぜひ実践してみてください👐
各学年の勉強の特徴などについてもご紹介していますので、医学部での勉強をしていく上で、かなり有用な内容が詰まっております💪
ぜひ最後までご覧ください!
先ず何よりも、
医学部の試験に合格するために最も重要な点は、「周りと同じペースで、同じ勉強をすること」です。
医学部の試験は、周囲より突出していい点を取る必要はありません。皆と同じ点数を取れば、合格することができます。
周囲と同じ点数を取るためには、講義の中で先生が強調していた点や、過去問をしっかり押さえるということが大切です。
講義の中で特に強調されていなかった部分や、過去問になかった問題は皆解けません。皆が解けている問題をしっかり解くことができれば、試験に合格できる確率がぐんと上がります!
試験期間に突入した際、一からまとめノートを作成しようとすると、膨大な量に圧倒され心が折れてしまいますよね。
医学部の勉強は量が膨大ゆえ、やはり「コツコツ」要素がどうしても必要になってきます。
毎日毎日、根を詰めて勉強するのはかなり難しいと思うので、まずは
しっかり授業に出て、授業のメモをとりつつノート作りをすることを意識してみましょう。
授業を聞きながらノート作りを行うことで、テスト期間が楽になるだけでなく、知識の長期的な定着を図ることができます。
「ノートのまとめ方がイマイチよくわからない…。」 「レジュメを貼っただけで終わりになっちゃうんだけど…?」など、自分のまとめノートに自信が無い方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、教科書や参考書を使うのはもちろん、先輩や友達に是非聞いてみましょう。
そして!
医学生道場では、ただ授業を行うだけでなく、ノート作りのアドバイスなどにも力を入れています。
学生時代に成績上位であった先生方は、どういった勉強法をしていたのか、どのようなノート作りをしていたのか、マンツーマンで質問することができちゃいます。
使えるツールは、紙媒体、GoodNotes、OneNote…など様々です。
自分に合ったノートのまとめ方を、ぜひ見つけてみてください!
勉強の順序、大まかな流れとして
☟
(1).その範囲の復習
(2).図や表、系統樹などを使って骨組み、大まかな概要を理解・把握
(3).各内容を細かくインプット=「縦の勉強」
(4).2と3の骨組みを元に、それぞれの比較や違いなどを違う視点からアウトプット=「横の勉強」
というのが成績上位の方が行っているものとして多いです。
この「(1)~(4)のどこにウェイトを置いて、それぞれの勉強期間をどう設定していくか」が大変重要になってきます。
記述が多かったりと、思考力や理解力を試される科目であった場合、(2),(3)の期間をやや多めに設けたいですよね。
一方で、単純な暗記科目であったら(4)の比重をかなり重くする必要がありそうです。
このように、自分の性格とその科目との相性を見つつ、スケジュール設定を行うことが必要になってきます。
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それぞれの項目について☟
(1)については、先程述べた「まとめノート」を授業中に作ってしまうことで、テスト期間に復習を行う手間がかなり省けますよね。
(2)について、自分で図を作って概要をつかんだり、関連性を見極めて分類したりとなかなか難しい部分かもしれません。
そんな時は、先輩のまとめを積極的に貰ったり、参考書のまとめ方を引用したりと、お手本を探してみることが大切です。もちろん、重要部分のまとめ方の良し悪しを教授に聞くことができれば一番いいのですが、かなり難易度が高いかもしれませんよね💦
ですので、そういったこともぜひ医学生道場の先生に気軽に相談してみてくださいね。
(3)のインプットについては、何よりも「レジュメを侮ることなかれ」。
教授達は、自身が作ったレジュメを参考に、試験問題を作成してきます。厳しい先生の科目では、重箱の隅をつつくような問題もたくさん出てくるかもしれません。
大量に再試者が出るような科目でも振り落とされない為には、やはりレジュメの図や表はもちろん、隅にまで目を通すということが大事になってきます。
(4)のアウトプットは、この中で一番重要です!
医学の知識は膨大なので、インプットしただけではなかなか定着しにくいのが現実です。
ここでは、過去問などを使い一気に知識を定着させていきましょう!
そして、何よりも大切なのが「人と教え合う、知識の確認をし合う」ということです。まず、自身の知識の定着度を確認するのはもちろん、自分の覚えている内容の重要度を確かめることが必要になってきます。
頑張って時間を費やして覚えたとしても、医学的な観点からすると出題にはあまり向いていない内容であった場合、時間の掛け損ですよね。
現在は、コロナ禍で全てオンライン授業になってしまったり、学校に行く機会が減ってきたりと、なかなか友達とずっと話していられる環境が少ないと思います。
一人で思い悩んでしまう、不安だ…と感じた時には、医学生道場で一緒にスケジュール設定を行ったり、
ぜひ先生方との、知識のアップデートやブラッシュアップを図りに来てみてください🎶
こちらの方法は、定期試験対策にのみ使える方法です。
ほぼ裏ワザであり、「最低限の努力しかしたくないんだ!」といった方に向けて、オフレコでのご紹介です。
一つの科目と言っても、様々な教授、先生が担当されていることがほとんどだと思います。
そういった中で、レジュメが100枚超え!なんて授業もザラだったりしますよね。
そんな時は、自分のまとめノートを作成したうえで、教授や先生に「すべて重要なのは重々承知しているのですが、どこが一番押さえておいた方がいいですか…?」と質問をしに行くことが近道になってきます。
また、質問には生半可な知識では行けないな、と必然的に勉強することにも繋がってきます。
臨床でよく見られる疾患であったり、現在の医療で注目されている分野の内容が出題されやすいことはもちろんなので、そういった臨床に則した話題など、ぜひ医学生道場の先生に聞いてみてください✊
医学生道場の先生方の活用法は無限大です!!
この記事では本試験向けに勉強法をご紹介しました。
再試験の対策、攻略法も知りたい!という方はコチラも参考にしてみてください♪
成績上位を目指したい方向けの情報も多数掲載しています! ☞詳しくはコチラ
医学部1年生の勉強について紹介します。
1年生は、教養科目を主に勉強し、試験も教養科目がメインのため他学年に比べると勉強する範囲や勉強時間は少なくなることが多いです。
ただし、教養科目も1科目でも落とせば留年です。
1年生では「出席、提出物、時間管理、モチベーションの維持」などの自己管理が出来る人かどうかを判断したいというのが先生方の本心です。
ですので、気を抜かず勉強・自己管理を徹底し、医学部という特殊な環境での自分のペースを見つけてみましょう。
2年生、つまり基礎医学という本格的な医学の勉強が始まると、一気に勉強量が増えます。
そのため、試験前だけでなく日々の予習・復習が必要になってきます。
学ぶことが膨大で、躓いてしまう医学生は少なくありません。しかし、基礎医学をきちんと理解することによって、医学部高学年で学ぶ臨床医学の理解がしやすくなるので、避けては通れない道です。
本記事で先程紹介したような勉強法を実践し始めるのも、この学年からになります。
そんな基礎医学ですが、過去問を参考に出題箇所・先生の傾向を押さえることでかなり希望が見えてきます✨
過去問を使っての勉強は慣れないものだと思いますが、先輩の経験談やブログなどの情報を参考に、勉強に取り入れる練習をしていきましょう!
基礎医学の各科目の詳しい対策や、勉強方法についてはコチラをチェック!
3年生になると、臨床医学の勉強が始まります。
基礎医学では、解剖学、医化学などの重い科目がいくつかありましたが、臨床医学ではその重さが桁違いです。
臨床医学は、病院で内科・外科と区別されているような診療科について、一つ一つ勉強していく必要があるためです。消化器内科、整形外科、耳鼻咽喉科、産婦人科…など、その数なんと20科目以上!
覚えるべきことがさらに膨大になりますが、教科書の隅々まで勉強していくわけではありません。各科ごとに必ず押さえておくべき疾患を掘り下げていくという形で勉強していきます。
自分に合った教科書、参考書、勉強スタイルを探しながら、臨床医学の勉強とのつながりを意識して勉強を進めてみてると、近道になるかもしれません。
臨床医学の勉強については、「医学部3~4年生が、勉強で意識すると得になる知恵!」をチェック!
4年生も引き続き医学の勉強を進めていきます。
医学部4年生では、座学はほぼ終了し、臨床実習に出るための試験としてCBT、OSCEという筆記と実技の試験を受ける必要があります。
特にCBTは、今まで学んだ基礎医学と臨床医学全てが範囲となるため、綿密に計画を立てて勉強をする必要があります。
大学にもよりますが、プール問題の64%程度が最低の合格ラインです。
範囲が膨大であるということで、一見恐ろしそうなCBTですが、試験対策で意識すべきことは先ほどにも示したものと変わらず、「周りと同じペースで、同じ勉強をすること」です。
採点対象となるのはプール問題のみなので、見慣れなかったり難しすぎる問題は解けるようになる必要はありません。
しかし!このプール問題、30,000問以上(?)あり、年々増えていっているといわれています。
この膨大なプール問題からランダムに選ばれているため、安心はできません。
油断をしないでしっかりと対策していくことが合格への道となってきます。
☟ここで、CBTに向けて効率よく勉強していくコツを。
まずは臨床問題から解いて行くことをオススメします!臨床の知識はCBTの中でも配点の比重が大きく、また国家試験や卒業試験でも繰り返し問われる範囲だからです。
クエスチョンバンクを解く際も、臨床の範囲から優先的に解いていきましょう。特に、「vol.2 臨床前編」 「vol.3 臨床後編」はかなり重要度が高いです。
また、時間が限られている中で復習をする際も臨床を優先させて復習していくと良いでしょう。基礎医学や公衆衛生の範囲はやや後回しにし、短期集中で詰めていくようにすると、かなり良いペースのスケジュールになると思います。
不安がりすぎず、勉強法を確立させながらCBT対策をしていくことが大切です。
CBTチェックリスト をクリックし、自分の勉強法を再度確認してみましょう!
そしてなにより!皆さんの不安の種である、OSCE。
公的化され、かなり難易度が上がった…なんて話も耳にしますよね。
とは言っても、CBTのことで頭がいっぱいになり、OSCEはちょっと後回しで!と考える学生さんも多いかと思います。
OSCEは合格率は90%以上と、比較的高いとは言えますが、残りの10%の学生は不合格になってしまうということを考えると、準備は万全の方が安心です。
さらに、制限時間内に決まったことをやりぬかなくてはいけない緊張感は凄まじいものです。
緊張により失神しかけてしまった学生さんもいらっしゃるんだとか。
ですので、落ち着いて試験を突破するためには、OSCE直前は時間を確保し、何度も何度も練習する時間を作ることが合格のカギとなってきます🔑
とはいえ、OSCEの公的化については皆さん不安がいっぱいだと思います。
実際、医学生道場にも多数のお問い合わせや不安の声が届いております。
何か少しでも不安や悩みがありましたら、
「医学生の悩みはすべて解決する!」を目指している、私たち医学生道場にぜひご相談ください♪
公式LINEやお問い合わせフォームにて、お待ちしております✊
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
以上、試験勉強のスケジュール管理の方法や試験対策のコツ、さらには各学年の勉強の特色などをご紹介してきました。
大切なのは試験に向けたスケジュール設定を行うことと、効率的な勉強方法を実践することです。
これらがしっかりと実行されていれば、試験には必ず合格することが出来ます。
しかし!自分一人でスケジュールの立案・管理や、正しい勉強方法を進めていくことは難しいと感じることもあるかもしれません。
また、勉強を進める中で疑問点が出た際、自分で調べてもどうにも解消できず、いたずらに時間を過ごしてしまうこともあると思います。
そこで、完全マンツーマンの医学生専門予備校の医学生道場 が、その不安を解消します。
医学生道場は医学生に向けた個別指導を10年以上行ってきたという実績があり、その中で培ったノウハウで医学生の皆さんを試験合格に導きます。
定期試験やCBT・OSCE、卒業試験、国家試験、さらには復学を目指す方まで、医学の勉強で悩むすべての皆さんに寄り添った指導を行っています。
医学生道場は、現役の医師講師がマンツーマンの個別指導によって生徒一人ひとりに合った勉強スケジュールを立案、管理していきます。
また、単なる試験対策だけではなく、臨床の場を見据えた具体的な指導によってモチベーションの向上を図りつつ、試験合格を一緒に目指せること間違いナシです!
なにか少しでも気になることや不安がありましたら、公式LINEやお問い合わせフォームにてご気軽にご相談ください。
皆さんのお役に立てるよう、スタッフ一同全力を尽くしてまいります🔥